※この記事は2014年7月1日に公開した内容を加筆・編集したものです
こんばんは、黒おでんの時間です。
東京を中心に神奈川、埼玉、静岡に出店している「かぶら屋」。 いま本当に店舗数が増えていて、いろんな駅前で見かけるようになりました。
超・大衆酒場です。お通しなし。とにかく安い。フードメニューはすべて300円以下です。
おすすめは黒おでんでのセンベロひとり飲み
提灯には「やきとん」の4字があり、1串80円からという価格には確かに惹かれますが、私は「黒おでん屋さん」だと思っています(やきとんだったら、同じく関東圏中心に店舗数が増えている串屋横丁さんを推したいです)。
左から、白焼(100円)、すじぼこ(100円)、糸こん(80円)、さつまあげ(100円)、牛すじ(130円)です。牛すじは串に刺さっていないスタイルでした。
※早い時間に行ったのですが、大根・たまご・ちくわが品切れという事態で、それは品切れというか仕入れミスではと思ってしまったり……
静岡を訪れた際に一度食べたきりの黒おでんが、コンビニおでんと同価格でさくっといただけるのはうれしい限りです。
生グレープフルーツサワー(350円)とおでんで、センベロひとり飲みにはちょうどいい。それにしてもなんでグレープフルーツサワーを頼んでしまったのか……黒おでんだったら、焼酎などのほうが相性がよかっただろうなあ。
その他メニューも頼んでみる
パリパリキャベツ(200円)。そんなに大きい器ではありません。キャベツ食べ放題のお店が近くにある場合は、「安くはないな」と感じてしまうかもしれません。
やきとん、カシラとネギマだったと思います。1本からオーダーできるのはありがたい。どれも80円ですが、ああ、80円だなあというくらいの量です。ちょっとつまみがほしいというときにはもってこい。大食漢には物足りないと思います(私のこと)。
野菜串もぜんぶ80円。しいたけをお願いしました。串揚げも80円均一です。写真はたまねぎフライ。
こちらの「スタミナ焼」は2本セットで180円。何のお肉なのか聞こうと思っていたのですが、「スタミナで焼いているからスタミナ焼き!」というやりとりがどこからか聞こえてきてハートが一気に白けてしまい、「まあ、なんらかの肉だな」と思うにとどまってしまいました。すみません。こんなだからライターが務まらないのです。ああ、私の酔いがもう少し早く回っていたら!
(他の方のブログを拝読していたらシロとカシラを組み合わせたものとのことでした。味付けはちょっとコチュジャンのような風味でおいしかったです。ごはんがほしくなる!)
レバーの唐揚げはネギいっぱいの甘辛ソース!
レバーの独特の味と油、ネギと甘辛味がほどよく混ざり合い、ビールとの相性はばっちり。これもやっぱりごはんがほしい……
ひとりでサクッと飲みか0次会におすすめ
とにかく安いのですが、量もそれ相応という印象です。1人でフラッと黒おでんをつまみたいときにおすすめしたい。
かつてかぶら屋さんに伺った際、私の近くの席にいた20代半ばと思しき青年は、電話で友人と話しながら遊戯王カードで遊んでいました。混んでいるときはもちろんやめたほうがよいですが、そんなノリで使えるお店というのはありがたいものです。
何件か異なる店舗に伺ったことがあるのですが、どこも活気のある若いお兄さん・お姉さんがお店を回していました。チームワークによっては、ちょっと大学のサークルチックなところもあり。
彼らはいわば「1軍」です。そこに若干の抵抗感を抱いてしまうのは、私が2軍出身だからでしょう。1軍の人たちがまぶしくて、彼らを見ていると己の背がどんどん曲がり下を向く日々でした。それを思い出してしまうんです……
でも黒おでんが食べたくなったら、また伺います。