こんばんは、無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァ!の時間です。
AI美空ひばりプロジェクト、賛成でも反対でもないのですが、「観たり聴いたりし続けたいたいもの」ではない(リピート再生欲がわかない)なあと思っていました。
AI美空ひばりへのモヤモヤ原因は「『遊び』がないこと」?
その理由について、毎週木曜日に配信されているポッドキャスト「順正寺ラヂオ」で住職さんが
「『遊びがないから』ではないか」
とおっしゃっていました。遊び ≒ 無駄 です。
AI美空ひばりさんは、正しい音がスポーンと出る。声の揺らぎがない。いや、揺らぎもあるっちゃあるんだけど、それは意図してつくられたもの。
その「正確無比さ」がなんとなく、居心地の悪さというか「安心できない感じ」につながっているのではないか。
「会社は仲良しクラブじゃないんだぞ」
アプリ「たすくま」で毎日のログをつけるようになって数年経ちます。
1日の記録は夜中寝ているあいだにEvernoteへエクスポートされるようになっていて、それをもとに、朝のうちに前日のレビューを書く生活を続けています。
▼日々のログのつけ方詳細はこちらを
たまに、ふとしたときに、去年やおととしの「今日と同じ日付の日」の記録を見返すのですが、なかなかしんどい記録と遭遇しました。
私と真反対ともいえる考え方の上司と仕事をしていた時期で、悩んでいる心情が記録されていました。
上司はとても優秀で、仕事に一切の無駄がありませんでした。効率がいいし成果もまちがいなく出す。ビジネスマンの鑑のような人です。
一方の私はダメリーマンでして、なんの役にも立たないコミュニケーションがないと、辛くて寂しくてやっていけないのです。嫌な仕事でも、担当者のことが好きならがんばれてしまいます。好きになるために、その人と無駄なコミュニケーションをとって心の距離を詰めたいのです。
だから完全なリモートワークは苦手だし、「会社は仲良しクラブじゃないんだぞ」みたいな正論に寂しくなるし、生産性のない飲み会も好きです。
自分が大事にしているものを大事にできる場所でがんばろう
過去の私は上司からしばしば
「その連絡要りますか?」
「『がんばります』という言葉はいりません、結果しか見ていませんので」
といった連絡をもらっていて、ひどく傷ついていたようでした。
私の連絡がいちいち湿っぽかったんですよね。山下真司主演のドラマならいいけれど、合理性重視タイプとの相性は悪い。傷ついて、ここでこうやって書くのは、本当は上司に申し訳ない。タイプが違うのです。彼は彼の大事にしていることを言っているだけ。
「これは合わないぞ」と判断して、職場を離れる決断をした自分のことを褒めたいと思います。かなり勇気が要りましたが。
なにを大切にするかは人それぞれです。
「仕事」においては上司の方が正しかったと思います。だけど無駄があってはじめて走り出せるポンコツビジネスマンも、残念ながら生きているのです(ここに!)
誰が良くて、誰が悪いという線引きをするのではなく、自分の信じる道を押し付けるのではなく、
「みんな違ってみんないい。生きやすいところを見つけられればそれでいい」
という感じでやっていきたいなあ。
みたいなことをポッドキャストで話しました。きれいごとだけじゃビジネスは回りませんけどね。