こんばんは、凡人の時間です
年末年始に仕事で猛烈に参ってしまったことを機に、月イチでカウンセリングを受けていました。ビリーフリセットカウンセリングというものです。
ビリーフとは「思い込み・信じ込み」のこと。
潜在意識のレベルでの思い込みによって自分自身に制限をかけ、自分を肯定することができなくなっているので、それを解放しましょうということです。
我輩のビリーフはこれだ!
毎回いろいろ話を聞いてもらうことでスッキリしていたのですが、やっと「これがビリーフというものなのかな」というものを掘り出せました。
それが……
「私が、私のことを”特別な存在”だと思っていることを、他人に知られてはいけない」
です!パンパカパーン。
このビリーフが引き金となって、私は下記のようなネガティブスパイラルを起こしがちです。
私は、自分のことを「他の人とはちょっと違う特別な人間」だと思っている
↓
私が自分のことを特別だと信じているのを、周囲に知られてはいけない
↓
だって実際は全然特別でなく、ごく普通の人間だから
↓
私は普通なのだということを受け入れて行動しなければ
↓
(でも奥底では自分を特別だと思っているから理想と現実のギャップにイライラして苦しむ)
すごくイタイ……/(^o^)\
しかしこの流れ、あまりに合点がいくのでびっくりしました。自分のなかで明文化できていなかったけれど、悩みの根源はこういうことだったのだなあ。
私はすごいはずなのに、すごくないという現実が襲ってくる
3月末に「凡人の星になる」というエッセイを電子書籍で出版したのは、この思考回路の上に成り立っている行動なのです。
「特別だと信じている」と「実際は特別ではない」をコラボレーションさせた結果が、「『凡人のくせに生意気だぞ』的なことを自らすすんでやってしまい、ネタにする」だったのです。
「本を出す」のは「凡人のくせに生意気だぞ行為」のひとつです。
発売に際して本当に本当に悩みましたからね!
「私のような何者でもない凡人が書いた本なんて、誰も求めていないし読んでくれるはずがない」とマリッジブルーのような状態に陥りました。
(結果的に複数の方にお読みいただき、レビューもいただき、大変に感謝しております。しかしそれでも「私のような凡人がなにかを発信したって、ニーズはない」という思い込みは拭いきれないのです。おお、これがビリーフの力)
今月イベントを主催することも、まさに「凡人のくせに生意気だぞ行為」。
書籍同様、それを自らすすんで行い、ネタにするという方針でやりきるのであれば、セミナーという形にして参加費をきっちりいただくことにしていたでしょう。
おそろしいことですが、「自分は特別」と感じているから、有料セミナーが成立して然るべしと心の根っこで思っているのですよ!
しかし現実は違うのです。私にはセミナーで話せるようなこと、伝えられること、教えられることなんて何もありません。凡人という現実が容赦なく突きつけられます。
今回、私の本性は「現実」に負けました。
まずセミナー形式はありえないと判断。凡人なのだから、高いところに立ってはならぬということです。
でもせめてちょっと、お小遣いが稼げたらいいなあなんて思いました。で、ちょろちょろとご意見をうかがってみたのですが、「払うに値しない」という天の声を受け取りました(直接誰かにこういうことを言われたのではなく、私が空気から勝手に読み取っただけ。おお、これがビリーフの力)。
なので収益ゼロでいくことにしました。
それで自分の中になにが起こっているかといいますと
「こんなはずではないのに!」
という苛立ちの嵐です。現実に負けつつも、現実を受け入れきれない。ビリーフとはなんと恐ろしいものなのでしょう!
親にそんな教育を受けたでもなし、一体どこで拾ってしまったんだ……
※すごいことを書いてしまいましたが、このイベントにおける報酬=コミュニティというふうに自分のなかで納得できているので、あくまでも「イベント告知前の葛藤」として笑ってくださいませ!
▼葛藤中に書いた記事
自己肯定感を高めるには…
自己肯定感を高めるためには、私がこのビリーフを携えていることを受け入れなければならないのだと悟りました。
「凡人の星になる」路線は我ながらよい作戦であったと感じています。
「『凡人のくせに生意気だぞ』的なことを自らすすんでやってしまい、ネタにする」
これをうまくやれるかどうかで、今後の自己肯定感や生きがいが変わってくるのではないかと睨んでおります。
明日目がさめたら蒼井優になっているといいナー
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