言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

「銀座 うち山」5,000円ランチの鯛茶漬けで心が満たされすぎた

f:id:yamama48:20190814112631j:plain

こんばんは、銀座うち山の時間です。

ミシュランで星をとったことでも有名な、絶品鯛茶漬けがいただける「銀座 うち山」のランチコースをいただいてきました。

 

あふれる「銀座感」(※個人見解)

f:id:yamama48:20190814112706j:plain

お店は銀座と京橋の間、ビルの地下一階に入居しています。入り口はこのように、自己主張が極めて薄い。「俺はここにいるんだぜ」と大声を出さずとも、人が集まるお店なのです。この時点で「私の想像上の銀座ポイント」1点。

f:id:yamama48:20190814112716j:plain

かつては1500円ほどのリーズナブルランチも用意されていたそうですが、現在はコースのみ。扉には「完全予約制」の張り紙が掲出されていました。ここでまた銀座ポイント1点。

f:id:yamama48:20190814112609j:plain

地下フロアにあるうち山さんは、2部屋のお座敷と11席からなるカウンターがメインのこじんまりとしたお店。輝く白きのカウンターの美しいこと!お盆とお箸、手ぬぐいがひとり分ずつお行儀よく並んでいました。

お盆の色合いと箸置きの出目金が上品でいて、とてもかわいい。お店の名が記された手ぬぐいはテーブルナプキン代わりに使います。ナプキンじゃなくてオリジナル手ぬぐい!銀座ポイント1点!

f:id:yamama48:20190814112657j:plain

目に入らぬかァァ!

もうここまでくると、少女ポリアンナの「よかった探し」のごとく「銀座ポイント探し」が止まりません。湯呑みがすてきだから1ポイント!つまようじが竹製だから1ポイント!ここは、銀座だあああ……

f:id:yamama48:20190814112654j:plain
f:id:yamama48:20190814112723j:plain

「お昼に5000円」高くない

小さな「銀座ポイント」を見つけてはテンションが上がるほどの庶民ですから、夜にくれば1万円は超える一流料理店といえども、5000円の昼食にはためらいがあります。こんなに贅沢をしていいんだろうか、と。

しかし贅沢をするならちゃんと楽しもうということで、お料理の前のプロローグとして、1800円もするクラフトビールをオーダーしてしまいました。

f:id:yamama48:20190814111919j:plain

一般販売はされておらず、一流レストランでしかいただくことができないというROCOCO Tokyo WHITE。あっさりしていて、最初の1杯にぴったりでした。

f:id:yamama48:20190814112702j:plain

名物の焼きごま豆腐で、うち山劇場開演です。

f:id:yamama48:20190814112615j:plain

ごまの風味と、「カリッ」と「シナッ」が合わさった焼き餅を思わせる表面の香ばしさが相まって、たまらぬおいしさ。わさびと醤油でいただくとまた表情が変わっておもしろい。

f:id:yamama48:20190814112639j:plain

涼やかな2品目はなんと白和え。シャインマスカット、いちじくが添えられていて、白和えの下にはおかひじきが顔を出します。

f:id:yamama48:20190814112726j:plain

お皿にさりげなく敷かれている葉っぱにもいちいち感動。バランじゃないよ!本物の葉っぱだよ!(銀座ポイント)

f:id:yamama48:20190814112625j:plain

お刺身のタイミングで日本酒を頼まれている方もいらっしゃり、はじめにビールをいただくのもいいけれど、中盤で少し日本酒をいただくのもいいなあと思いました。次回はそうしよう。

期間を失念してしまいましたが熟成させたお刺身とのことで、やわらかくとろけるようでした。手元のメモには「顎関節症にもやさしい」と書かれていたので、本当にとろけるようだったのでしょう。

f:id:yamama48:20190814112720j:plain

とろけるつながりで「トロなす」のお椀。もちろんあたたかいのですが、なんとも涼やかな金魚のお椀についニッコリ。

その場で削られた鰹節の香りが鼻孔をくすぐります。上品に過ごしたいのに、ごくりと飲み込んだ後「……あ゛ぁぁ…」とため息まじりの声が出てしまう。

f:id:yamama48:20190814112628j:plain

新潟県の妻有(つまり)ポーク。抗生物質を一切使わずに育てられた豚だそうです。わかったようなことを書きますが、脂がなめらかという印象。モッタリしません。

添えられた黄色いソースはマスタードではなく黄身酢です。恥ずかしながら初めていただきました。ほのかな酸味と甘み、卵黄の旨みも相まって大変おいしかったです。黄身酢だけスプーンで飲みたいという新たな夢ができました。一生叶わないな。

そんな黄身酢と妻有ポークの相性はもちろんX-GUN(ばつぐん)!

f:id:yamama48:20190814112033j:plain

鱧は目の前で板前さんがおろしたものを、すぐにいただきます。無駄のない鮮やかな動作に見入ってしまいました。ザクザクゴリゴリという音にもびっくり。

やさしいお出汁とふんわり鱧、とろとろ冬瓜にホッとしたところで、ついにクライマックスへ……

f:id:yamama48:20190814112729j:plain

うち山さんの代名詞とも言える「鯛茶漬け」!

ゴマやナッツで作られた特製のタレの甘さと旨さ、わさびが少し加わるとまた少し印象が変わります。

f:id:yamama48:20190814112709j:plain

そして土鍋でじっくりと炊き上げられた白米……なんておいしいんでしょう!糖質制限(既に終了済)を始めて以来、ごはんに対する抵抗感を拭えずにいましたが、この日ばかりはおいしさのあまりおかわりを重ねてしまいました。

パラッとしていて、でもふっくらしていて、甘くて……。

特製ダレを絡めた鯛のお刺身をバウンドさせてからいただくのもまた、よし。おかずにいただいたジャコなどと一緒にいただくのもよし。

f:id:yamama48:20190814112636j:plain

「おこげ」もばっちり!ここにお茶を注ぎ、鯛茶漬けにしていただくのは至福の時間です。

f:id:yamama48:20190814111858j:plain

興奮のあまり撮影を失念してしまいましたが、最後はシャーベットとムース(ババロア?)をデザートにいただきました。最後には抹茶まで!最後の最後までおいしく、幸せな時間でした。

こんな素敵な時間が5,000円。当初ためらっていた自分が恥ずかしくなるほど。たっぷり堪能しました。本当にごちそうさまでした!

若く輝く力に元気をもらう

夜にお邪魔したことがないので推測ではありますが、お昼は若手の板前さん、見習いさんを積極的にフロントで起用している様子が伺えました。

男性も女性も若さに溢れていて、あたまのてっぺんから指先まで「一生懸命」という力がみなぎっていて、とても愛おしい。

身の回りにいた男の子たちを思い出す限りにおいては、多くの場合、「男子」というのは気が利かないもの。でもみなさんが懸命に心配りをされている様子が伝わってきて、おばさんは泣きそうになりました。気持ちが悪いことを書いているのは百も承知です。

進化しかないのだろうな。あの場で過ごしているだけで、彼らは着実に成長しているのでしょう。ジャニーズJr.を追いかけるマダムの気持ちが少しわかってしまいました。「彼らの成長を見届けたいから、また来たい」と思っている自分がいる……。

絶対にまた伺います

f:id:yamama48:20190814112005j:plain

実はこの日のランチコース、結婚祝いのプレゼントとして主人の同僚がプレゼントしてくれたものでした。すばらしい体験をさせてくれてありがとうございました。私もこういうプレゼントができるようになりたい。

お店でも素敵なカードを用意してくださっていて、思い出になりました。

数ヶ月に1度くらいのペースで、通いたいなあ……

 

▼銀座うち山 公式サイト
http://www.ginza-uchiyama.co.jp/

 

▼関連情報(一流のお店はやっぱりすごいよねシリーズ)

www.yamama48.com