私が、銀座が、日本が愛してやまない「伝説のサンドイッチ」のお店、「喫茶アメリカン」。
地下鉄・東銀座駅至近。歌舞伎座の脇にある喫茶店。
※お店の基本情報はこちらをご参照ください
"喫茶アメリカン" - 記事一覧 - 言いたいことやまやまです
なんと、8日(土)12時オンエアの「メレンゲの気持ち」で紹介されるらしい。
平日の明るい時間しか営業していないアメリカン。
その姿を家に居ながらにして拝める、貴重な機会である。
このことを伝えたい。多くの人に視聴してほしい。ブログを更新しなければ。
そんな熱い想いとは裏腹に、私は仕事に行き詰っていた。
どうもうまくいかない。情けない。
つくづく、自分が嫌になっていた。
こんなローテンションで、大好きなアメリカンのことを魅力的に書けるだろうか?
気持ちの切り替えができない自分に溜息が出てしまう。
■最近の訪問記録
とりあえず、10月末にアメリカンを訪問した際の記録写真を眺めることにした。
どんな記事を書くべきか、写真を見ているうちに思いつくかもしれない。
では、見てみよう。
まずは、同行してくれた先輩たち(アメリカン訪問2度目)が注文したビーフシチューセット。
トレー2つが横並びする様を目の当たりにできるとは、感激だ。
※こちらのキャンペーンが適用されるので、1,100円
先輩の「このお店は、いつも期待を上回るね」という感想は、アメリカンファンとして大変嬉しいものだった。
私はというと、最近すっかりハマってしまった「トーストセット」をオーダー。
お店は「伝説のサンドイッチ店」を目指しているのに、なんだか申し訳ない。
でもトーストセット、ウマイんだよなァ・・・・。
食パンにサラダ(ドレッシング抜きがおすすめ)をつけたり、ジャムをつけたり、表面張力まであと一息なコーンスープ(膜が張るとおいしさひとしお)に浸したり、はたまた、シンプルに何もつけずにいただいたり。
いろんな表情が楽しめるのが何よりの魅力だ。
サラダも、サンドイッチセットより大盛りなのがうれしい。
(挟む具がないのだから当たり前、と言ってしまえば、それまでだが)
タマゴサラダ、ポテトサラダ、マカロニサラダからなる「サラダ三重の塔」が提供されるのが常だが、在庫状況次第で構成員の入れ替えがある。
ツナサラダやチキンサラダが出てくると、オッ、という感じだ。
この日は・・・
チキンサラダとマカロニサラダだけだった。
おわんの底にたどり着くその瞬間まで、いつもならばもう1種類盛られているはずのサラダを探した、けれど、なかった。
まさか、アメリカンでタマゴサラダ&ポテトサラダにありつけない日が来ようとは・・・。
目の前にいる先輩たちのおわんには、盛られているのに・・・。
じわりと傷ついた。
だが同時に、学びを得た。
「絶対に 食えると思うな タマゴとポテト(字余り)」
これまで、タマゴサンドやポテトサンドを頼まずともタマゴサラダ&ポテトサラダの恩恵に浴すことができていたので、そのありがたさを忘れていたのだ。
失ってわかるありがたさ。なんてことだ。
もちろん、チキンサラダとマカロニサラダも好きなので問題ない。
ただ少し残念だった、それだけである。少しだ。
さて、気持ちを明るくするのにぴったりなのが、「店主さんのお手紙(という名の手書き貼り紙)」。
話題を移して元気を出そう。
この日の店主さんからのお手紙は、冒頭でご紹介した「メレンゲの気持ち」の告知一色だった。
※店内のお手紙
尾上松也氏がメレンゲのMCになることを、店主さんのお手紙で知った。
調べたところ、「メレンゲボーイ」という肩書で登場するらしい。
芸能人というのは辛い仕事である。メレンゲボーイか。
年内の最終営業日は12月30日。
これは朗報だ。
28日に年内営業が終了するサラリーマンの皆さま、ぜひともアメリカンへ。
しかし「予定」なので、ちょっと不安。
それより「チキンサンドがおいしい季節になりました。(りんご)」が気になって仕方ない、そんな方もおられよう。
アメリカンにおけるチキンサンドとは、
こういうものである。
メニュー上でも、
りんごの主張が強い。
実際に、シャキシャキで甘酸っぱいりんごスライスがサラダによく合うので、主張したくなる気持ちもとてもよくわかる。
風味も食感も、りんごがいい味を出してくれているのだ。
店主さんの秋のイチオシがチキンサンドだったとは、知らなかった。
大好きなアメリカンについての知識が増えるのは、うれしい。
・・・って、あれ?
私のところにだけ、「チキンサラダ(りんご)」・・・。
目の前の先輩たちのもとには、定番のサラダ三重の塔(タマゴサラダ・ポテトサラダ・マカロニサラダ)。
「偶然」の2文字で片づければそれまでだが、ここは妄想力を働かせたい。
私だったから、店主さんイチオシのチキンが選ばれたのだ、と。
よしよし、いい気分だ。ものは考えようだな。
続いて、外に掲出されていた店主さんのお手紙も撮影したので、見てみたい。
基本となる訴求ポイントは、店内のものと同じく「メレンゲで紹介されること」なのだが、この1枚だけで、本ブログのタイトルの通り「言いたいことやまやま」である。
ポイント1)「ぜひ見てください」
店内版では「ぜひとも見てください」という表現である。
雑誌やテレビで紹介されるお店には他にも伺ったことがあるが、そのことは「掲載されます」「放送されます」という「ご報告」程度のものが多くないだろうか。
しかしアメリカンは違う。
「見てください」。
このストレートな表現!
脊髄反射で「見なきゃ!」と思わされる勢いがある。
すぐさま録画予約をしたし、この写真を咄嗟に母に送ってしまった私がいる。
もはや今更の情報ではあるが、間に合う方は「ぜひ見てください」。
ポイント2)役若さん
歌舞伎用語だろうか?と思ったが、Google検索しても見つけられなかった。
推察するに「役者」と「若役」という言葉が一緒になってしまったのではないか?
勢いで書き、そのまま掲出・・・うーん、グッとくる。
世間一般ではこれを誤字と指差すかもしれないが、なんだか、そんな風にドライに片付けられない力強さを感じてしまう。
(※実際に存在する言葉であれば、私の知識不足です。申し訳ありません)
ポイント3)後半全般
何も言えない。パワフルすぎる。
でも「おねえちゃん」は健啖家としても有名なので、アメリカンの巨大サンドイッチを喜んでくれたに違いない。
彼女の朝ごはんは凄まじい量だと聞く。
ぜひ、朝のアメリカン「朝リカン」でお供させていただきたいものである。
※アメリカンで楽しめるモーニングについてはこちらをどうぞ
アメリカンで朝食を ― 伝説のサンドイッチ店が贈るモーニングセット - 言いたいことやまやまです
ポイント4)切り抜き優先
尾上松也くんがメレンゲのMCになったという切り抜き記事のせいで、店主さんのお手紙を最後まで読むことができない。
石ちゃんはどうだったのか。気になる。
自らのメッセージを隠すことになろうとも、メレンゲボーイのニュースを大きく紹介したい・・・そんな、親心のようなものがあったのだろうか。
■どうも元気になってきた
記録写真は以上である。
見返しているだけで、なんだか微笑ましい気持ちに・・・。
私はなんて情けないのだ、なんて思っていたことを、ちょっと忘れていた。
アメリカンのサンドイッチはおいしい。トーストもおいしい。
でもそれだけじゃない、言い知れぬ魅力があるのだ。
そんなことを考えていたら、ちょっとずつ元気が出てきたぞ。
このブログも、気付けばもう4,000字近く書いていた。
アメリカンはやっぱり、「伝説のサンドイッチ店」である。
ビーフシチューセットがお得に楽しめる「真央とじぃじの誕生日記念」キャンペーンも、いよいよ今月いっぱいで終了。
今月もお世話にならなくては。
※この場を借りて御礼申し上げます※
食べログ内の「アメリカン」クチコミページにて、私のブログをきっかけにモーニングセットを楽しんだくださったという、りんりんりりん様のレポートを拝読しました。
心からうれしかったです。いい言葉が見つかりませんが・・「感動」でした。
りんりんりりん様、本当にありがとうございます。
とても励みになりました。
※こちらの記事です。なんと、新聞で隠されていた店主さんのお手紙完全版もご覧いただけます
『尊敬する言いたいことやまやま様』by りんりんりりん : アメリカン[食べログ]
美食家には程遠く恐縮ですが、おいしいと思ったもの、好きだと思ったものを、これからも本ブログでご紹介していきたいと思います。
毎度この長文にお付き合いくださっている皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。