こんばんは、手みやげの時間です。
秋葉原で手みやげ。JR駅構内には全国ご当地銘菓を販売している「のもの」があったり、改札ではマネケンのワッフル、アトレで各種スイーツなど、いろいろ思いつくものはありますが「秋葉原じゃないと感」は非常に乏しいものです。
かといって「秋葉原」のイメージに即したおみやげを用意するとなると「AKB48まんじゅう(あるかどうかは知らない)」「ガンダムまんじゅう(あるかどうかは知らない)」といったことになってしまいます。
秋葉原らしくて、ちゃんとおいしいものをとなると困りもの。そんなときに竹隆庵岡埜 (ちくりゅうあんおかの)秋葉原店の「カリーどら焼」はいかがでしょう。
カレーじゃなくてカリーです。
福神漬まで入っている「カリーどら焼」
竹隆庵岡埜は東京の東側にばかり10店舗をかまえる和菓子店です。目黒区民時代は存じ上げませんでした。こごめ大福が有名。
そのなかでも(おそらく)秋葉原店にしかないのが「カリーどら焼」(220円)です。
存在自体は知っていたのですが、「世界のAKIBA」などという「とりあえず書いてみた」感じのコピーに怖気づいてしまい、素通りしていました。
結論から申し上げて、「パッケージで損してる!」。
本当はおいしいし、おもしろいし、秋葉原でしか買えない希少性もあるしで、真剣に手みやげにおすすめします。
福神漬入りのどら焼きです。
原材料を見てみると
レトルトカレーのパッケージを見つめている気分になります。あんこなし。
食べてみた感想
見た目はいたってふつうのどら焼きですが、あんこがあるべき箇所が気持ちいいくらいにカレー色。開封した時点でほんのりカレーが香るのがすごい。
さらに半分に割ってみると、
福神漬がしっかりと。
福神カラーに染まるどら焼きの皮はなかなか強烈です。
いただいてみると、カレーは甘口と中辛のあいだくらいでしょうか。小さいお子さんは召し上がれないかもしれません。
それでいてどら焼きの皮はいたって「どら焼きの皮」なので、その甘みとカレーの辛みの相性がおもしろい。おいしいです。福神漬も余計かと思いきや、風味とシャキシャキ食感の意外性がとても合います。
パッケージが「世界のAKIBA」なのが惜しいですが、それも含めて「よい裏切り」をしてくれると思えば、とてもおすすめ。
賞味期限は10日間と長めなので、手みやげが必要になる1~2日前に購入することもできそうです。
お店情報
場所は昭和通り沿い、JR昭和通り口を出て、横断歩道をわたって、左の方にあるいていくとすぐ見つかります。電子マネーも各種対応。
近くにはアパレルショップのMOTHERHOUSEもありますので、あわせてどうぞ。
- 店舗名:竹隆庵岡埜(ちくりゅうあんおかの) 秋葉原店
- 住所:東京都千代田区神田和泉町1-2-5
- 電話番号:03-3862-4617
- 営業時間:9:30~18:30(土曜は18時、祝日は17時まで。日曜、年末年始は休み)
- 公式サイト:竹隆庵岡埜