あっという間に4月も下旬。
全然ブログが書けていない。
去年までは、こういうときにけっこう焦っていた気がします。
更新しないとアクセスしてもらえない。それは存在感が薄まってしまうということ。
……と、勘違いしていたからです。
でも自分のことで悩む余裕もない時間をそれなりに送って、存在感に濃いも薄いもないよなあと思うに至っています。
みな等しく、ただ存在している。それだけのことです。
「書く時間がないけれど、時間なんていうものは自ら捻出するものなわけで……」
「書く体力が残っていないけれど、本当にやりたいことなら気合いで……」
とか、そういう自責感に駆られるのはやめました。
社会的に善しとされている「努力、根性、忍耐」を諦めたのです。
時間がない、体力がない。
それはもう、「そういうとき」なのであると受け入れる。
♪時の流れに身をまかせ~(ま~かせ~) で、いいではありませんか。
昭和生まれの女である私は、どうしても年齢という尺度で物事を捉えがちです。
時の流れに身をまかせていたらあっという間に40代。
40代かつ小さな子どもがいて未経験の仕事なんて、満足なお給料がもらえるはずもありません。そもそも採用すらされないでしょう。
だからいまのうちに種まきをしておかないと……と思うけれど、起こってもいない未来に備えてできることなんて、そうそうないと思うのです。
妊娠~産後にFP試験も2級までがんばったけれど、本当に興味を持っているわけでなければ、資格を取ることになんの意味もないのだなと実感しました。
さて今週後半は子どもが体調を崩し気味で、きっとこれは、4月から週2日ほど保育園に預けるようになった(一時保育制度のお世話になっています)から緊張のせいだな! なんて思っていたのですが、昨日いよいよ発熱しました。
壮大なゲロがでるわけでもなく、淡々と、咳、鼻水、食欲不振、熱。
軽症で看病の練習をさせてくれる娘、マジ親孝行です。
保育園は休み、私も約束していた予定をキャンセル。
悔しかったけれど当日キャンセルにしないで済んだので、やはり娘、マジ親孝行です。
(キャンセル対応してくれたみなさん、ありがとうございました)
ゆっくりと、娘とふたりで自宅療養の時間を過ごしました。
大好きな「いないいないばあっ」をエンドレスで再生。
気づけば娘は「パパ」「ママ」より先に「ワンワン」が言えるようになり、「じゃんじゃん!ジャンプ!!」という曲が流れれば後について「じゃんじゃん」と言っていました。
娘、食欲がないのにバナナは食べられる。「バナナだよ」と言って差し出せば「バー」とレスポンス。
私に向けて「婆」と言っていたのかもしれませんが、それはそれでよしとします。
こういう時間を思いきり受け入れられた自分を褒めたいし、お金でもPV数でもないすばらしい「報酬」をたくさん得られました。
「ああ、本当はブログを書きたいのに! 校正の勉強をしたいのに!」と焦ってイライラしていたら、この「報酬」が見えなくなっていただろうな。