言いたいことやまやまです

自意識過剰なアラサーOLの言いたくても言えないこといろいろ(食ネタ多めで)。

Authur:やまま (id:yamama48)
1985年生まれの銀座OLです。揚げ物・おから・喫茶アメリカンが好きです。ぐるなびさんの「みんなのごはん」でたまに記事書かせていただいています。 食に限らず体験レポート系記事作成のお問い合わせは下記アドレス宛にお願いいたします。

「みんなのごはん」で大好きな浅草の喫茶店「オンリー」の記事を書きました

先週はある記事を書くための取材や文章作成もろもろで、ブログ更新ができずでした。私はかなり時間を持て余しているタイプの副業ブロガー・ライターだと思いますが、それでも、ブログ更新やライティングに充てられる時間は1日2時間程度が精いっぱい。あとは睡眠時間を削るしかありません。子育てしながら仕事しながら副業でライターも……という方は、尊敬を通り越して同じ生き物だとは思えません。 

最近書いた記事のこと(浅草・かっぱ橋商店街 「喫茶オンリー」)

r.gnavi.co.jp

今月アタマ、ぐるなびさんの「みんなのごはん」で「あの「ペリカンのパン」を“魔性の味”のコーヒーと味わうなら、1952年創業・西浅草の老舗喫茶「オンリー」へ」という記事を書きました。

詳細は記事をご覧いただけると大変幸いですが、オンリーさんは浅草とかっぱ橋をつなぐ通りにある老舗喫茶店。

▲この地図の、「現在地」を目指せば着きます

「こだわりの”魔性の味”のコーヒーと、かの”ペリカン”のトーストが楽しめるお店」としてご紹介しました。世のブームは食パン、ペリカンのほうに比重が傾いているのでしょうが、私にとっての重要度は、この記事ばかりは オンリーのコーヒー > ペリカンのパン でした。

ペリカンさんは『74才のペリカンはパンを売る』というドキュメンタリー映画も上映されているし、4代目社長の本『パンのペリカンのはなし』も出版され、メディア露出はかなりのもの。ペリカンさんの情報はそちらに委ねればいいと思ったんです。私よりペリカンファンの方はたくさんいらっしゃいますし(私の浅草住まい歴なんて、たかだか1年です)。

「オンリー」への愛なら、それなりに負けない自信がありました。

浅草に引っ越してきてすぐ、気になって仕方がなくなったお店。「魔性の味」を自ら名乗る看板、店先の手書き看板と店内の独特なムード、そしてなにより旨いコーヒーとパン。すべてが私の期待を裏切らず、すっかり虜になって今に至ります。

でも、いちばん好きなのはマスターの仕事観かもしれない。私にとっての「マスターの名言」は記事内にもしっかり書かせていただきました。

ドラマやドキュメンタリー番組で見る「仕事に全身全霊を懸ける方の姿」というのは本当に恰好いいと思うのですが、スーパーマンすぎて、観ていると消えたくなるんです。私がこの世にいてすみませんという気持ちになる。言いすぎ、考えすぎ、誇張しすぎと思われるでしょうが、録りためてある「プロフェッショナル」「情熱大陸」はよほど元気があるときじゃないと観られません。観ながら泣きますからね。感動じゃなくて絶望で。自分がカスすぎて申し訳なくて。これが自意識過剰女の神髄です。

その点、オンリーのマスターの働き方には元気をもらえるのです。

「仕事はちゃんとやる、でも嫌い」
「おいしいですよなんて絶対言わない。でも、まずくはない自信がある」
「二度と来るもんかとは思わないでほしいけれど、また来たいと思ってもらえなくてもいい」

研究のためにコーヒーを飲み歩くけれど、別にコーヒーがお好きなわけではないのです。すごく愛妻家で、奥さんが大好きな相撲やコンサート、プロレスなど、いろんなところに連れていかないといけないから……とコーヒーを淹れている。

「好き」と「仕事」をスパッと切り分けたスタイルが本当に格好良くて、マスターの言葉を聞くために通っているようなところがあります。「グループ内だと●●ちゃんと仲がいいんデス」と言いながら2ショットインスタをアップするアイドルに通じるクールさがある(絶対仲良くないと思う)。

「好きなことで、生きていく」のは大変結構。でも、「好きじゃないことで、食っていく」のもすごいことです。卑下しちゃだめなんだ。

▲カップもお冷グラスも販売しちゃう

先日、取材させていただいたお礼も兼ねて訪問しましたら、「記事が出てからお客さんが増えたんだ、ありがとう」と何度もお礼されてびっくり。「某有名雑誌に掲載されたときよりも反応が大きい」とのことで、いやー、やりました。画面を見せながら「これが食べたいんです」とオーダーされた方もいらしたとのことで、ほんと、びっくりです。「みんなのごはん」のメディアパワーにたまげるばかりです(ネームバリューのない身で申し訳ないですが、編集部さんこれからもよろしくお願い申し上げます…)。

ぐるなびさんで書かせていただいておきながら恐縮ですが、私は全然グルメではなく、世の中の9割5分くらいのものは「うまい」と判断するくらい雑な味覚しか持ち合わせていません。オンリーさんのコーヒーも大好きなのですが、うまく感想が書ける自信がなかった。

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▲取材時のメモ

味に対する語彙力もないので、「苦いけれど苦くない、酸っぱいけれど酸っぱくない」といった、かなり曖昧な表現を使ったのですが、常連さんが記事を読んでくださったようで「ほんとそう、そのとおり」と感想を言ってくださったんですって。たまには自分の舌を褒めようと思いました(笑)

(先日たまたま40万円以上するという日本酒(十四代)をひと舐めさせてもらったのに、「うまいっすね」しか言えなかったんですけどね……)

取材の仕方に自信がなかったので、この”褒め”の流れで正直者なマスターに意見を尋ねたら「問題ないよ」と言ってもらえて安心しました。

記事を書く時間や予算に余裕がある「趣味ライター」だからできることなのですが、私自身が仕事中に電話を受けるのが嫌いなので(会社員としてどうかと思いますが)、取材に際し、とにかくお客さんとしてお店に行くようにしているのです。

取材のお願いも、原稿チェックも、全部お店に伺って、直接会話してお願いするようにしています。生意気な考えかもしれませんが、お客さんとしてお代をお支払いすることは私にとっての「お店の方へのお礼」の表現のひとつでもあります。

本職で私はとても理解のある上司に恵まれており、代休・有休がきちんととれるのです。平日しか営業していないお店に取材に伺うことも多々ありますが、それは会社(というか上司)の理解のもとで成り立っています。感謝。

でもこの方法でよいのかどうかがわからなかった。電話でアポを取ってからの方がいいんだろうなとか、不作法なんじゃないかとか、不安ばっかりです。とりあえず、オンリーさんにはOKをもらえたのでちょっと不安が軽減しました。

ところでオンリーさんの店頭にはかなり年季の入ったホットケーキの食品サンプルが飾られていますが、食べもののおすすめは俄然、トーストです。