これまでに何回か、ボイトレ教室に通っています。
「歌がうまいと言われる人になりたい」と、ずーっと思っているのです。「私、脱いだらすごいんです」じゃありませんが、「マイクを持たせてみたらすごいんです」って、憧れませんか。
スーザン・ボイルが「ブリテンズ・ゴット・タレント」で歌いはじめた瞬間の審査員の表情! 友人や知人、上司、それからスナック仲間があの顔になるところを見てやりたいと思いませんか!
▼これ(ちょうどそのシーンから再生されるようにしました)
歌手になりたいと思ったことはありませんが、ディナーショー欲求はあります。歌いながら、ところどころ小声で「ありがとう」と言いながら、会場を練り歩いて握手しまくりたい。
私は結婚式を挙げなかったので幻と化しましたが、二次会でディナーショーごっこをやってみたかった!
ディナーショーは無理だとしても、カラオケスナックで「早くこいつの歌、終わらないかな」と思われない程度にはなりたいものです。
仲間内でカラオケに行って、おせっかい野郎が頼んでもいないのにガイドメロディ役を買って出てくるような事態は、御免こうむりたい! 脱、音痴!
- 習い事を始めるならボイトレ教室!種類別の魅力と正直な感想
- 「ボーカルレッスンミュウ」を選んだ私からのおすすめポイント
- 習い事選びの参考に!ボイトレ教室「ボーカルレッスン ミュウ」概要
- 新しく習い事を始めたいなら「ボイトレ教室」が絶対おすすめ
習い事を始めるならボイトレ教室!種類別の魅力と正直な感想
私はこれまで
- グループレッスン型
- マンツーマン型
- オンライン型
のボイトレ教室に通ったことがあります。いずれも多店舗展開しているスクールです。
グループレッスン型
グループレッスン型の最大のメリットはコストが押さえられること。
1コマ60分で月謝は8,000円台だった気がします。少なくとも、1万円未満であったことは確かです。
私が学生だった2004年ごろに受講していたのですいぶん昔の話になってしまいますが、先生1人に対し最大3人の生徒が同時にレッスンを受けるというものでした。もちろん、お互い見ず知らずの他人同士です。
最初の発声練習などは3人同時に受け、歌練習はひとりずつというスタイル。
60分間の前半は発声練習、後半は3人で等分するのでひとりあたりの練習時間は短くなってしまうのは致し方ないところです。
ちなみに誰かが練習しているあいだ、残る2人は別室に移るでもなく同じ部屋に居続けます。
私はこれも魅力のひとつだと思っていました。ライバル心や、「彼らをアッと言わせたい」という気持ちは大事です。
こういう話をするとき、私の脳裏にはいつもプレステ版のダービースタリオンの映像がよぎります。愛馬の調教に「併せ」というメニューがあることを知ったときの衝撃たるや! やはり「身近な敵対心」が馬と人を強くするのだと幼心に学びました。
………話がそれました。
グループレッスン型のデメリットは、やはり「ひとりあたりの時間が少ないこと」に尽きます。
しかしそれ以上にコロナウイルスの影響が心配です。きっともう、このプランが廃止されているスクールは多いことでしょう……。
マンツーマン型
2年近くお世話になったのがマンツーマン型のレッスンです。
教室によりますが相場は1回5,000~8,000円くらいではないでしょうか。月2回、4回などレッスン数に比例して月額が変わります。
私は体験レッスンから現在にいたるまで、ずっと同じ先生にお願いしていました。このことは、単に「他人と時間を配分せずにレッスンが受けられる」以上のメリットがあったのでおすすめです。
もちろん1回受講するだけで、レッスン前後の声の出方が変わりました。
ただ継続して同じ方にお世話になっていると、先生もこちらの趣味嗜好や声の出し方の癖を理解してくださるので、どんどん「私のためだけのレッスン」になっていくのです。
ボイストレーニングに限らず、この世のマンツーマンレッスンのすべてに共通することかもしれません。
先生から「やままさんはこういう曲も合うと思いますよ」という思いがけない提案をいただけたり、私の苦手領域を踏まえた練習をしていただけたりと、「オーダーメイド感」がこちらのやる気をさらに高めてくれる気がします。
ちなみに私は自称「おっさんカラオケ」の名手です。これは自慢でもなんでもなく、おっさんの歌い方にありがちな「無駄に声を伸ばすがゆえに次のフレーズに入るのが遅れる」をやらかしがち、という意味です(歌のうまいおっさんたち、誤解を招く呼称にしてスマン!)。
先生はこの癖をよーく理解してくれていて、リズムをとるレッスンで鍛えてもらいました。自分の悪癖を自覚して向き合うことは、歌唱力向上には欠かせない道!
そんなマンツーマン型のよいところとして、先生に「いつもと違うレッスン」の相談がしやすい点も挙げられます。ちなみに私は「浪曲」のレッスンをお願いしたことがありました。
浪曲はカルチャースクールで習っていたのですが、月に1度のレッスンだったため、いまいち声の出し方がつかめずにいたのです。そこでボイトレの先生にご相談し、浪曲の練習をさせてもらった次第です。
これが、とてもよい経験になりました!
カルチャースクールの浪曲師の先生からは「感覚的な声の出し方」を、ボイトレ教室では「論理的な声の出し方」を教わることができたため、相互に情報が補完されたのです。するといろいろなことが腑に落ちる! 声もずいぶん出しやすくなりました。
ほかにも「ナレーション」のレッスンをお願いしたこともあります。
教室や先生の方針次第になりますが、「発声に関することはなんでも相談できる」のはマンツーマン型の大きな魅力です。
オンライン型
新型コロナウイルス感染症にともない、オンライン型のレッスンも増えてきているようです。
私が受講したのはナレーション・朗読のコースでした。
教室と自宅(もちろんカラオケルームなどでもOK)をビデオ会議ソフトでつないでレッスンを受けます。
- 大きな声を出しても恥ずかしくない部屋が確保できる
- カメラ、イヤホン、マイクのトラブルが起こりにくい環境がある
- 歌ではなくナレーションや朗読の技術を磨きたい
という条件が揃うのであれば、アリかなと思います。
私は狭いマンションに家族と同居しているため、洗面所にこもって受講していました。
音質はこだわったほうがいいのかなと思い、ポータブルマイクの「iRig Mic Cast HD」を使用。
自宅に居ながら練習できるのはありがたい反面、気持ちのスイッチが切り替わらないので、気分転換にはなりませんでした。
喉の開き方などを見てもらうことは難しいので、対面レッスンに比べると魅力は劣ると思います。
気軽に足を運べる距離のところにボイトレ教室がない! という方などにはおすすめできますが、お近くに通学できる教室があるのであれば、そちらを選んだほうが間違いありません。
「ボーカルレッスンミュウ」を選んだ私からのおすすめポイント
前項の「マンツーマン型」で熱くいろいろ書いてしまいましたが、私が約2年もの長きにわたりお世話になったボイトレ教室は、【ボーカルレッスンMyU】 です。
都内5校に加え、横浜校、大宮校、心斎橋校、天神校と全国9教室が展開されています。
ほかにもいろいろな教室があるなかでミュウを選び、約2年も通った理由をご紹介しましょう!
1.立地の良さ
体験レッスンを申し込むまでにいくつかのボイトレ教室の情報をチェックしましたが、私がよく利用する秋葉原駅から徒歩3分という好立地が大きな決め手になりました。
秋葉原校のみならず他の教室も駅から5分圏内、特に都内校にいたっては3分圏内に位置しています。
▲秋葉原校の受付スペース(2020年10月撮影)
2.営業時間の長さ
私がお世話になっていた秋葉原校は朝10時から22時までの営業でした。
校舎やインストラクターさんによりますが、遅めの時間まで対応してくださるケースが多いように感じます。
となると、平日は学校や会社で忙しい方であっても、通勤、通学後に立ち寄れる! ストレス発散にもよさそうです。
▲防音ばっちりの練習スペースで思い切り発声できます(秋葉原校/2020年10月撮影)
3.気軽にインターネット予約およびキャンセルができる
会員専用の予約サイトがあり、PCやスマホで手軽に予約できます。日時、校舎、先生など、自分が希望する条件で空き枠を検索できるので便利です。
レッスン前日まではこのサイト上でキャンセル手続きもできるので、気まずい気持ちを味わうことなく、自分のスケジュールにあわせて柔軟に予定変更ができるのもありがたいポイントでした。
▲ホワイトボードを使ってのレクチャーも(秋葉原校/2020年10月撮影)
4.他校でもレッスンが受けられる
全9校のどこででも、レッスンを受けられます。
フィットネスジムなどで「○○店を利用する場合は追加1,000円かかります」といった制約が設けられているケースもありますが、ミュウにはそうしたオプションルールはありません。
好きなときに、都合のよい場所で、追加料金無しで受講できます。
5.キャンセル・休会・退会などのルールも良心的
日々の予定は刻一刻と変わるものです。レッスンに行くつもりだったのに思いがけず業務量が増えてしまい、泣く泣くキャンセルが必要に……という事態も起こりえます。繁忙期など、長期に渡って通えなくなることもあるでしょう。
ミュウはそうした場合の対応も非常に良心的だと感じました。
キャンセルはレッスン前日の23:59まで対応してもらえます(当日キャンセルはレッスン1回消化扱いなので注意)。
また、当月を含めた3か月のあいだであればレッスンを繰り越せます。仕事が忙しい時期はこの制度に助けられました。
休会は最長6か月まで対応してもらえます。休会の前の月に休会したい期間を申し出ればOKですが、復帰月分の月謝1か月分を前納することになります。
我が家はコロナウイルスへの警戒が強い方で、緊急事態宣言が解除されてからもなかなか外出できずにいたため、休会制度にもお世話になりました。
そして肝心なのは退会時です。「辞める月の前々月までに申請を」なんていうルールはよくある話ではないでしょうか。
かつて高級フィットネスジムでこのルールに苦しみました……(辞める直前の1か月、ほとんど行けないのに月会費を払うハメに)。
ミュウは「退会したい月の10日までに申告」すれば受理してもらえます。これはかなり画期的!
通ってみて、月末に「うーん、続けようか、続けまいか……」と悩めば、「辞める月の10日まで」という期日に間に合うはずです。
6.お得感のある会員向けサービス
私にとってかなりの魅力だったのは、「空いているスタジオはいつでも無料で使える!」という会員向けサービスでした。
ひとりカラオケは意外とお金がかかりませんか? カラオケソフトの入ったPCが設置されているスタジオをタダで使えるというのは、お得感があります。
通勤・通学後の夕方以降の時間帯は混み合っていることが予想されますが、早めの時間帯や、平日の日中に自由がきく方にはもってこいのサービスです。
かくいう私もフリーランスの身であるため、日中にポッドキャストの収録などで空きスタジオをたくさん使わせてもらいました。
※現在は新型コロナウイルス感染症対策のため、レンタルスタジオサービスは休止中です。再開については各教室にお問い合わせください
また、参加したことはありませんが会員を対象にしたライブイベントやレッスンなども頻繁に開催されています。趣味の友だちを見つける場にもなるかもしれません。
▲常にワークショップやキャンペーンが展開されています(秋葉原校/2020年10月撮影)
習い事選びの参考に!ボイトレ教室「ボーカルレッスン ミュウ」概要
【ボーカルレッスンMyU】 への申込みを検討するにあたり、要になりそうな項目をまとめたものが下記の表です。
▼公式サイト
自分の目標に合わせて、プロの講師がマンツーマンレッスン【ボーカルレッスンMyU】
「ボーカルレッスン ミュウ」のコロナ対策最新情報はこちらから
新型コロナウイルス感染症で、ミュウに限らずボイトレ教室は大打撃を受けたはず……そんななか、ミュウはオンラインレッスンを新たに設けるなど、各種の感染症対策を進めています。
オンラインレッスンの最大のハードルは「自宅で大声が出せないこと」だと思いますが、自宅代わりにミュウの空きスタジオを使わせてもらえるのもうれしいところ。先生には遠隔でレッスンしてもらえるので、直接対面する必要がありません。
もちろん、通常の対面レッスンも万全の対策のもとで行われています。
新しく習い事を始めたいなら「ボイトレ教室」が絶対おすすめ
なにか始めたいけれど、なにをしたらいいやら……という方には、迷わずボイトレ教室をおすすめしたいです。
- 声を出すとストレスが発散される!
- 上達が実感できるのでうれしい!
- 腹式呼吸を真剣にやると運動になる!
おおげさでなく、教室の帰り道は身体が軽くなったような感覚が味わえました。
また、コロナがおちつくまでは機会がないかもしれませんが、飲み会帰り、急にカラオケやスナックに足を運ぶことになってしまうシーンもあるはずです。
そんなときに堂々と振る舞えるのは、なかなかうれしいことでした。
とにかく、通っていて無駄になることがない!
心からおすすめします。
私が通っていた【ボーカルレッスンMyU】 では無料体験会も開催されています。
スタジオで対面しながらはもちろん、オンラインでの体験も選べますよ。
発声練習と、好きな曲を使ってのレッスンは約30分間。先生とマンツーマンでみっちり教えてもらえるので、実際に通ってみるとどんな感じなのかが体感できます。
無料体験の詳細はこちら