写真の汚さには定評があります。
構図にセンスがないというのが致命的なのですが、そのもっと手前が問題です。周辺のものを退かす作業を怠りがちです。
部屋をきれいにできたらいちばんなのですが、自信ゼロ。ならば「きれいな空間」を購入すればいいじゃないということで、ついに「撮影ボックス」、導入してみました。
いろいろあるけど、どれにする?
撮影ボックス、いろいろあります。「最低最悪レベルからの脱却」が目的ですので、高級品は不要です。となると
このあたりが、人気のようです。サイズも50cm(3,200円)から70cm(4,900円)くらいまでいろいろあります。
だから、購入しました。
しかし今…タンスの肥やしになっています…。
■このタイプのデメリット(使わない理由)
- 別途ライトが必要
- バックスクリーンの折りジワが強烈
シワ問題はかなり大きいです。化繊なので、アイロンをかけるときは当て布しないと心配。こういう地味~な「プラスアルファ」って、実際の負担は大したことがないのですが、着手するまでにすごく時間を要することになります。重い腰が上がらん…。
初心者というのはワガママなものです。「すぐ」とか「即」とかが大好きなんです。「玄関開けたらサトウのごはん」感がほしい。撮影ボックスひとつですべてを解決してほしい。
そんなワガママを解決してくれる商品、あるわけが…
そんなうまくいくわけねえだろと思うのですが、密林をさまよう中で、ついに見つけてしまったんです。それが、こちら。
マグネットで側面をくっつけて組み立てるタイプなのですが、なんとLEDライト搭載。このタイプはガンプラ撮影にもってこいな22~24cmくらいの小型ボックスがほとんどであるものの、この商品に関しては40cmなんです。タテ・ヨコ・奥行き、それぞれ40cmずつあればかなりいろいろ撮影できますし、大きすぎないので広げやすいです。
レビューが1件もなかったのですが、4,980円、けっこう即決で購入してしまいました。
商品概要
2~3日くらいで届いたのが、こちらです。
不織布の薄手のバッグに、撮影ボックス本体、バックスクリーン2枚(白と黒)、LEDライトの給電用ケーブル、そして、
説明書が入っていました。
ベリーチャイナな感じです。このシナシナの紙質、確かに中国製。
説明書通りに組み立ててみます。
サイドをマグネットでくっつけるのですが、折り畳まれすぎていて、
マグネットをくっつけているシールがちょっと剥がれていました。すぐ、貼りなおしてこの状態です。でも、補強すればいいだけのことですからね。こんなの全然気にしない。
組み立てた直後が、これです。
たたみグセがしっかりついてしまっているせいで、最初はやや不安定。折っていたのと反対側にちょっぴり折れば、(ほどほどに)シャンとします。
そして、ボックス上部にはLEDライト。
脇にUSBケーブルをつなげる穴があります。パソコンや、ポケモンGOユーザーの必需品・モバイルバッテリーとつなげば明るくなります。
箱の上部には丸いフタのようなものがついていて、
これを外すと、上から別途ライトの光を取り入れることもできます。
でも、最大の優秀ポイントはバックスクリーンです。水泳のビート板みたいな素材(ウレタンって言うんですっけ?)でできているので、よほどのことがないと、シワになりません!
撮ってみました!満足です
我が家のかわいいぬいぐるみを撮影してみました。
LEDライトを点けて、iPhone6で撮影しています。加工は一切なし。
…まだ2回しか組み立てていないんですが、いまのところは、かなりいいです!
レベルの高い方はいろいろツッコミどころがあるかも。でも、初心者にはおすすめできるのではないかと思います。ただ、クオリティにバラつきがある可能性もありますね…(中国製への偏見は良くないと思うのですが、つい)。
しばらく使ってみて、5,000円出す価値があるかどうかはまたご報告いたします。
とりあえず、いまは幸せです!!