先週末実家に帰っており、久々に土曜の午後にテレビを観ていた。自宅にいると、テレビなんて滅多につけないもんなあ。録画しておいた番組を確認するためのモニターでしかなくなっている。
それはさておき実家での話。競馬番組に飽きたところで番組表を確認してみれば、テレビ東京で他局とは趣の異なる番組を放送中だった。その名も「夢、叶えるために…」。
番組概要には「様々な業界で活躍する人々。しかし、いきいきと働くその姿とは裏腹に人それぞれの波乱な人生が…。」とあり、興味津々である。こういう番組を視聴して、己の怠惰な生活に鞭打たねばならんのだ。
目次
「夢、叶えるために…」とある和菓子屋さんのお話
私が視聴しはじめたのは終盤に近づいていたタイミングだった。
熊本・阿蘇の和菓子屋さんの話だったのだが、先代のお父様が突然体調を崩されてしまい、現在の店主さんが継いだというような前提のもと、話は進んでいた。
「本当に突然のことだったので跡を継ぐ準備などできておらず、あんこづくりに苦労して……」といった様子が映し出される。その道では有名だという職人さん(地元のお店なのか、私は存じ上げず)がパッと映り、「あのころは素人同然だった」などと述べている。たまたまこの職人さんがお店を訪れたことがご縁で、店主さんは師事することになり、その後ご夫婦二人三脚でなんとか店の味を立て直したそうなのだ。そうまでして、お父さんのお店を守りたかったなんて……。自分の生活のだらしなさが恥ずかしくなってくる。
そんなタイミングで、かの熊本地震。なんという試練だろう。お店は無事だったようで、ご夫婦はどら焼きを作って被災地で振る舞ったそう。いまも休日には出張店舗としてどら焼き屋さんを営んでいるとのことで、その様子も映っていた。
ご夫婦を支えたものとは…
すげえなあ、夫婦愛に感動だなあ、なんて思っていたら、番組はここから急展開を見せ始めた。
「ご夫婦は働きっぱなし」
「気になる食生活」
……おや?
「そんなときお店を訪れた杉山愛さんが薦めてくれたというのが」
……ちょっと待って
「飲みやすいよね」「うん、飲みやすい」
緑 効 青 汁 ! !
壮大なる「起」「承」を経てからの急転直下の「転」(お店で撮った杉山愛さんとご夫婦の写真が映った瞬間から様変わり)、そのまま猛スピードで「結」に突っ走る宣伝番組だったのだ。
気持ちの整理がつかないまま、あっという間に画面には堀内孝雄だったのである。そこからはもう、緑効青汁愛飲者たちのレコメンドコメントが代わる代わる映し出され、ウィー・アー・ザ・青汁ワールド状態。
改めて番組のタイトルを確認。「夢、叶えるために…」となっているが、これは正確には「夢、叶えるために緑効青汁」なのだ。
感動しながら視聴し、最終的な展開に別の感動も加わって、すばらしいテレビ視聴体験となった。メモを取らずに観ていたのでところどころ誤りがあるかもしれないが、概ねこのとおりだろう。杉山愛ショックは、いま思い出してもデカかった……。今週も観てしまいそう。
それでも今日もメシを食う
サラダチキンブームが少し落ち着き、いまハマっているのが煮玉子。もともとコンビニのゆで卵が好きだったのだが、殻を剥くのが面倒臭く、最近はもっぱらこちら。
煮汁はどうするのかというお声も、ありましょう。食べ方にはコツがいるんです。
このように袋を小さく開き、この状態でイートインスペースの「飲み残し捨て場」へ直行。煮汁をザーッとそこに流すのだ。
そうすればこのとおり、手元に残るのはたまごだけ。
袋を全開したら、がぶり!絶妙にとろけた黄身と対峙することができる。
そりゃ家で作った方が安いのだけど、出先のファストフードとしては完璧です。
商品情報
せっかくなので緑効青汁の商品リンクを貼っておきます。私はたぶんボケるまで緑効青汁のことを忘れないと思う。すごい宣伝力だ。
でも何の義理もないので、私が本当に使っていた青汁のリンクも貼っちゃう。60袋も入って、Amazonプライム会員だと1,700円ちょっとで買えてしまうなんて安すぎる。メーカーは天下のヤクルトさんなので安心。
もう飽きてしまったけど、この青汁とスキムミルクをお湯で溶いて100円均一で売っているラテホイッパーみたいなものでかき混ぜると大変おいしく、腹もちもよいのでおすすめです。同じことは緑効青汁でもできるとは思いますが。