秋雨前線に台風に低気圧。
毎日こう雨が続いてしまうと、乾燥機なしの一人暮らし世帯は辛いものがある。積まれていくタオル。積み上がっていく苛立ち。
しかし、今週末の東京は待ちに待った「晴れ」!
怒涛の洗濯に備えて洗濯槽クリーニングをしたところ、とても簡単だったのでご紹介したい。
▼参考記事
用意するもの
●粉末のワイドハイター
水10リットルに対して50g
●ゴミをすくう網
100円ショップに売っているものがおすすめ。なければ排水溝ネットやストッキングなどで代用。2020年9月現在の私は面倒くさくなってこの工程は飛ばしている。
●風呂の残り湯
お風呂の近くに洗濯機がない方や、「俺はシャワー派」という方は、通常通り洗濯機に水を注ぎ、そこに熱湯を少し足してぬるま湯に。
●マスク
なくてもいいけれど、ハイターでむせないように
クリーニングの流れ
- ぬるま湯を満水近くまで入れる
- ハイター投入
- 一晩放置
- 水面の汚れをとる
- 少しかき回しては汚れをとる、を繰り返す
- 脱水
- 最後に1回まわす
あわせて、ゴミとりネットや洗剤注入口、フタのパッキンのところなどもきれいにできると、なおよい。
※2020年9月現在、使っている洗濯機には洗濯槽掃除モードがあるため、そのモードをつかいつつ粉末ハイターを使っています
実践
1)ぬるま湯を満水近くまで入れる
水が飛び散るといけないので、満水より少し少ないくらいの水位までお湯を注ぐ。
お風呂の残り湯の温度がちょうどいいらしい。
我が家は風呂場と洗濯機が微妙に離れているので、バケツで運搬することに。
これもまた運動とポジティブに考えれば、楽しくなってくる。
さて、ここでついでにおすすめしたいのが折りたたみ式のバケツ。
シリコンになっていて折りたためるので、狭い部屋に住む1人暮らし世帯にはイチオシ。10Lくらいあれば、漂白したいシャツやズックを浸けこむのにもぴったり。
100円ショップのバケツは大きくて、使うときにイチイチ物置に取りに行かなければならないのが面倒くさく、結局処分してしまった。
2)ワイドハイター投入
水10リットルに対して50gということだったが、計るのが面倒だったので1袋全投入。
少し洗濯機を回して、ハイターを全体に行き渡らせる
3)一晩放置
いっぱい汚れが取れるかな・・・わくわくしながら床につく。
※フタしておきます
4)水面の汚れをとる
待ちに待ったクリンナップタイム!
この瞬間が楽しみで楽しみで、用意した網はこちら。
100円ショップダイソーで販売されていたこの商品、付属のゴムを弾くとゴミが取れるというスグレモノ。
金魚すくいに成功した試しはないが、すくってみせよう洗濯槽の垢。
前日の夜に封印した洗濯機を開けることが、これほど楽しみだなんて。
しかも絶対に汚れているとわかっているのに、それが楽しみだなんて。
※この感覚は小学生のころに見た「ナイナイナ」の「二年越しで放置された岡村の炊飯器を開けて中身を確認する」企画の影響が大きい気がする・・・
※ご参考:ナイナイナ - Wikipedia
いざ、待望の封印解除!
(お食事中の方、苦手な方は閲覧ご注意ください)
3、
2、
1、
どりゃあ!
うおお・・・確かに左下に黒いカスが見える、が・・・
こんなもんかよ!
というのが率直な感想である。
「思っていたより汚れていない」というのは嬉しいことであるはずなのに、なんだろう、このがっかり感・・・。
やり方間違っていたかな・・・。
※こんな感じ
5)回してはすくい、回してはすくい
確かに開封直後はあまり垢が取れなかった、が、本番はここからだ。
洗濯機を少し動かしてはネットですくう。その繰り返しである。
ここで活躍するのが、マスク!
塩素系よりもやさしい酸素系ハイターとはいえ、「ハイター水」の真上で真剣に垢すくいをしていると息苦しくなってくる。
もしかしたらメガネかゴーグルもあったほうがいいかもしれない。
ハイターを入れすぎているのもあるだろう。
でもここまで来たら引き下がれない!真剣勝負に丸腰で臨んだら負けてしまう!
15分くらい格闘して、取れた汚れはこんなところ。
※やはりそれなりに汚れていた
※ちなみに購入して1年半の割と新品の洗濯機
ところで、ダイソーで感動して購入したパッチンネットについて。
肝心のパッチンをすることで、周囲にハイター水が飛び散るので最初の1回しか使わなかった。
「一見すごく便利そうなアイデアなのに、実戦では意外と使えない」という100均グッズあるあるを見事にお見舞いされてしまった。
いつかパッチンテクをフル稼働させられたらいいな・・・。
6)脱水したら、1度カラ運転
洗濯槽にハイターが残ってしまっているので、洗濯物を入れない状態で満水まで再び水を注ぎ、一度洗濯機を回しておく。
きれいになっていると信じて、週末を待つのみである。
とても簡単だったので、ご興味のあるかたはぜひお試しください。
ドラム式洗濯機ご使用の方へ(9月11日加筆)
冒頭にリンクを貼った記事のなかで、ドラム式洗濯機の洗濯槽をきれいにするコツがいくつか記載されていたので、ご紹介。
●洗濯槽にためるお湯は「バケツ1杯分くらい」
バケツにはサイズがあるが、明記されておらず。おそらく10Lバケツを使用していると思われる。
●(お湯の量が10Lだとしたら)粉末ハイターの量は50g
●3分程度カラ回しして、混ぜる
これは縦型洗濯機と同じ。
●「つけおき」「槽洗浄」コースを選ぶ
ドラム式の場合は、全体が水につからないので「つけおき洗い」や「槽洗浄コース」などを利用して、時々ドラムをまわしてあげましょう
とのことだ。「つけおき」だと一晩放置することができるのだろうか?
その後脱水し、再びカラ回ししたら、完了。
東京はすっかり晴れました。よい洗濯とよい週末を!