言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

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ウェンディーズのナゲット、チキンマックナゲットには遠く及ばない

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こんばんは、ファーストキッチン・ウェンディーズの時間です。

いなくなってわかる大切さと、時間の残酷さ

旧ウェンディーズは大好きで、原宿に行くとよくウェンディーズで小休止したものです。ポテトに黄色いチーズをつけて食べるのがたまらなかった。しかし彼女は2009年に日本を去ってしまったのです。逃した魚は大きく、振られた女は愛おしい。大ファンでもなかったくせに、なくなったとなると喪失感で呆然とさせられたものです。

「……ハハッ、あいつ、空気みたいな存在だったんだな……側にいたときには居て当たり前だったんだ……いなくなるとこんなにも苦しくなるなんて……」

彼女は2015年に再び日本に戻ってきますが、そのころにはこちらにも想い人ができていて、ミス・ウェンディのことなんてどうでもよくなっていました。

それよりサークルKサンクスがなくなることのほうが事件です。シェリエドルチェと焼鳥はどうなるんだ!大騒ぎ。ウェンディはファーストキッチンとかいう良い人そうな男ができたようだからそれでいいじゃないか!達者でやれよ!……すっかり他人事になっていました。

再上陸後の初訪問

日本再上陸から早4年の2019年3月、たまたまファーストキッチン・ウェンディーズに入店することになりました。正式名称がファーストキッチン・ウェンディーズです。慶応大学キャンパスで「早慶戦」と口を滑らせると「否!慶早戦である!」と慶早戦警察に追われるように、ウェンディーズ・ファーストキッチンなどと発言してしまうとウェンディ嬢から殴られてしまうのかもしれません。「私はミスター・ファーストキッチンと幸せな家庭を築くことにしたの!3歩うしろを歩くことにしたの!勘違いしないで!」そう言ってプンスカする元おてんば少女といったところでしょうか。

黒を基調とした洒落た店内でした。大多数の席に電源が用意されていて、作業場として濫用されてしまいそうです。例に漏れず私もPCを使いたくて入店したのでした。ゆえにハンバーガーを食べたいという気分ではなく、チキンナゲットをお願いしました。

ところで私はチキンマックナゲットが非常に好きです。マクドナルドのなかで1番おいしいものだと思っています(2位 モーニングのパンケーキ 3位 グリドル 4位 エッグマックマフィン 殿堂入り ベーコンポテトパイ)。カリッとした皮、肉っぽくないのにジューシーさのある不思議なチキン、独特の香り。バーベキューソースは持ち帰って温野菜につけるとおいしいです。それがなんと200円!クーポンで100円のときなんて小躍りします。

そんな天下のチキンマックナゲットに対し、ウェンディーズのそれは5つで300円でした。100円も高い。その差はなんなのかが非常に気になりました。ソースはバーベキューかハニーマスタードが選べるとのことで、マクドナルドを意識しすぎではないでしょうか。ここはバーベキューにしてみます。

マクドナルドより100円高いナゲット

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提供されたのがこちらです。思っていたよりコンパクトでした。4ピースに見えますが、底のところに1ピース入っています。そのフォーメーションも、なんだかあまりいただけない。絶対に早合点して「おい!1ピース足りねえじぇねえか!」とレジの子に詰め寄るおっさんがいるにちがいない。底に1ピースあることに気づいた瞬間のおっさんの気持ちを想像すると、とても切なくなります。

こうして見ると、パッケージデザインというのはとても大切なのだなあと思わされます。なにせチキンマックナゲットはボックスに入っています。それだけでちょっと立派に見える。200円のくせに!

パッケージデザインの差、極めつけはバーベキューソースでした。

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ファーストキッチンすぎる。

ファーストキッチンもずいぶんご無沙汰していましたが、一瞬にして「そうだ、こういう感じのお店だった」と記憶が戻ってきました。

非常に日本的なデザインのソース。お弁当を広げている気分になります。お弁当用のブルドックソースはこんなかんじでした、確か。

そしてかの「新宿の目」を思わせるソース入れ。新宿にお越しの際はぜひ西口地下通路を訪れてみてください。このソース入れみたいなオブジェ(壁画?)があるのです。

このソースのおかげで「ファーストキッチンがいかなるものだったか」という記憶を取り戻した私は、

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ソースを乱獲してきました。

ファーストキッチンといえばソース・バーです。左からアボカドマヨネーズ、明太子マヨネーズ、件のバーベキューソース、チーズソース、ガーリックマヨネーズです。ほか、ケチャップ&マスタードもあり。

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いただいてみます。

(ナゲットを食べるときは紙ナフキンでつまむようにしています)

 

……とても、ナゲットでした。

おそらくこれが正しいナゲットなのだと思います。チキンマックナゲットは、ナゲットではなく「チキンマックナゲット」なのだ。そんなことを思わされました。かたやこちらは若干のもそもそ食感があり、そのことによって「そうだ、これは鶏肉なのだ」と気づかせてくれる。チキンマックナゲットの肉とはいったい何なのか……

でも、チキンマックナゲットのほうが圧倒的に好きでした。もう私は奴に毒されているんだ、引き返せない。我が生涯に1ピースも悔いなし。ナゲットだけに。

さて、ファーストキッチン・ウェンディーズのナゲットは、いろいろなソースと楽しめるのも魅力です。むしろそれしか楽しみどころを見つけられませんでした。それがマックナゲットより100円高い理由なのでしょうか?マクドナルドという圧倒的規模・パワーにひれ伏すしかないのでしょうか?がんばれウェンディ。

いやなかんじで書いてしまいましたけれど、アボカドソースのおいしさには目を見張りました!持ち帰って茹でブロッコリーにかけたい。アボカドなのにサウザンドアイランドのようなスパイスの香りがあるのです。メキシコからの風を感じました。

いろいろ書きましたが、全体の感想としては「ウェンディはすっかりファーストキッチンの女になってしまった」です。

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