言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

【前編】子どもが生まれてからの「都内の狭小住宅、寝室どうするか問題」

娘はまもなく1歳2か月を迎えます。

1歳になる前、10か月ごろからでしょうか、添い寝しないと寝られないようになってしまいました。

ついに「寝室どうするか問題」に向き合わなければならないときがきたのです。

 

我が家は都内の狭小マンション。

出産前から使っていたダブルベッドを置くと、そこそこいっぱいになってしまう寝室です。

ベビーベッドは最初から諦めており、ベッドの横に三つ折りにしたシングル敷布団を用意し、その上に赤ちゃん布団を置いていました。

それが「添い寝必須」となったため、私と夫はダブルベッドとシングル布団に分かれて眠ることに。

これがもう、日々の喧嘩のタネのひとつでした。

 

真冬だったのもあり、私よりセンシティブな夫が少しでも快適に眠れたらとの想いで、私は布団を使うことがほとんど。

しかし敷布団は産後に大急ぎで購入した安いもののため、ペラペラで、朝起きると身体中が痛くてたまりません。

夜、眠らないほうが元気でいられるんじゃないかと思うくらいでした。

 

一方、夫は夫で「子どもがこっちに寄ってくるから眠れない」とのこと。

こっちに寄ってきてくれるなんて最高じゃん! いまだけじゃん!! と思うかどうかは人それぞれなんだな……あと、それと「眠れるかどうか」は別問題だものね。

 

このタイミングでポジションチェンジに至りました。

子どもとベッドで添い寝するのが私、布団は夫。

最初はよかったものの、やはり夫も「薄い敷布団による全身のコリ」に悩まされることになるのでした。

 

そうこうしているうちにも娘は成長し、ベッドで寝かしつけようとしても、床に降りて遊びたがるように。

危ないので、寝かしつけはシングル布団の上で行うことになったのです。

夜泣きのタイミングで布団からベッドに上げるようにしていたものの、「ダブルベッドに大人ひとりが眠り、シングル布団に親子セットが眠る」という時間が大半。実にいびつ!!

 

毎朝しんどすぎて喧嘩の頻度も増えたので、まじめに寝室レイアウトを考えようと思いました。

残念ながら夫はある程度あきらめの気持ちを持っていた(最初から狭い部屋だというのはわかっていたことなんだから、我慢するしかない、という意見)ので、こちらからどんどん提案していくしかありません。

 

さあ、ここからはもはやパズルの領域です。

条件はこんなかんじ。挑戦してみてくれ!

 

  • 夫は腰痛持ちでベッド生活を強く支持
  • 現在のダブルベッド+シングル布団は部屋の広さ的にアウト(都度、布団を縮めないとドアを開け締めできない)
  • ベッドを買い替えるとしたらクイーンサイズ(セミシングル×2)が限界
  • 折りたたみベッドや二段ベッドは夫が強く反対

 

これほどまでに「阿佐ヶ谷姉妹のように、同じマンションの隣り合う部屋に住みたい」と思った日々はありません。

答えが見つからなすぎて涙が出そうになりました。

 

満足はいかないまでも可能性としてアリなのは、現在のダブルベッドを捨てて、セミシングルベッドを2台くっつけるスタイル。

娘がひとりで寝るようになるまでは3人で寝て、彼女にひとり部屋が必要になった段階でセミシングルベッドとしてバラせばいいのです。

しかしセミシングルベッドはあまり取り扱いがなく、ダブルベッドの処分(引き取り)サービスも考慮すると、無印良品1択となりました。

 

問い合わせたところ銀座店には現物(しかも、セミシングル×2を並べた状態!)があるとのことで、夫にも一緒に来てもらい、どんなものかを体感してみることに。

お店に行くまでは「ほかに選択肢はないのだから、夫を店舗で説得しなければ!」くらいに意気込んでいたものの、いざ実際に横になってみると……狭いもんですなァ……。

1歳前の娘と並んで寝るのが精一杯です。

これが3歳、5歳となったらもう、地獄すぎる。

夫を説得するどころか、我が家の寝室の狭さをあらためて実感し、私は絶望の淵に立たされた心地で帰宅しました。

 

でも、諦められなかった。

1日の4分の1は寝室で過ごすのです。

この時間が快適でなければ、絶対に家族は仲良くいられない!

 

そこで大好きなFacebookを通じて子育ての先輩方に相談したところ、

「エアウィーヴの三つ折りマットレスで布団生活にした」

という目からウロコのご意見を入手しました。

 

夫がベッドを熱く支持していたため、布団生活はそもそも考えてもいなかったのです。

少し考えた時期もありましたが、湿気のことを考えるとスノコも買わないと……とか、上げ下ろしの手間が……とか、不安要素が増えてしまい、すぐ思考停止に陥っていました。

ところがエアウィーヴ、通気性抜群です。

三つ折りタイプはたたむと自立します。上げ下ろしの手間はそれほどかかりません。

かなり大変そうではありましたが、マットレス自体を洗うこともできます。つまり娘が今後おねしょしてしまったときも安心!

そしてなにより、浅田真央嬢が愛用するほどの寝心地が担保されています。

夫がベッドを支持している理由は「布団は腰が痛くなるから」なわけで、寝心地がよければ布団でも問題ないはず。

唯一の懸念点は、シングルのマットレスでも8万円くらいしてしまう高級ぶりでした。

 

だけどベッドを買うにもそのくらいの費用がかかります。

ベッドはさらに「簡単に配置転換できない」「設置にも撤去にも手間がかかる」といった不安も孕んでいるのですよね。

 

善は急げと、今度は夫を百貨店の寝具売り場に連れていきました。

エアウィーヴコーナーで店員さんに丁寧に説明してもらい、寝心地を体感。

百貨店には件の「三つ折りマットレス」タイプは置かれていないのですが、それでも、別商品を試した夫は寝返りのしやすさに納得したようです。

私ももちろん寝転んでみましたが、反発力がほどよく、かための寝心地で大変気に入りました。

 

その日の帰り道、「まずはシングルの敷布団をエアウィーヴに変えて、様子を見よう」ということが決定!

すぐさま、楽天の公式店舗で購入ボタンを押したのでした。

 

ここから約2か月の時間をかけ、不満いっぱいのベッド生活から布団生活へと変貌を遂げていきます。