こんばんは、アメリカンアンバサダーの時間です。
2019年10月1日より、アメリカグルメ堪能フェア「Taste of America 2019」が開始しておりますが、喫茶アメリカンとはなんの関係もありません。
2019年5月に仲間入りした新メニュー「はちみつパン」のその後が気になり、伺ってきました。
はちみつパンとは
イートイン限定メニューです。
容赦ない食パンの山、そしてバターとジャム、はちみつが提供されます。2019年現在では唯一の「サンドイッチではないメニュー」です。
▼初登場時の様子は過去レポをご参照ください
夏に伺った際(そのときはハムサンドをいただきました)、近くの席で
「はちみつパンください」
「時間がかかるけれど、大丈夫?」
というやりとりがなされているのが聞こえたのです。
アメリカンの超巨大サンドの提供スピードは、新橋駅の立ち食い蕎麦「ポンヌッフ」クラスです。(「新橋 時は金なり」で検索してみてください)
1分で出てくる勢いがあります。ちなみにポンヌッフに行ったことはありません。わかったようなことを言ってすみませんでした。しかしその「提供スピードの勢い」だけは間違いありません。
アメリカンにおける「待つ」とは、我々が住まう一般社会においての「待つ」に該当しないのではないか。
それを確かめるのが、このたびの訪問の目的でした。
食パンは積み木ではありません
「はちみつパンをください」
「時間がかかるけれどいい?」
待ってましたこの確認。もちろんOKです。待っている間はお店を見回すことにします。
店主さんのプライベート写真の掲出数が増えた気がします。真ん中のモノクロ写真、「1951生 S.26生」というキャプションが効いている。
そうこうしているうちに「おまたせしました」と声がかかり、手元の時計を見てみれば10分しか待っていないのでした。たしかにサンドイッチよりは待ちますが、許容範囲でしょう。
肝心のはちみつパン、初めていただいたときよりもパワーアップしていました。
2枚目の写真はお冷グラスと並べてみました。食パンの量を察していただければと思います。食パンをレゴブロックかなにかだと勘違いしているんではないだろうか……「うまく積み上げられたら賞金●●万円!」みたいな。
だんだん、食パンがジェンガに見えてきました。
この日はあまりジャムを使いたい気分ではなかったので、あらかじめジャム不要の旨を伝えておいたところ、通常2つであるはずのマーガリンが4つになっていました。
気が利きすぎです……。
(ぼーっとしている人は絶対にアメリカンでは働けない)
呆気にとられていると「食べきれなかったら、これに入れて持って帰って!」とビニール袋を手渡され。
見た目だけで驚くな!おいしさに驚け
食パンはもちろんものすごくおいしく、コーンスープに浸したり、マーガリンをつけたり、はちみつをかけたりといろいろ楽しみました。
ウインナーカフェオレもいただいたのですが、コーヒーに盛られた生クリームを乗せていただいても、大変に美味でした。
ひたすらにデブの道を歩いている感覚があります。
かなりの食べたつもりですが、当然食べきれず。そうして詰め込んだテイクアウト用のビニール袋はさながら「業者用」の量になりました。
一生に一度は、アメリカンのタマゴサンドを
9月に入ってからひところの酷暑がなくなり、秋の香りに店主さんも喜ばれている様子でした。店頭の手書きポスター(店主さんのお手紙)からも伝わってきます。
つらかった暑い夏も終わり サンドイッチがおいしい秋がきました!!
(中略)
タマゴサンドがあまりにも人気があり 充分お客様のニーズにこたえられなくて 誠に申し訳ありません!店内では必ず食べられますので ぜひ一度は店内で……
9月には友人と はこだて へ イカを食べにいきます(日帰り)
10月は佐賀へ墓参りです!
タマゴサンドが各メディアで紹介され、テイクアウトではなかなかありつけないシロモノになってしまったのです。どうしても食べてみたいという方は、並ぶのを覚悟してイートインでいきましょう。ディズニーランドよりは待たないはずです。
それにしても「函館」が書けなかったことへの共感が止まりません。「函」の字は使う機会がそうそうないので、いざというとき書けない。
今回もたっぷり、おいしさ堪能させてもらいました。ごちそうさまでした!