こんばんは、新橋ベーカリーの時間です。
銀座アメリカンのふわふわもちもち食パンを製造している新橋ベーカリーさん。赤羽橋駅前の三田店にやってきました(芝に新堀店がありますが、そちらは未訪問)。
目当てはパンヴァイキングです。
ほっこりアットホームなパン屋さん


メインの料理+150円でパンヴァイキングが楽しめます。
メニューの種類はかなり多く、上記写真で約半分~3分の2くらいです。ラミネート加工されたメニュー全体から漂うマイクロソフト感がとても好きです。
さらに110円を足すとコーヒーか紅茶もセットにすることができます。ちなみにカフェインレスコーヒーも用意されているのですが、そちらは単品販売のみでした。残念。
新橋にあるわけではない新橋ベーカリーさん。そうはいっても赤羽橋です。都心です。しかし上記メニューでお察しいただけたとおり、洗練度がとてもちょうどいいのです。都会オーラを押し付けてきません。
「昔ながらの」と書いておけばサマになるような超老舗感もなく、パン屋ではなく「ブーランジェリー」と名乗るようなおしゃれ感を押し出すこともなく、庶民にとって居心地のいい、普段づかいのパン屋さんです。
そのイメージを保った状態で、パン食べ放題コーナーの様子をご覧ください。
カットされたパンがみっちりと詰められたカゴ。その上にはめいっぱいのサランラップ。
現場のリアルとはこういうことです。クロスで覆ったらちょっと格好いいのでしょうけれど、それだと何が盛られているのかわからない。ラップは最適解です。
しかもラックの最下段にはスポーツ新聞と週刊誌。たまりません。
OggiとかSTORYではなく、BRUTUSでもPenでもなく!
日経にトーチュウ、文春も新潮も押さえているのがすごい。女性セブンと横浜ウォーカーのスパイスも効いています。東京ウォーカーではなく、横浜です。
お店の皆さんもフレンドリーで、しゃかりきじゃないのが大変心地よいです。
マニュアル内で動く初々しさや、お客様のファーストネームをカップ側面にマジックで書くようなオプションサービスはないので、そのあたりは他のお店にて補給してください。
680円で大満足!
私が選んだメイン料理はサーモンアボカドサラダ(ハーフサイズ)。もりもりとパンを堪能しました。
惣菜パンに甘いパンにサンドイッチ、幅広く用意されています。
全種類制覇を目指して少しずついただいていきましたが、とても食べきれず。ランチタイム開始時点で伺ったので、種類豊富でした。デニッシュ系のパンとメロンパンを除き、全体的にパンがしっとりしていたように思います。サンドイッチパンは特においしかったです。さすが、喫茶アメリカンの食パンを製造しているパン屋さんだ!
……と書きたいところですが、アメリカンの食パンは特注品なので新橋ベーカリーさんに言っても賞味・購入することはできません。
こうしていろいろいただくなかで、ハッとさせられたのはクリーム系のパン。
基本のクリームパンやコロネをはじめ、カスタードクリームを使用したパンの種類が多かったのが印象的でした。そして、どれもうまい。
たしかサンライズみたいな名前のクリームパンがあったはずです。大変おいしかったので購入して帰りました。
それと、ちくわパン。
ちくわのなかにツナが詰まっていて、最高においしい。ちくわパンを生んだ札幌のパン屋さん「どんぐり」に倣ったスタイルです。本家のちくわパンも気になります。
5年前の記事と比較すると…
新橋ベーカリーさんのパンヴァイキングは2度目の体験。
2014年、ブログを始めた年に暑苦しいレビュー記事を書いておりました。この記事をほぼ書ききったいま、改めて読み返したのですがひどいものです。熱量だけがほとばしっています。そして視点がいまとほとんど変わらない……(メニューデザインとラップと週刊誌のくだり)。
さすがに5年前よりも食が細ったということと、サンドイッチパンのおいしさに気付けるようになったことが、前回との違いでした。
(5年前はアメリカンが衝撃すぎてしまって、新橋ベーカリーさんの「安心と信頼のサンドイッチ」ではパンチ力不足だと感じてしまったようです)
お店情報
- 店名:新橋ベーカリー 三田店(新橋ベーカリー プラスカフェ)
- 住所:東京都港区三田1-3-28
- 電話番号:03-3454-5343
- 営業時間:[月~金]7:30~19:00 [土] 8:00~17:00 (※日曜定休)
- 公式サイト:https://www.s-bakery.co.jp/
モーニングの時間にお邪魔した際の様子を、下記記事にてご紹介しています。