先週末から頭痛がひどく、季節の変わり目とあって気にしないようにしていたのですが、昨晩から喉に違和感が。
「喉に違和感」。この文字列からはじまるコロナ感染のお知らせを幾度か見たことがあります。
朝を迎え、昼を迎え、当初感じていた「違和感」は「地味に痛い」に進化。
私自身のかかりつけ医はいないため、子どもが予防接種でお世話になっているクリニックにすぐさま電話をしたのでした。
いつもなら「これっぽっちの症状で恥ずかしい」などと考えてしまうところ、そのような気持ちは、1ミリも、1ミクロンも抱きませんでした。
ひとり暮らしや夫婦暮らしであれば「まあもう少し様子を見るか」となっていたはずなのに、8か月の子どもがいるとなると、重い尻も軽々動くものです。
「なにかあってからでは遅い」という不安が大きすぎて、なんのためらいもなく電話しました。
だって……私がコロナになったらどうなるか?
毎日多くの時間を抱っこやおんぶで過ごしている我が子はほぼ道連れ確定。
となるとしばらく親子で外出できなくなり、子どもの体力はあり余ってワーワー騒ぐのです。頭痛に響く!!
予約しているベビーシッターさんや子どもイベントのキャンセル連絡も面倒だ!
そして我が家は超狭小住宅。夫だけ隔離するのは至難の業です。ホテルを手配するのか? そもそも今晩の寝床だってどうする? やることいっぱい、考えなきゃいけないこといっぱい、私は全部こなせるのだろうか……。
陰性が確定すればそうした不安も杞憂で終わります。取り越し苦労はしないに限る。
そんなわけで、ショボい症状ながらも病院の予約を取らせてもらい、隔離された待合室のなかで「鼻をぐりぐり」やってきました。
「思い出し笑い」「思い出し泣き」なんて事象が起こることがありますが、「思い出し鼻ツーン」が起こる程度には、やっぱりしんどいですね。
しかしこれさえ乗り越えれば、なんと長くても15分で結果が出るというではありませんか。
ひたすらにジャンプ+でONE PIECEを読み進めながら待つこと15分。あっけなく「陰性」となったのでした。
先生から「陰性でしたよ」と紙を渡された途端に「やはりこの受診は大げさだっただろうか」と恥ずかしくなってしまう小心者。
でも「授乳中でもロキソニンを飲んでOK」を直接聞けたので、やっぱり行った甲斐がありました。もらった薬で頭痛も少し落ち着いております。
これが数ヶ月前のコロナ大盛りあがり時期だったら、こんなスムーズに予約は取れなかっただろうなあ。
当日の相談に対応してくださったお医者さん、看護師さん、スタッフさんたちに感謝ばかりです。「陰性だった」という検査結果のおかげで、明日を楽しく、安心して、過ごせます。あるとないとでは雲泥の差です。お手を煩わせてすみません。
陰性でしたので、明日はもともと予約していたベビーシッターさんに無事いらしていただけることに。「念のためキャンセル」などという先読み行動をしなくてよかったわい。
先日「覚悟を決めてひとり時間をつくる」とブログ記事を通じて宣言したばかりですので、ちゃんとベビーシッターさんに子どもを預け、近所でコーヒーの1杯でも飲んでこようと思います。
ちなみに、ノン怒チャレンジは今日も失敗しました。
これほど世話になっておきながら、なぜ夫にすぐイラッとしてしまうのだろう。夫が不憫です。