上野御徒町にTOHOシネマズができた。ほろ酔い気分で映画を観るのが好きな方(私!)におすすめしたいのが、すぐ近くにある焼酎居酒屋「金魚」さん。
日本酒が注目され数多のメディアで取り上げられるなか、焼酎はやや大人しい印象。とはいえ、糖質制限ファイターにとって心許せる酒といえば焼酎なのだ。
焼酎はお手頃なものから森伊蔵や魔王、百年の孤独のような高級なものまで本当に種類豊富。写真のランキングに掲載されているのはあくまでもごく一部だ。
かと思えば日本酒もいろいろ。こんなお店が土日含め毎日15時からやっているっていうんだから堪らない。
串は100円から!煮込みがうまい
お酒の品ぞろえとともに心おどらされるのが、煮込み。写真の豚足は400円だが、串ものは1本100円からとうれしいお値段。
豚足コラーゲンのねっちりとした食感よ!旨さは私のヘタクソ写真でも十分に伝わると信じています。これがおいしくないわけがない。
ところで、この手のものをいただくときは「これで翌朝はお肌ぷるぷるね」という小粋なギャグを挟んでいくことがあるのだけど、豚足ごときで翌朝の肌が変わったことを実感したことがない。今度から、「おっ、あたいの足が出てきたよ!」っていうネタに変えようかなあ。
牛ほほ肉は玉子がついて600円。豚足で既に心つかまれていたのに、牛ほほ肉でノックアウト。ひとくち食べて「うんま!」が声に出た。煮込まれてとろとろしたお肉も魅力的だけど、こちらはしっかりと歯ごたえが残っていて、それが「お肉食べたい欲」をしっかり満たしてくれる。脂っこくないのも、既に味付けが施されている煮込み料理には適していると思う。もたれない。かといってパサパサでもないので、ぺろっと食べきってしまった。しかも、お皿のフチにちょこんと乗せられた味噌がまたうまいんだ。甘めの、ごはんに乗せて食べたくなるタイプのもので、これをちびちび舐めながらの焼酎が最高だったことは言うまでもない。最近、家でも味噌舐めながらビールを飲んでいるなあ……あ、糖質ゼロのやつですよ!
煮込み串もいってみよう。ハツ(200円)と牛すじ(250円)を2本ずつ。
豚足や牛ほほ肉などの1品料理煮込みとは煮汁が異なるようで、先ほどのものがクリアな醤油系、かたやこちらは少し味噌っぽい様子。牛ほほ肉に添えられた味噌のおいしさからして、期待大だ。
この牛すじ、携帯の待受画像にしたらツマミなしでお酒がおいしくいただけるかもしれない。……というくらい、絶品だった。豚足のときに味わったねっちりコラーゲン感と、ほほ肉で堪能した肉感の両方を備えている。ボリューム満点で「250円でいいの?」と言いたくなる。
ハツはとてもあっさりしていて、ホルモンならではのシャクっとした歯ごたえも楽しい。
TOHOシネマズでの映画鑑賞前後、焼酎飲み比べで愛も深まる!?
焼酎に興味はありながらもなかなか飲み比べる機会がなく、いつも「白霧島」があればそれを頼み、なければ勧められるものを適当にいただくという流れになっていた。
この日は、その名の通り愛子さまがお生まれになった際に皇太子殿下に献上されたという芋焼酎「愛子」、同じく芋焼酎の「不二才」、ラベルはよく見かけていたものの挑戦したことがなかった栗焼酎「ダバダ火振」(いずれも550円)をいただいてみた。
芋焼酎ながらもあっさりした味わいの「愛子」、おいしかったなあ。逆に「不二才」は大人な味というか、私にはまだ早いというか……。「栗」からくるやさしいイメージでロックでいただいてみた「ダバダ火振」のパンチ力!どうしよう、飲みきれるかなとすら思ったものの、氷が徐々に解けてくるととってもおいしい。麦、米、いろいろ試してみればよかったなあ。焼酎好きの方と一緒に訪れたくなる。
TOHOシネマズでの映画鑑賞後の2次会にもぜひ。婚活中、映画デート後にこういうお店に連れて行ってくれる男性がいたら、私の婚活はそこで成功に至っていたのかもしれないな……御徒町で婚活デートをするのかどうかという問題は、さておき(私は青山なんかより御徒町のほうがグッときますけどね!)。
お店情報
- 店舗名:金魚
- 住所:東京都台東区上野5‐20‐15
- アクセス:JR御徒町駅南口徒歩1分/地下鉄銀座線上野広小路駅2番出口徒歩1分/地下鉄日比谷線仲御徒町駅4番出口徒歩1分
- 電話番号: 03-3834-0107
- 営業時間:月~金、祝前日: 15:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:45)土、日、祝日: 15:00~22:30 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:15)※年末年始・お盆はお休み
※予約等の問い合わせをされる場合は14時以降に! ホットペッパーでのWEB予約もできます⇒ 御徒町 金魚(御徒町/創作料理) | ホットペッパーグルメ
※掲載している情報は2018年1月時点のものです