「食パン半斤を使った巨大サンドイッチが食べられる」ことで有名な、東銀座の喫茶店「アメリカン」。
※トータルで1斤分
ランチタイムは「サンドイッチセット」のほかに「ビーフシチューセット」も用意されている。
初訪問だった前回は、「基礎を学ぶ」ということでサンドイッチセットを注文。
このたび改めて訪れ、開店31周年記念でお安くなっているビーフシチューセットを食べて来た。
※今日まででした
■ビーフシチュー以上に出しゃばる、パン
訪問したのは平日の昼12時半ごろ。
1人席がタイミングよく空いていたためすぐに座ることができたが、ほぼ満席。
食べもののボリュームはかなりのものだが、店内の7割ほどは女性であることに驚かされる。
前回来店時は、あまりにも種類豊富なサンドイッチに悩まされた。
しかし、今回は事情が違う。
「ビーフシチューセットを、ください」
ビーフシチューとフランスパン、サラダとドリンクがついて1,300円のところ、6月末までは創業31周年祭で1,100円!これ一択だァァ!
「フランスパンがもう品切れで、食パンになりますがよろしいですか?」
・・・エッ!
時間はまだ12時半。
もう品切れてしまうとは、フランスパンのなんと貴重なことか。
食パンは大好物なので無問題である旨を伝えたが、胸に悔しさが残る。
だが、後悔の念に身を浸す暇など与えられないのが、アメリカン。
前回同様、注文から1分くらいで目の前にビーフシチューがやって来た。
それが、
これ。
ビーフシチューセットというよりは、食パンセットwithビーフシチューである。
■食パン劇場に色を添える名脇役
相変わらずのマウンテン盛りサラダも、前回以上の存在感を発揮している。
※前回
※今回
食パンは自らの重みに耐えかねて自立できていない。
そっと支えるその優しさが、あたたかい。
上から、タマゴサラダ、ポテトサラダ、マカロニサラダ、レタス。
別アングルでどうぞ。
健康面での「サラダとは名ばかり御三家」が一堂に会している。
周囲を見渡す限り、ビーフシチューセットは、サンドイッチセットのサラダよりも、盛りが増えるようだ。
ウーン、こりゃすごい。
最上段のタマゴサラダを征伐しても、
いまだ残るこのボリューム。
とてもおいしいのだが、いずれもマヨネーズ系の味なので、レタスにかかっている和風ドレッシングはやや邪魔だ。
次回は「ドレッシングなしで」と勇気を出して頼んでみようと思う。
ちょっと、しょっぱい。
そして見た目は脇役だが、れっきとした主人公・ビーフシチュー。
とにかくアッツアツなのがうれしい。
ごろんごろんと大ぶりな牛肉、ジャガイモ、ニンジンが入っている。
そしてなにより興奮したのはマッシュルーム。
スライスではなく、「まるごと」タイプ!
感度の低い私の舌では、スライスされたものだと「マッシュルームらしさ」がわからないのだ。
ビーフシチューにパンチがある分、マッシュルームの食感やほんのり香る様子を楽しむためには、「まるごと」型を所望する。
まさかここで理想のビーフシチューにお目にかかれるとは。本当にうれしい。
ただ、肝心の「ビーフ」は、やや固め。
でも、それもまたうれしいポイントでもある。
だって・・・
座席にくまちゃん座布団が引かれていたり、
テーブルの禁煙札がドアストッパーっぽかったりと、
そんなアットホームなこの店で「肉がとろける~!」な本格派ビーフシチューが出てきてしまっていたら、少々拍子抜けしたはずなのだ。
食べていて落ち着く、「これこれ」と言いたくなるような味わい。
ここに食パンをちびちびと浸しながら食べる、多幸感。
しあわせだなあ・・・。
■食パンを買いに来たわけじゃないけれど
恍惚とした表情を浮かべながら食パンを食べていると、若い女性店員さんが
「パンを食べきれなかったら、よければお持ち帰りくださいね」
と、ビニール袋を持ってきてくれた。
彼女の目には、私が、このパンを食べきれない乙女に見えたのだ。
とても光栄である。
もちろん完食できる自信はあったが、せっかくなので、パンが汚れていない今のうちに、ビニールに入れておこう。
そして夜ご飯にすれば、節約にもなる。
そう思って4切れ中3切れをビニールに入れたところ、パン屋さんの食パンを1袋もらった感覚に陥った。
食パン1切れとサラダ、そしてビーフシチューは完食。
よくぞ1切れで我慢できたな、と自分に声をかけてやりたいほど、食パンがおいしい。
相変わらずふかふかのモッチモチだった。
ここまでパンがおいしいと、フランスパンがやっぱり気になる。
果たすべきはリベンジだ。
アイル・ビー・バックである。
■物語は終わらない
おみやげになった3切れの食パンの行く末についても、記しておこう。
その日の晩ごはんとして、会社のデスクで3切れ中、2切れを食べた。
最近食べ過ぎが気になっていたので、最後の1切れは敢えて食べず、会社の冷蔵庫に保管。
翌日の弁当として食べようと考えたのだ。
その「翌日の弁当」がこれである。
- 食パン1切れ(会社の冷蔵庫で保存していたので、ビニール袋に名前を書いておいた)
- チューブ明太子(これも会社の冷蔵庫で保存していたので、チューブに名前を書いておいた)
- インスタントコーンスープに、その日持ってきた冷凍野菜を入れたもの
会社の冷蔵庫を占領したことへの罪悪感が募るが、おかげさまでとても立派な食事となった。
こんな食べ方もできる!まずいはずがない。
明太子のピンク色は、しあわせの色。
かくして、私の昼食・夕食、さらには翌日の昼食までもが、「アメリカン」のビーフシチューセット1,100円+αで済んでしまったのである。
本当に(味の面でも財布の面でも)おいしかった。
フランスパンにいつか巡り会えるように、これからも通いたいと思う。
フランスパンにありつけた際には、またご報告いたします。
![アメリカン - 東銀座/喫茶店 [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13051375/](https://kwout.com/cutout/b/m4/ww/dc3_bor_w400.jpg)

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