こんばんは、餃子の時間です。
はるばる沖縄まで行って、わざわざ餃子を食べてきました。
ゆいレール安里駅近くにある栄町(さかえまち)市場内にある餃子屋さん「べんり屋」です。お店の前には待機列ができており、人気ぶりが伺えました。
沖縄まで行って「餃子」って
べんり屋さんは有名店です。WEB上にもいろいろ情報が出ています。でも、「テビチが入ってる!」のような意外性がある沖縄おでんなどとは違って「いわゆる、餃子」なのです。そりゃおいしいかもしれない。でも、わざわざ沖縄まで来て食べなくてもいいのでは?
そう思っていました。餃子のために使う胃があるなら、そのスペースを山羊なりなんなりに譲りたい。しかし、流れでべんり屋さんに伺うことになってしまいました。
わざわざ並ぶのも嫌だし、乗り気でなかったというのが正直なところです。お店の前に着き、ああ、これからしばらくここで待たねばならんのかと思っていると、スタッフさんが紙とペンを持ってこちらにやってきます。
紙は回転寿司のオーダー表のようなものでした。焼餃子、水餃子、エビ餃子、小籠包……欲しいものを予めチェックして渡してくれとのこと。席は大丈夫なのか?と不安がっていたら、少し離れたところに広い席があるからそちらに、と言ってくれるではありませんか。
数名で伺ったので、「せっかくだから」と焼き・水・エビをオーダーです。
混んでいても大丈夫
少し離れたところにある休憩所。ただの休憩所だと思っていたら、べんり屋さんのスペースでした。厨房は前掲の写真のスペースのみなので、「別館」というよりは「客席 はなれ」です。
入ったことがないので想像ですが、ギークハウスってこんなかんじなのでしょうか。シェアハウスみたい!と言うにはちょっと雑然としています。
ドリンクは自分で取りに行くシステム。お店の前のカウンターの方がもちろん情緒がありますが、これはこれでよいものです。荷物置きもあってありがたい。
餃子いろいろ……うまいじゃないか!
焼餃子2人前!1人前は10個で600円と、安くはないなと思ったのですが
外はサクッ、中はジューシー。皮がほどよく厚くてプリプリ、小ぶりに見えますが食べごたえがあります。具が(よい意味で)凝っておらず、優しいお肉の味がちょうどいい。酢とコショウでいただきました。めちゃくちゃおいしかったので、悔しかったくらいです。沖縄まで来て餃子なんて、と思っていたのに。大行列は嫌だけれど、少し待つくらいならわざわざ行きたくなる気持ちもわかります。
水餃子、エビ蒸し餃子は1人前ずつ。それぞれ600円~700円でした。いずれもそこそこボリュームがあります。
エビ餃子はあっさりしていて、ぷりぷり&しゃきしゃき感がすばらしい!一緒にいた方が「女性で嫌いな人はいないはず」と言っていたけれど、大変共感しました。餃子にパンチ力を求めている方には物足りないかも。私はおかわりしたいくらいおいしかったです。
時間があったら小籠包や他のメニューもいただいてみたかった!本当に、侮っていてすみませんでした。今年いただいた餃子(といってもそんなにたくさん食べていないけれど)のなかでTOP3に入ったのではないか!
金曜・土曜日には「ケンミンショー」でも紹介されたことがあるという珍メニュー「ゲンコツチューチュー」にもお目にかかれるようです。豚の骨髄にストローをさし、髄液を吸って味わうのだそうです。でも餃子があまりにおいしくて、チューチューに出会えなかったことへの後悔はゼロです。次回は1次会で行きたいな。
外国人スタッフさんのやさしい気遣いにもほっこりさせられ、よい思い出ができました。人気店に対して斜に構えてしまうクセがあるのですが、本当に伺ってよかったです。沖縄で餃子も悪くない。
お店情報
- 店舗名:べんり屋 玉玲瓏 (ベンリヤ イウリンロン)
- 住所:沖縄県那覇市字安里388
- 営業時間:18:00~23:00(LO.22:30)※日曜定休
※上記情報は食べログより引用していますhttps://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47001653/