言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

産後の美容院行けない問題は「託児ありサロン」を使うことで乗り越える

産後の悩みの大きなトピックのひとつが「髪」です。

とにかく毎日が時間との戦いなので、朝のセット、夜のドライヤーは極力なくしたい。そして預け先がないかぎり美容院にも行けない!

 

私は毛量が多くクセが強いため、ロングヘアでひとまとめにしてしまう生活を長年送っています。

洗髪とドライヤーに少々時間はかかるものの、どれだけ寝癖があろうと朝の支度は5分程度。何年もこの髪型なので「長いながらもそれなりに速く乾かすテク」も習得済です。

 

とはいえ毛量の多さはカバーしきれず、2~3か月に1度は美容院に行かないと大変なことになるのでした。

お世話になるのは毎回同じ美容院 & 美容師さん。7~8年くらいの付き合いです。

「いつもの」の4文字ですべてが伝わり、私が読書に没頭することをわかっていて、かつ安い。引っ越してもずっと通い続けていました。

子どもが生まれてからも、夫の協力を得てなんとか通っていたのです。

 

でもついに、いろいろ限界がきました。

【限界1】子どもが8か月になり、目が離せないのでドライヤー時間が取れない

【限界2】移動+施術=3時間 預け先確保が大変

 

それで勇気を出して、ずっと維持していた髪型と美容院を変えることにしました。

 

髪は、肩より上で切ってしまう。

本当はショートがいいけれど、なにせ剛毛で毛量が多くてクセがつよい。朝のセットに時間がかかっては意味がありません。瀬戸内寂聴スタイルでもないかぎり、やめたほうがよい。

ぎりぎりひとつに結べるくらいまで切ってもらうことを決めました。

 

美容院は、託児サービスがあるところを探す。

多少お高くなったとしても、施術時間(1~1.5時間)のベビーシッター代を考えれば安いはずです。

預けているときの「早く帰らなきゃ」という妙な焦燥感からもオサラバだ!

必要経費として割り切ることにしました。

 

そうして生まれて初めて「託児サービス付き美容院」に行ってきました。

駅から近く、エレベーターを降りるとさっそくベビーカーが。店内にはハロウィン仮装をしたキッズや、お母さんに抱きかかえられながらヘアカットする子の姿。

託児スペースでは保育士さんが抱っこ紐で小さい子を寝かしつけています。泣きわめいている子どももいる。

産前であれば、子どもが苦手な私にとっては落ち着かないお店だったはず。

しかし今となっては……最高に落ち着く!!! 「子どもが泣いても気にしなくていい」以上の安心感はありませんよ!

 

長年にわたって同じ美容院に通い続けた理由は、典型的ですが「美容師さんとのコミュニケーションに困るため」。

最近では予約時に「話しかけられるのは苦手」などと伝えられるようになっていますが、それでも、会計時にお店のLINE登録や次回予約をやたらすすめられたり、お友達紹介でクーポン云々と説明されたりするのが、たかが1~2分のことといえどストレスだったのです。

 

ところが今回伺ったお店は、さすが「子育て母ちゃん」向けに特化しているだけあって、そうしたやりとりが非常に少なかったのです。無駄がない。

LINEの紹介などもあるのだけれど、「その紹介のためだけに費やされる時間」がありませんでした。シャンプー台が空くまでの待ち時間にちょろっと伝えてくれたりする。

美容師さんは1歳の男の子を育てているお母さんで、本来ならカット中のおしゃべりは苦手なはずなのに、「子どもの髪のケアはどうしたらいいのか」なんてことを質問させてもらえて、大変有益な時間になってしまいました。

 

我が子は託児スペースでギャンギャンに泣いていましたが、側で見ていてくれているのは保育士さんなので慣れたもの。

美容師さんや他のお客さんの目もあるぶん、「万が一」の事態も抑止できていると感じました。

なにより、1時間ちょっとの時間を子どもから離れられ、かつ、すぐに駆けつけられるという「リラックス」と「安心感」のコラボに大満足したのでした。

 

髪はばっさり切って、乾かすのがめちゃくちゃ早くなりました!

「どういう髪型にするか」の相談も、美容師さんに育児経験があるからこそ「こういうふうにしたらラクになる」の提案が的確で大助かり。

託児付きで5,500円は、非常に良心的な価格だと思います。

思い切って髪型と美容院を変えてみてよかった。

 

こういう経験ができるのも、子どもがいるからですね。

我慢いっぱいの日々ですが、「これまでの生活」に目を向けるから「我慢」になるわけで、「これからの生活」に目を向ければ「新発見」になるのだよなあと思った次第です。

 

だけど、ひとりバイキングと居酒屋には常に行きたいと思っているよ……