今月のつらい生理も終了しました。次の地獄がはじまるまで、ハピネスタイムを楽しみます!
さて本日はやっとたどり着いた「布ナプキン最高!」の世界をお話しします。
残念ながら健康とか精神とかオーラとかオーガニックとかロハスとかそういう側面からではなく、「超ズボラ人間がラクできる」という理由でのおすすめです。
紙ナプキンを買うのも、それを保管しておくのも、捨てるのも、面倒くさい! 布ナプキンによってそのあたりが解消されて便利だったのです。
清潔さとか身体にいいとか、そういう理由で布ナプキンを検討している方には合わない記事だと思います。私は地べたに落ちたものも平気で食べてしまう党員ですので、それを大前提に、以下どうぞ!
- 生理用品を「使い捨て」から「洗えるもの」にした
- 「汚物入れ」の屈辱
- 布ナプキン最大のハードル「汚れたやつどうすんの?」
- 布ナプキンの洗い方は超簡単!ラクチン!100均ですべて揃えたぞ!
- 紙ナプキンを買わなくていい、保管しなくていい、捨てなくていい幸せ
- 布ナプキンを初めて使うなら、ステイホームな今がチャンス!
生理用品を「使い捨て」から「洗えるもの」にした
長らく「タンポン+紙ナプキン」で過ごしていましたが、2020年に「月経カップ」に出会い、その便利さに感動しました。
▼こちらの記事でレポートしています!
以来「月経カップ+紙ナプキン」時代を経て、先月からナプキンを布製に変更しようと試みています。
今月やっと「月経カップ+布ナプキン」で快適に過ごす「型」が定まったので、閉経までこれでやっていきたいと(いまのところ)考えているところです!
「汚物入れ」の屈辱
そもそもなぜ使い捨てから「洗って何度も使えるもの」に変更したかといえば、己の身から出た「汚物」と対峙するのがあまりにも苦痛だったからです。
ところが月経カップを使うようになって「経血は汚物ではない」ことを体感しました。
カップがキャッチしているそれは「血」です。指を切ったときに流れ出た血を「汚物」とは思わないでしょう。
股から出ようと指から出ようと、どちらも同じ「血」じゃないか! と初めて気づきました(粘度の違いは横に置いといてください)。
そんな血が「汚物」になってしまうのは、紙ナプキン等にくるんでサニタリーボックスに入れ、可燃ごみの日まで放置してしまうせいです。酸化し、雑菌が繁殖し、汚物化します。
もちろん息をせずにサニタリー袋をとじて廃棄しますが、それでもなんとも言えない残り香を感じてしまったり、うっかり息をしてしまったり……。その瞬間の絶望は、すべての女性に通じることと思います。
「おお、汚物よ!」……それ以外の言葉が出ません。これを「可燃ごみの日の屈辱」と呼びましょう。
しかしこの流れを振り返れば、処理方法を「くるんで捨てる」から「洗い流す」に変えるだけで「汚物」とはおサラバできそうなもの。
それで、布ナプキンの導入に踏み切ったのでした。
布ナプキン最大のハードル「汚れたやつどうすんの?」
多くの女性が経血で衣類や便座カバーを汚してしまった経験を持っていると思います
すぐに洗えばなんとかなっても、それなりの時間をおいてしまうと、洗濯してもなかなか汚れが落ちずに苦労するものです。
(私は非常に面倒くさがりなので、本当によほどのことがないと、つけ置き洗いや手洗いはしない)
いくら人に見せないものとはいえ、いくら洗ったとはいえ、血のシミが色濃く残った布ナプキンを毎月使うのはけっこう萎えます。
かといって、月経中に夜な夜な一生懸命手洗いするのも面倒くさい。
「布ナプキン 洗い方 簡単」などで解説動画はあまた出てくるのですが、押し洗いしましょうなどの行程を見ると「”簡単” と ”ラクチン” は似て非なる言葉なのだ」と思わざるを得ないのでした。
布ナプキンの洗い方は超簡単!ラクチン!100均ですべて揃えたぞ!
布ナプキン使用初月は、風呂場で手洗いしてみました。
ちなみに大前提として、月経カップを使っていることもあり、布ナプキンが真っ赤に染まる事態にはなっていません。ちょいと汚れたな、くらいで済んでいます。
しかしそれでも、手洗いはかったるい。そして通常の洗剤だと、あんまり血が落ちない。
そこで渋々導入したのが、布ナプキン購入時にオマケでついてきた「粉末アルカリ性洗剤」です。ぬるま湯に溶いてつけ置きしておくとよいとのこと。
つけ置きするにも家族がいると場所に困ってしまいますので、ダイソーで「蓋付きの小さいゴミ箱」を買ってきました。
これにアルカリ性洗剤のぬるま湯をつくり、布ナプキンをひと晩放置。
私ががんばったことといえばダイソーに行ったことくらいですが、単純手洗い時よりも格段にきれいになりました。ざっとすすいで(このときは息をしないようにした)、洗濯ネットに入れて他の衣類と一緒に洗濯機へGO!
真っ白ぴかぴかとは言わないまでも、再利用が憂鬱にならないくらいの仕上がりで大満足です。
おまけの粉末アルカリ性洗剤は先月使い切ってしまったので、今月新たにダイソーグッズを導入してみました。
「血液・おりもの汚れ専用」という心強い言葉が添えられた液体ランジェリー洗剤です。
血で汚れた布ナプキンをざっと水で流し、適当にこのランジェリー洗剤をぶっかけ、前述の白い小箱に入れてひと晩放置。ひたひたの水に浸してはいません。
これだけで、十分効果がありました。
仕上げに洗濯ネットに入れて洗濯機行きです。潔癖症の方は難しいかもしれませんが、ズボラで適当な私は、行程の少なさや仕上がりに大満足しております。
紙ナプキンを買わなくていい、保管しなくていい、捨てなくていい幸せ
ポイと捨てるよりはどうしても手間がかかりますが、
- ざっと流して
- ランジェリー洗剤をかけて
- ひと晩放置して
- 洗濯機
であれば、かなり楽ではありませんか?
正しいお手入れ方法ではなさそうですが、使っている本人が満足しているのでなにも問題ないと判断しています。
高級な専用洗剤を使わずとも、ダイソーで手軽に買えるもので十分です。ちなみにセスキでもよい様子(要はアルカリ性ならよい)。
紙ナプキンには長年にわたり世話になりましたが、いくらAmazon等で手軽に買えるとはいえ、買う手間も、かさばるアイツらを保管しておくスペースも、そしてもちろん捨てるときの屈辱も、布ナプキンの手軽さと比較すると魅力に欠けます。
外出時の交換方法は要検討ですが、ビニール袋とジップロックを重ねておけば大丈夫ではないかなと。これもけっこうな屈辱ではありますが……。
いや、でも、2日くらい放置されたサニタリーボックスとは「汚物度」が比較にならないはずです!
「紙ナプキンを買わなくていい」と見出しに書いてしまいましたが、「ポイと捨てるラクチンさ」はとんでもないメリットなので、いざというときのために手元には残してあります。布に軸足をおきつつ、紙にも世話になりながら生きていきます。
布ナプキンを初めて使うなら、ステイホームな今がチャンス!
紙ナプキンにうんざりされている方がいらっしゃいましたら、布ナプキン、リモートワークが続くいまのうちに試してみてはいかがでしょう。
トラブルが起こったとしても、自宅であれば対処しやすいので!
私が購入したのは下記商品です。おりもの用から夜用まで幅広くパッケージされているので便利でした。