こんばんは、冷マの時間です。
「冷蔵庫に貼るマグネット仕様の販促チラシ」のことで、みうらじゅんさんが命名したものです。都内ではこの世にどれだけ水のトラブルがあるのだろうと思わされるほど、ポストに投函されます。
我が家はマンションのポスト直下にゴミ箱が設置されていて、チラシの類はその場で捨ててしまうことがほとんどです。冷マも然り。
しかし上の写真の冷マ、これは自宅に持ち帰りました。一瞬ゴミ箱に捨てかけたのですが、慌ててキャッチ。これは取っておくべきもの!
まずなにより、感動しました。冷マ2.0の時代が来た!!
レイマ2.0
— やままあき◆「雑記ブログの書き方セミナー」8月31日 (@yamama48) 2019年8月10日
※1.0=マグネットとして使える!
2.0=●●として使えるマグネット! pic.twitter.com/gPl8xLV2Ob
冷マ台頭期は、冷マであればそれだけで価値があったのです。
「チラシでは捨てられてしまう。主婦の方の手元にとっておいていただくには、マグネットだ!」
最初に気づいたのはどなたなのでしょう。想像力に感服です。
しかしよいアイデアとは真似られるもの。もはや誰が第一人者なのかもわからないほど、この世の水道屋という水道屋がマグネットを作りはじめました。1ヶ月に1度くらいは投函されているのではないでしょうか。そうするともう、ありがたみもなにもありません。もともとの「紙のチラシ」と同等のものになってしまいます。制作費は冷マのほうが高いだろうに(意外と同じくらいなのですかね?)。
そこに現れたのが、定規機能付きの冷マです。冷マ2.0時代の到来!
しかも水道屋ファッション(またの名を森末慎二コス)のキティちゃんで、見た目もかわいい。機能性と見た目、両面から「保管しておこう」という気にさせるとは……水道屋のイースマイルさん、やり手です。
冷マ定規、大活躍
話は変わりますが、今晩の我が家の夜ごはんはゴーヤチャンプルーでした。レシピを見ると、ゴーヤは5mmほどの薄さでカットするとのこと。5mmがわからなかったので、冷マ定規をまな板の下にセットして調理に臨みました。
許容範囲内の薄さで切ることができました。これが冷マ2.0時代だ!
数量がわからない
「ゴーヤ切るのに冷マ定規、必要?」
「5mmなんて、だいたいでいいのよ」
そうおっしゃる方はたくさんおられるでしょう。しかし私、定規がなければかなり薄く切っていたことが予想されます。理由は「単位がmmだから」です。これだけで、「なにやら薄く切るらしい」と判断してしまうのです。
前日につくった、ナスのマヨネーズ和えです。大きさ比較がないのでわかりにくいと思いますが、「1.5cm角で切る」という指示を受けてのこれです。
レンジでチンするホットサラダだったのですが、3~4cm角くらいになっていますので全然火が通らず、ほぼ生の状態のナスでした。意地で完食しましたが。
昔から密かに悩んでいることです。数量がわからないのです。
前述の通り「長さ」は最たるものです。距離の話など、もうてんでイメージがつきません。30cmはなんとなくわかります(ものさしの大きさを両手で再現して把握する)。1mは怪しい。いまのところいいかんじの1mが身の回りにないからです。面積なんてもう、さっぱり、何平米だと言われてもピンときません。
同様に重さや金額などもわかりません。もちろん「老後のために2000万円貯める必要がある」と言われれば「それは大変そう」と思いますが、「せんまんえん」という響きと見た目でそう判断しているのであって、どのくらい大変そうなのかはピンときていない。
キャベツ1玉500円だと言われれば高いなと感じますが、それは毎日100円~200円くらいのキャベツを購入しているから。すなわち基準値があるからなのです。基準がないものはどうも、その額が高いのか安いのかよくわからない。
でも学校の数学で赤点を取ったことはありませんし、高校受験にも臨み合格しました。大学受験で自主推薦入学ができたのも、高校のときの成績がよかったからです。
しかしそれとこれとは別。期末テストの間だけは、数学を「覚えて」いたのではないかと推測しています。九九の感覚です。5×9が45になる感覚はわからないが、「ゴクシジュウゴ」はわかる、という具合。
訓練の方法はあるんでしょうか……。
食材の大きさに関しては、冷マ定規くんが助けてくれそうなので感覚をつかむまでがんばろうと思います。