クックパッドを参考にしながら試行錯誤を重ね、ついに「おから餅」の黄金レシピを完成させてから早2週間。
おからのおかげなのか、日々通い詰めているジムのおかげなのかはさておき、私の体重はやや減っていた。
・・・おからの可能性に、もっと賭けてみたい・・・!
おから餅だけで満足していてはならない。
まだまだ、おからパウダーには活躍の幅があるはずだ。
超ド級ズボラの私にも作れる、ごはんの代わりになるおからパウダー活用法を、もっと考えよう!
「おからへの挑戦」シリーズの始まりである。
■おからパウダーと卵を混ぜて焼け!それだけだ!
インターネット検索で見つけた、挑戦の「ベース」となるレシピはこちら。
材料はおからパウダー、卵、スライスチーズのみ。
男らしくてかっこいいレシピだ。
色々とアレンジもできるので、飽きません。ちなみに、この分量だと成人男子が満腹になる量が出来ます。
との記載もあり、かなり期待できる。
卵の調達が少々ネックだが、4個入りなどの少量なら、傷ませることもなく使いきれるだろう。
スライスチーズはそこまで好きな食べ物ではないので、使わないことにする。
チーズ1枚で何かが変わるということもなかろう。卵も入れるし。
よし、いざ挑戦!
※以下、工程説明は上記レシピより引用
1)おからパウダーを生おからに戻す
乾燥おからを水で戻し、レンジ(700W)で2分加熱。水が蒸発し、150g強の重さになればOKです。(おからの臭い消しなので気にならない方はやらなくてもOK、その場合は水をお湯100ccに変更)
男性は意外と繊細。おから独特の臭いの対策法まで記載されており感激する。
偉いなあ、と思いながらも、私は
- おからパウダー 40g
- 沸騰させたお湯 100cc
これらを混ぜるのみとした。
2)卵を入れる
①を冷まし、粗熱が取れたら卵を入れよく混ぜ、味塩コショウで味を調えます。
卵を混ぜるも、かなりパサついた印象があったので、少し水を足した。適当量である。
さらに
味塩コショウの代わりに、お茶漬けの素を入れてみた。
実は、おからとお茶漬けの素は非常に相性がいい。
「おからパウダー+お茶漬けの素+お湯(いずれも適当量)」が非常においしく低カロリーなので、しょっちゅうお世話になっている。
3)スライスチーズを混ぜる ⇒パス
スライスチーズを刻むか、小さくちぎって②と混ぜます。チーズ同士が多少くっついてしまっても構いませんが、可能な限りバラしましょう。
チーズは今回入れずに、カロリー減を図る。
4)ハンバーグ状にする
ハンバーグのように小判型に整形します。この時、割れ目が無いようにしっかり整形しないと焼成時に割れます。
まだパサついた印象があったものの、手でギュッとまとめると、意外にもよい塩梅だった。
これ以上水を入れていたらまとまらなかったと思う。
なにしろ料理の腕には自信がない。
レシピの言うことを聞く素直さが肝要である。
5)焼く
多めに油をひいたフライパンに並べ蓋をし、極弱火で2分程焼きます。濃い目の狐色になったら裏返し時です。
できれば電子レンジで済ませたかったが、「レシピの言うことを聞く素直さが肝要」。
ゴソゴソとIHコンロを引っ張り出し、電源を入れて焼いた。
せっかくなので、傷んでいるかもしれないオリーブオイルをふんだんに使った。
言葉を変えれば「年季もののオリーブオイル」。ポジティブにいこう。
6)裏側も焼く
表面が油を吸っているため、裏面を焼く際にはフライパンの油が切れています。このため、裏面は表面のようには焼けませんが、同時間程度火を通せばOKです。
鮮やかなフライ返しさばきで、ひっくり返す。
奥でホタルイカも微笑んでくれている。
ホタルイカと酢味噌とおからバーグ。すばらしい食卓になりそうだ。
7)完成
あっという間に完成。
見よ、この出来栄え!
お茶漬け海苔がほどよいアクセントとなっており、年季もののオリーブオイルに抱かれて照れたようにほんのりと焦げた、おからバーグ。
おからぎっしり、ホクホクだ!
■感想(おからパウダーと卵だけでは・・・)
そう、ホクホク。
水なくして飲み込めないほどに、ホクホクだ。
卵はどこに行ったんだ、と言いたくなるほど、おからとお茶漬けの素の存在感だけが口の中に広がる。
そして思い出す。私はこう心に刻んでいたではないか・・・
「レシピの言うことを聞く素直さが肝要」と・・・。
私がこのレシピに従わず、暴れた点と言えば・・・
「スライスチーズ無視」である。
これはおそらく大事件だ。
卵ちゃん1個だけではおからたちを1つにまとめあげられなかった。
多勢に無勢とはこのことか。
悪かった、卵・・・。
本レシピにおけるホワイトナイト、スライスチーズが大事だったのだ。
後悔しながら、大量の水とともに食べた。
あっという間に満腹になり、4個中2個で食事が済んだ。
ホタルイカは別腹。おいしかった。
以上が感想である。
今回学んだこと:レシピの言うことを聞く素直さが肝要