3月7日(日)21時放送の「モヤモヤさまぁ~ず2」は銀座周辺特集。
たまたま2月28日放送分を視聴していて、次回予告を観ることができました。そこでわずか数秒映った「喫茶アメリカン」の姿を、アメリカニストの私が見逃すはずがありません。
放送を機に「訪米」欲求が高まる方もきっといらっしゃるはずです。
そこで改めて、「アメリカンで快適に過ごしつつおいしいサンドイッチを堪能するためのポイント」をまとめておきます。
アメリカンに入ってはアメリカンに従え
2019年のクリスマス時期の店内写真を貼りましたが、現在もこんなかんじの店内です。
個性満点の喫茶アメリカンは、いくつかのポイントを押さえることで最大限まで楽しめます。
その詳細は下記のまとめ記事や、2020年2月にAmazonで発売した拙著(電子書籍)「喫茶アメリカンについて言いたいことやまやまです」をご参照いただくとして、この記事ではコンパクトに、
なにがなんでもこれは守ってくれ!
という最低限の「おさえどころ」をご紹介します。
「アメリカンの店内は狭い」ことを意識すべし
常に大人気のアメリカン。ランチタイムにもなると、イートイン、テイクアウトカウンターともにお店の前に行列ができあがります。
ちなみにイートインが左レーン、テイクアウトが右レーンです。
これほどまでに人気なのに、お店は広くありません。
このことを念頭においておくと、自然と「アメリカンしぐさ」ができるようになります。
御託を並べていても時間が無駄になるだけですので、単刀直入に「押さえたいポイント」を列記します。
1.「団体様」より「おひとり様」
4人がけの席が少ないためです。できれば2名までがおすすめです。「行列に並びながら待ち合わせ」は絶対NGなので、あらかじめ人員を集結させた状態でお越しください。
2.回転を止めるな!
喫茶店ではありますが、人気ラーメン店に行くような気持ちで臨みましょう。長居すると、外で待っているお客様がかわいそうです。パソコンを開くなど言語道断です。
3.道のために椅子をひけ
お店の中心の通路は「サンドイッチを運搬するライン川」とでも思ってください。せきとめてはなりません。
そのため、この通路沿いにある席を案内された場合は常に椅子をひき、通路の広さを確保してください。椅子の背にバッグの持ち手をひっかけるのも、やめましょう。
「喫茶アメリカンはサンドイッチ店」ということを意識すべし
「喫茶」ではあるものの、「アメリカンはこだわりのサンドイッチ専門店なのだ」という心構えで訪問したほうが、すてきな「アメリカンしぐさ」につながります。
4.「ドリンクのみ」「サンドイッチのみ」はNG
イートインの場合はドリンクとサンドイッチを1人につき1点ずつ注文するのがルールです。
サンドイッチは食べ切れない量が提供されますが、テイクアウトパックをもらえるのでご安心を。ちなみに飲み物も大容量です。
5.いろんなサンドイッチを味わおう
2~4名で訪問する場合、みんなで同じサンドイッチ(特にタマゴサンド)を頼んではもったいない。
1人前=2切れなので、シェアができます。ぜひそれぞれ違う具材のサンドイッチをご注文ください。
(みんなで同じサンドイッチを頼むと、そのように勧められます)
一生に一度は「アメリカン体験」を!
「現金のみ、平日のみ」というハードルもまた愛おしくなる、なんとも形容しがたい独自の魅力が思いきり詰まった最高のお店です。
下記の電子書籍では、5年以上通い続けたからこそ聞き出せた、店主さん(今年70歳!)への独占インタビューも収録しています。ここまでの人気店になるための紆余曲折もまた、パワフルですよ。
有休をとってでも、一生に一度は行っておいて損のないお店です!
この記事を含め、クチコミはあてになりません。百聞は一見にしかず、ぜひ「訪米」してその魅力をご自身で体感してください。
店舗情報
- 住所:東京都中央区銀座4丁目11
- 営業時間:朝7:45ごろ~10:30ごろ/昼11:45ごろ~14:00ごろ
※土日祝は休み、営業時間はパンの在庫状況次第で変動
※テイクアウトカウンターは通し営業
※取り置きや予約は不可です
▼訪問前のシミュレーション用にどうぞ!