言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

母親1年生の夏、酷暑、戸惑い

 小学生のころ、天気予報で夏の気温を見るたび「36度くらいになると、自分の体温と同じ暑さってことだなあ」と思っていたものです。それが現実のものになるとは! 

 ……という書き出しのブログ、今週は何記事くらいあったのでしょうか。

 

 本当に暑い夏、というか、夏手前(6月)です。

 昨年のいまごろは「つわり」でウダウダと寝転んでいた気がしますが、今年はそうもいきません。私は一歩たりとも家から出たくないと思っていても、狭小住宅の室内では子どもは満足してくれないのです。

 普段なら日々の買い出しで散歩を兼ねることができるのに、そうはいかない暑さ。買い物はネットスーパーに助けてもらえるものの、子どもの気分転換は自力で工夫するしかありません。

 気づけばいつも以上にあっという間の1週間でした。

 

月曜日

 近所の児童館に行ってみました。

 都内あるあるではないかと思いますが、狭い面積でやりくりしているため、「保育園の上の階に児童館」という構造が多いのです。最寄りの児童館はなんと3階(エレベーターなし)。

 ベビーカーで行くと搭乗 & 離脱のひと手間で汗が吹き出すため、抱っこ紐で乗り込みました。「抱っこ紐用冷却ジェルパッド」と、「赤ちゃんの脇下用の冷却材」で完全装備。

 

 館内は家よりよほど冷房が効いています。子どもが集う施設とあって、商業施設のような寒さもなく、ちょうどいい。

 加えて、自由に読める本棚に「ナウシカ」「鬼滅」「呪術廻戦」「ONE PIECE」などが揃っているのです。

 保育士さんや他のママさんの視線を意識して片手で子どもをさすったりトントンしたりと、さも「世話しています」アピールをしつつ、もう片方の手で「ナウシカ」を読みました。漫画版はいまだに読めていなかったので、ありがたいかぎり。1巻を読み終えることができました。

 

 印象に残ったシーンは、ナウシカが戦に旅立つところ。ババ様から「1枚1枚、まじないをかけておりますのじゃ(セリフ詳細失念)」と言われながら鎧を着せられます。見た目にも、気持ち的にも、大変に重い(ナウシカは結局途中でそれを脱いじゃうんだけど)。

 私、真夏の抱っこ紐にうんざりしていました。保冷ジェルパッドも、重いばかりで効果のほどはハテナです。汗でまとわりつく不織布マスクも実に不快。それでも、腐海のなかで重い鎧とマスクを着けて、ジイさんたちとガンシップに乗り込むナウシカに比べれば、なんと身軽なことでしょうか! 私のガンシップ(抱っこ紐)同乗者はプリティな赤子ですからね!

 

 来館時は「ああ面倒くさい」「ああ暑い」「ああ嫌だ」とヘドロのような気持ちでいっぱいでしたが、ナウシカ1巻を読み終えるや、凛とした眼差しで抱っこ紐(気持ちはガンシップ)を装着し、帰宅したのでした。

 漫画読破のためにはあと6日、通わなければ。

 


火曜日

 役所の子育て相談会を申し込んでしまっていました。

 行くのも、キャンセルするのも手間ですが、子どもの散歩を兼ねて行ってみることに。終了後に役所内の食堂に行くことをメインイベントに据えました。

 

 食堂の日替わりB定食はアジフライ、600円でした。涼しい室内でいただく、他人様が揚げてくれたフライは最高です。職員さんたちもそういう気持ちなのか、B定食は大人気。

 人気控えめのA定食は「SDGsメニュー」を謳ったソイミートのなんやらです。ちゃんとSDGsな理由はあるようなのですが、「ついで」で書かれたと思われる「Soymeat、Daikon、Gojiberry(クコの実)」という材料の内訳のほうが心に残ってしまいました。

 

 もっとおもしろいネタが転がっているかと思っていたのに、至極まともな食堂だったため、このくらいしか書くことがありません。うれしいやら悲しいやらです。節約中の身の外食先としては最高です。また行こう。

 せっかくなのでその足で、子ども家庭支援センターのあそびひろばに行きました。

 

水曜日

 2日間続けて外出し、バテました。今日は出かけられない……と思いつつ、1日1回くらいは子どもを外に出してあげないとかわいそうだという妙な責任感が生まれていた私。

 子どもが起きてすぐ、授乳とおむつ替えを完了させたところで近所をベビーカー散歩してみることにしました。朝7時台でしたがすでに酷暑。日差しもきつい。

 コンビニでちょくちょく涼みたいところですが、ロードサイド店ならさておき、ベビーカーでの突撃はなかなかハードルが高いのです。結局、ものの30分ほどで帰還。

 

 子どもは夜たっぷり寝てほぼ昼寝をしないスタイルを貫いています。そのため一緒に子ども向け番組(主に「ワンワン」「シナぷしゅ」)を見たり、手遊びをしたり、ときに録り貯めた「ザ・ノンフィクション」「NHKスペシャル」の視聴に付き合ってもらったりして過ごしました。

 子どもにテレビを見せることへのアンチ意見もあるでしょうが、保育士さん曰く、「長時間、受け身になりっぱなしで見せるのはよくないでしょうね。一緒にコミュニケーションを取りながら見ればいいんですよ!」とのこと。

 

 「ザ・ノンフィクション」で妊娠してもなお居候を続ける無職30歳カップルを見ながら、「なあ、日本だけでもいろんな人がいるんだぜ」「いいかい、自分の価値観を他人に押し付けてはいけないよ」「正しさなんてのは人の数だけ存在するんだ」と0歳児に語りかけました。立派な人間になること間違いなし。

 節電のため一部屋だけで過ごすものの、やはりテレビだけでは子が飽きる様子。出かけるのも疲れるけれど、出かけないのもとても疲れます。

 

木曜日

 保育園の開放デーへの参加を申し込んでしまっていました。

 またしても「行くのも、キャンセルするのも、手間」です。とはいえ自宅から一歩も出ないのもきつい時間だと、前日に理解したばかり。

 そこで保育園付近の、普段行かないスーパーに行くことを楽しみにして、予定通り開放デーに参加させてもらいました。

 

 保育園に足を踏み入れるのは人生で初めてのことです。みんなが揃って昼寝している姿や、上手に離乳食を食べている姿を見て、ひたすらに「すごいなあ」と思いました。

 先生方のご苦労はもちろんのこと、親元を離れて共同生活を送る幼い子たちのたくましさ、まだ一緒にいたいだろうに職場復帰するお母さん方の強さ。

 子どもを預けるといっても、「保活」だけでなく多々手間がかかるのです。持ち物への記名だってめんどうくさい。ご家庭にもよるでしょうが、いまのところ私の耳には、これらのことをお父さんが協力してくれているという話は聴こえてきません。

 令和の共働き夫婦たちよ、子どもに関することも「共子育て」でがんばろうな。

 主婦の私は家計を守るべく、件のスーパーで39円だったヒラタケを大量購入して帰宅しました。

 

金曜日

 特に予定はありませんでしたが、とにかく自宅だけで過ごすのが大変です。

 バスに乗って、少し遠くにある子ども家庭支援センターに行ってみました。子どもがいなければ突入できない(かつ無料の)施設を全制覇してやろうと、静かに意気込む私がいます。

 

 同じ自治体が管轄しているエリアでも、ところ変われば雰囲気もてんで違う! これまで通っていたセンターよりも賑やかで驚きました。

 たまたま近くにいたきれいなママさんとお話しして過ごしたところ、別れ際に「LINE交換しましょう!」と言われてドキドキしてしまいました。

 私は一期一会の仲でありたい。でも断る理由を見つけられず、慣れぬ手付きでQRコードを表示してしまいました。「異業種交流会」に参加していたあのころが思い出されます。経験上、「とりあえず交換」しておく連絡先が役に立ったことはありません。

 今後同様の声がけに対し、いかにして返事をしようか、思いを巡らせながら帰宅の途につきました。

 

 

 ……といった具合で、気づけば土曜日になっていました。

 歳のせいでしょうか、寝ても寝てもまったく疲れが取れず、全身が痛い。暑いので身体中にバンテリンを塗りたくって、スースーしながら涼をとっております。

 来年はもっと上手に夏を過ごせるようになっているのかな。

 

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今日のやままーケット

これだけ暑いと、外出時の子どもの涼ませ方に悩みますね。

ベビーカーや抱っこ紐に使える「冷却ジェルパッド」はママさんたちにおなじみかと思います。しかしこれ、重いし荷物になるのですよね。

Amazonで購入した「脇の下用の保冷剤」がなかなかよかったので、ご紹介です。

なにより、軽い!

そして冷凍庫に入れてもやわらかさをキープ、冷えすぎない感じに安心できます。

スペアジェルもついて800~900円ほどという安さもうれしい。

「発熱時にも便利だった」というレビューコメントも見かけました。

この夏はがっつりとお世話になりそうです。

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