市販の食パン1斤分(※)とも思われる量のサンドイッチがいただける、東銀座の喫茶店「アメリカン」。
※実際には半斤のようです
朝日新聞デジタル:暴力的サンドイッチ 東銀座「アメリカン」 - おやじの昼めし - 食と料理
ランチタイムはビーフシチューセットも人気で
テイクアウトのサンドイッチも、量はそのままに450円ぽっちと大変お得。
今週の週刊アメリカン、特集は「トーストの謎」。
※続けられる限り、週に1度は何らかの形で訪問していきたいと思います
■「朝リカン」の名物といえば・・・
アメリカンは朝7時半から営業中。
そんな朝のアメリカン(愛しさを込めて「朝リカン」と呼ばせていただきます)の看板商品といえば
トーストセット。
これで、600円!!
ランチタイムでもおなじみのオニ盛りサラダ(ポテトサラダ、タマゴサラダ、マカロニサラダなど)をトーストに乗せて食べるのが、ツウの楽しみ方のようだ。
実はこのトーストセット、昼にもいただくことができる。
※サンドイッチセット(1,100円)に紛れ込むトースト
朝は600円。昼は1,100円。
この差は、どこにあるのだろうか。
アメリカンヌの1人として、確認しに行ってきた。
■ビーフシチューフェアの怪
ランチタイムに、突入!
・・・と、その前に、確認しなければならないことがある。
※6月訪問時の店頭
6月末で終了してしまった、開店31周年記念フェア。
しかし、「ビーフシチューが値引きされていない日はない」との噂も。
事実は、いかに!
3、
2、
1、
!!!
7月1日から、「夏を乗り切ろう大サービス」になっている!!
※まちがいさがしだよ!
よし、夏、乗り切ろう!
■昼トーストの衝撃
ドアを開けると、チリン、とベルの音に出迎えられる。
相変わらずのスピーディー接客で、1人席に腰を落ち着けることに。
11時半~13時は喫茶利用不可(=フードの注文が必要)だが、この日は13時過ぎてからの訪問だったため、コーヒーを飲みながら打ち合わせをするおじさまがチラホラ。
とはいえ、やはり、女性客が多い店だ。
大変なボリュームサンドイッチであるにもかかわらず、毎度不思議に思う。
お冷を持ってきてくれた店員さんに、早速「トースト」をオーダー。
これまた相変わらずのスピーディー対応で、あっという間に眼下に注文の品が現れた。
ドーン!
いつもよりもこんがりとした食パンが、印象的。
(もはや大きさには慣れつつあり、衝撃を受けなくなっている)
でも、この量の食パンに対し、いちごジャム2つというのはチト少なすぎやしないか・・・
という指摘は、愚の骨頂!
「オイラがいるぜ!」
上から、タマゴサラダ、ポテトサラダ、マカロニサラダ。
マヨサラダ三重の塔!
そんなオニ盛りサラダが存在感をアッピールしている。
※ちなみに通常のサンドイッチを注文すると、上記3種のうちいずれか2種の「二重の塔」になる。
三重の塔が楽しめる点が、トーストセットの魅力かもしれない。
サラダの自己主張・・・しかと受け止めよう!
こうだ!
おいしくないはずがない。
いつもパンのことばかり書いてしまうが、ポテトサラダ、タマゴサラダ、マカロニサラダ、どれをとってもサラダ自身がとてもおいしい。
しっとり、なめらかで、特にポテトサラダはジャガイモがごろんごろんと入っているところがとてもよい。
トーストの楽しみ方は、「feat.サラダ」だけではない。
ランチセットだけの特典であるスジャータ風コーンスープを忘れるわけにはいかない!
こう!
このまったり感、たまらない!
そして最後はデザート的に、イチゴジャム。
ふかふかの食パンに、甘酸っぱいイチゴジャムがベストマッチ。
「特製ジャム」とか「手作りジャム」ではなく、既成品のイチゴジャムであるところが、よいのだ。
■結局、朝と昼のトーストは何が違ったのか
順を追って検証していきたい。
1)食パンの大きさ
昼トーストは朝トーストよりも、やや大きい様子だ。
朝の1.5~2倍ほどの差があるように思われる。
2)コーンスープ
スジャータ風コーンスープは、ランチタイムだけの特権。
3)サラダ
朝も昼もオニ盛りサラダが食べられるが、朝は仕込中に使った食材(チーズやハム、サーモンなど)の余りを気まぐれで乗せてもらえることがあるようだ。
楽しみを増やす大きなポイントかもしれない。
4)ジャム
朝トーストに添えられるジャムはたった1つ。
ジャムを2つ添えてもらえる点では、昼トーストの方がお得であるようにも思われる。
・・・というわけで、総括。
アメリカンのもうひとつの名物と呼んでも過言ではない、「オニ盛りサラダ」を堪能するには、朝にせよ昼にせよ、トーストセットがベスト!
内容を比較した限りでは、モーニングのほうが得であるように思われる。
しかし、コーンスープおよびイチゴジャムと食パンのハーモニーを体感したいのであれば、昼トーストを勧めたい。
■編集後記
・紛れもなく、サラダのレタス量が多かった。気のせいではない。確信している。
・食パン半分は、テイクアウト
店員さんが「持って帰る?」と声をかけて下さり、ご覧のとおり、食パン半分を持ち帰らせていただいた。
※半分でこの量。夜ご飯ができてラッキー!
来週も無事訪問できることを祈るばかりです。