言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

【後編】子どもが生まれてからの「都内の狭小住宅、寝室どうするか問題」

夫婦2人暮らしの家に子どもが誕生すると、きっと多くの世帯で「寝室どうするか問題」が勃発することと思います。

我が家も例にもれず、「夫婦2人でダブルベッド生活」をどのように変えていくかで悩まされました。

 

「前編」記事ではこんなことを書いています。

  • ダブルベッド+簡易なシングル布団で生活中
  • 布団の寝心地最悪 → レイアウト変更をガチ検討
  • 部屋の広さ的に、ベッドはクイーンサイズが限界
  • エアウィーヴの三つ折りマットレスで「布団生活」という選択肢を紹介してもらう
  • まずは「既存ダブルベッド+エアウィーヴシングル布団」で生活することに


▼詳しい悲哀の旅路はこちらをどうぞ

www.yamama48.com

 

これを踏まえ、後編記事では「ダブルベッド生活から布団生活への華麗なる転身」っぷりを語らせてください。

 

楽天のポイントアップデーを見計らって購入した、シングルサイズのエアウィーヴ三つ折りマットレス。

シングルサイズとはいえけっこうな重量なのですが、かんたんに三つ折り形状にできるし自立してくれます。これなら布団の湿気に怯えることなく過ごせそう!

 

やや固めの感触であるため好みは分かれるかもしれません。とはいえペラペラの安い敷き布団と比較すると雲泥の差です。

かための寝具が苦手な夫も満足そうでした。

 

……寝室革命の狼煙が上がったのです。その時歴史が動いた。

 

夫(と書いてスポンサーと読む)がエアウィーヴを気に入っている、いまこそ! 

ダブルベッドも撤去して、家族全員が同じ平野で眠る日々を手繰り寄せるチャンス!!

 

しかしそこにはもうひとつ、大きな敵が立ちはだかっているのでした。

「ダブルベッド、どうやって撤去するか問題」です。

 

ストレートに考えるならば「粗大ごみ」ですが、分解の手間がかかるし、各パーツがデカくて重い。

マンションの粗大ごみ回収場に持っていくだけでもひと苦労です。

そして苦労するのにお金がもらえるどころか、処分費用を払わなければならないという理不尽さ! 

しかもベッドフレームとマットレスそれぞれに処分費用が必要! これはきっと耐えきれん!!

 

次に家具のリサイクル店(不用品回収業者)に依頼することを思いつき、近所の店舗に問い合わせてみました。

ブランド物ベッドではないため当然「買い取り」の対象ではなく、回収費用として2~3万円以上必要とのこと。2社に聞いた結果がこれなので、相場価格なのだと思います。

 

困り果てて、Facebookで知人友人にベッド処分の知恵を求めたところ、「くらしのマーケット」経由で不用品回収業者に依頼したほうが安いとの情報をもらいました。

くらしのマーケット、数年前にエアコン洗浄でお世話になったきりです。不用品回収もやってくれるのかあ。思いつきもしませんでした。

 

▼エアコン掃除の体験レポートはこちら

www.yamama48.com

 

各業者さんのプロフィールページから推測する料金ではありますが、1万円くらいで引き取ってくれるようでした。

こちらのよいところは、「軽トラックで回収するか、2tトラックで回収するか」のような線引きで費用が決まっているため、荷台に余裕がありそうならば、不要になったマットレスはもちろん、「処分したいけれど面倒くさくて先延ばしにしていた」アイテムを一気にお願いできてしまうところ。

 

最終的にはこの方法で処分しようと心に決めつつ、別の方からの「メルカリに出品する」という提案に挑むことにしました。

他のフリマアプリではなく「メルカリ」指定というのがミソ。

メルカリはヤマトと提携しており、梱包の段階からすべてをクロネコヤマトさんにおまかせできる発送方法があるのです。

 

「梱包・発送たのメル便」というやつで、標準的なダブルベッドは「400サイズ=25,400円」の梱包代+送料がかかります。

※参考:梱包・発送たのメル便とは?メリット・対応サイズ・料金・利用方法を解説 | メルカリ Column

 

この梱包代+送料を購入者さんに払ってもらえば、「自宅にベッドを置いたまま」

「無料で」ダブルベッド+マットレスを手放せるということ!!

(そこに自分の利益を乗せるかどうかは人それぞれ)

 

とはいえ、10年弱の長きにわたり他人が使用していたベッドを欲しがる人はいるのだろうか……。

夫にも「そんなの無理では」と心配されましたが、メルカリを中古ベッド販売事例を見てみると、ちゃんと「SOLD」になっているのです。

しかも運の良いことに、新生活準備の時期にありました。

安く、すぐに、寝具を揃えたい! という方がいらっしゃる可能性があります。

 

ひとまずダメ元で出品すればよいのです。

購入されなければ、前述の「くらしのマーケット」の不用品回収を頼めばよいではありませんか。

 

メルカリ出品と同タイミングで、見切り発車的に追加のエアウィーヴ(セミダブルサイズ)を購入。

ベッド処分に苦戦した場合は、開封せずにベランダでもどこでも、なんか、どっかに置いておけばよいのです。

いずれにしても、ベッド処分に成功したらその日のうちにエアウィーヴへと移行したい。

 

その作戦に夫も一応うなずいてくれたので、決行いたしました。

ベッドを撮影して、商品情報と傷のある部分は商品紹介文のなかで丁寧に報告。

(幸い、いまも販売されているベッドだったので、公式サイトでサイズや材質などの詳細な情報を参照できたのはラッキーでした!)

あとは発送方法で「梱包・発送たのメル便」を選ぶのみです。

これが非常に独特で、ふつう、メルカリは送料を含んだ商品価格を入力する(着払い指定の場合を除く)のですが、「梱包・発送たのメル便」の場合は送料を抜いた価格を入力します。

 

例えば今回のダブルベッドの場合、梱包+送料で25,400円がかかります。

でも、それを抜きにした商品価格(つまり自分が受け取りたい利益)だけを入力するのです。

商品が掲載されるタイミングで、メルカリのシステムが勝手に商品価格(利益)に送料を足してくれます。これがめちゃくちゃわかりにくかった……。

 

あとのわかりにくい点といえば、「部屋から出せないサイズだからといって、勝手に解体しない」ということです。

(これはベッドのルールなので、他の家具は解体が必要かもしれません)

そしてここが罠だと思ったのですが、「解体してはだめ」なのだけれど、部屋から出すときに解体するとなると、そこに「解体費用(5000円くらい)」が別途必要になります。なんだそりゃ!

解体必須かどうかは当日のヤマトさんの判断になるので、心配な場合は利益に解体費用を乗せておいたほうが安心です。

 

そんなわけで、ほぼ利益が出ない形で出品しました。

なるべく期待せず、順当にくらしのマーケット経由で処分することになるんだろうなあと思っていたら、なんと10日ほどで売買成立。

エアウィーヴは注文から発送までに少し時間がかかるのもあって、かなりスムーズにベッド処分 & エアウィーブ到着のスケジュール調整ができました。

 

ベッド処分当日も、安心と信頼のクロネコヤマトさんがやってきてくださり、ものの30分程度で寝室がすっからかんに。

私は汗ひとつかくことなく、ダブルベッドを手放したのです!

ヤマトさんを送り出し、扉が閉まった瞬間、ロッキーのテーマが脳内に流れてきましたよね、本当にね!!

 

その数時間後にエアウィーヴが届き、セミダブルサイズとシングルサイズの三つ折りマットレスを並べました。

シーツを敷き、その流れでマットレスにダイブ。ごろり。天井が高い。そしてなにより、広い!!!

 

ダブルベッドで、寝返りも打てずに身体を痛めた日々も今は昔。

布団に対し直角で眠る娘に追いやられる日々も、もはや思い出。

まだ布団生活は始まっていないけれど、すでにありがとう、エアウィーヴ! そしてメルカリ!!

 

そうしてワクワクしながら、いつもより早い時間に床についたのでした。

数ヶ月にわたって続いた就寝時の不満は、「夫のいびき」を除きすべてが解消されました!!!

 

三つ折りで自立してくれるので、上げ下ろしもたいして苦痛ではありません。

雨でお出かけができない日は、娘の遊び場としても活躍してくれそうです。

布団以外のものがない寝室になったいま、ルンバも駆け回り放題です。これがまたうれしい!

3月の時点で2023年のファインプレー賞を獲得した気まんまんです。

 

妊娠中にこの家に引っ越してきたのですが、その時点でベッドのことを真剣に考えていれば、こんな苦労はせずに済みました。

でもね、一事が万事、「子どもの個性は人それぞれ」です。

あらかじめ買って用意しておいたものが役に立たなかったという経験、子育て世帯はもれなくすべて、100%の確率で味わっていると思います。

ベッドにせよ布団にせよ、家庭の中では(サイズ的にも価格的にも)大きなお買い物。

「そのとき」が来てから動いたからこそ、後悔なく、満足に眠れる日々にたどり着けたのだと、己のファインプレーぶりを噛み締めています。

 

エアウィーヴ最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!