言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

【清澄白河カフェ巡り】ブックカフェ・ドレッドノートのおすすめフードとクリームソーダ

清澄白河のブックカフェ ドレッドノートのおすすめフード&ドリンク

大好きな清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」。

オーナーより取材のご依頼をいただき、おすすめメニューを試食レポートさせていただけることになりました。

おしゃれな外観とは裏腹に、深い個性と魅力に溢れたお店で、その全体像についてはすでに熱いご紹介記事を書いてしまったので、ぜひご覧いただけたらと思います。

 

 

カフェ激戦区・清澄白河で「おとなの純喫茶」を意識したメニューを提供

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」レジ前メニュー

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」は2019年11月にオープン。洗練されているけれどどこか懐かしいような、ホッとする雰囲気があります。

オーナーの鈴木さんと店長でバリスタの渡邉さんがメニュー作りで大切にしているのは「おとなの純喫茶」らしさ。

1杯ずつハンドドリップで丁寧に淹れられるコーヒーは、紙のカップやマグカップではなく「コーヒーカップ」で提供されます。

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のウエッジウッドのカップでコーヒーを

ウエッジウッド、マイセン、ロイヤルコペンハーゲン、ノリタケなどのブランドカップでコーヒーをいただく体験は、自宅のキャラクター柄マグカップでインスタントコーヒーを飲むのとはまったくの別物!

こだわりのハンドドリップコーヒー
清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」店長の渡邉さん

コーヒー豆の種類も複数用意されていて、バリスタの渡邉店長にガイドしていただきながら、その日の気分に合った1杯を楽しめるのがうれしいところ。

他愛ない挨拶や会話が交わせるのは、町の喫茶店ならではの魅力だと思います。

ラインナップのなかにはおいしいデカフェのコーヒーもあるので、カフェイン断ちに挑戦している方や妊婦さんも安心です。

ブックカフェ「ドレッドノート」のおすすめフードメニュー

定番メニューはチリコンカンライス

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」平日限定メニュー
清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」軽食メニュー

2021年5月には、フードメニューがパワーアップしました。

これまではトーストやホットサンドといった軽食がメインでしたが、食べごたえのあるごはんメニューが加わったのです。

開店当初からの人気メニューであるチリコンカンライスは、サラダとライスが一緒になった「ワンプレートごはん」だったものをボリュームアップ。「チリコンカンライス(サラダ付き)」スタイルになりました。

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のチリコンカンライス(ビフォー)
清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のチリコンカンライス(アフター)
左:ビフォー/右:アフター

スパイスのほどよい香り、キャロットラペと紫キャベツのマリネがよく合います。

薬膳カレーのような、スパイスのパンチ力が強いお料理が苦手な方でも楽しめる、ちょうどいい具合なんです。

喫茶店の定番メニューといえば「カレー」になりそうなものですが、そこで敢えての「チリコンカンライス」というのがドレッドノートさんらしさを体現していると思います。まさに「おとなの純喫茶」では!?

平日はドリンクが付いて980円、土・日・祝は1,000円(ドリンク別)です。

曜日限定のオムライスランチ

2021年5月、新たにメニューに加わった「デミオムライス」も、見事にその系譜を継いでいます。ケチャップライスのオーソドックスなタイプではありません。

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のデミオムライス

ドレッドノートでは、パティシエやシェフの方とコラボしての立食イベントやポップアップショップもよく開催されています(新型コロナウイルスの流行に伴い、2021年7月現在は休止中)

そのご縁で、フレンチレストランのシェフにアイデアをもらいながら「デミオムライス」が誕生したそうです。

渡邉店長が丁寧に溶きほぐしてくれる卵が、フワフワ!

そのなかに詰まっているのは、ミックスベジタブルの彩りも楽しいガーリックライスです(下の写真、ミックスベジタブルがわかりにくくてスミマセン)。

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のデミオムライスの断面

ガーリックの香り、ごはんのちょっとした塩気、ミックスベジタブルの甘み、卵のまろやかさ、そしてソースの旨み。それぞれがばっちり調和していて、ぺろりと平らげてしまいました。

さすがフレンチシェフのアイデアだなあと感心していたら、ミックスベジタブル入りガーリックライスは渡邉店長の発案だそう。フレンチシェフとバリスタのコラボオムライスなんて、なかなかないぞ!

これまでの私にとってのオムライスは「出されれば食べる」くらいの存在でしたが、このオムライスは「マジでうまい」

ケチャップオムライスの「ちょっと甘い感じ」に心惹かれない方は、きっと気に入りますよ。これまた「おとなの純喫茶」なメニューだなと感じます。

サラダ付きのオムライスは金・土・日・祝の限定販売なのでご注意を! 平日はドリンク付きで980円、土・日・祝はドリンク別で1,300円です。

 

私のお気に入りは生ハムハニーチーズホットサンド

喫茶店の軽食といえばトースト。

バルミューダのトースターで焼かれたバタートースト(500円、ドリンクセットで950円)もおいしいのですが、いちど食べてヤミツキになってしまったのが「生ハムハニーチーズホットサンド」(750円、ドリンクセットで1,200円)です。

生ハムハニーチーズホットサンド

チーズと生ハムの塩気、はちみつの甘さが本当によく合います。

ただ、チーズとはちみつのコラボレーションはよくあるもの。

ドレッドノートさんでこのホットサンドをいただいて感激したのは、中にたっぷりと入ったナッツの存在感ゆえです!

生ハムハニーチーズホットサンドの断面

荒く刻まれたナッツの歯ごたえと香ばしさが、食べているときの満足感を何段階も引き上げてくれます。

この小さな工夫にはうなってしまいました。本当においしい!!

ちなみに……だらだら食べていると、ホットサンドの熱で生ハムが「ふつうのハム」になってしまいます。お気をつけください(体験済)。

看板商品となりつつある自家製のコーヒーティラミス

ドレッドノートさんの定番スイーツは、往年の純喫茶を思わせる固めのプリン(700円)。

どっしりしたガラスの器もあいまって、多くのお客様がSNSに口コミを投稿しており、プリンを目当てに来店される方もいらっしゃるほど。

そんななか2021年の夏からお目見えしたのが、自家製の「コーヒーティラミス」(650円)です。

自家製のコーヒーティラミス

あえて真っ黒なココアパウダーをつかうことで、見た目のインパクトも狙ったとのこと。

ベリーソースとの相性も抜群です。

細かく刻んだパンに、濃く淹れたオリジナルブレンドコーヒーを染み込ませているとのこと。

土台部分が「刻まれたパン」というのはおもしろい工夫だと感じました。コーヒーは苦すぎることなく、香りがしっかりと楽しめます。

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喫茶店といえばクリームソーダ!清澄白河カフェの名物になるかも

コーヒーがおいしいブックカフェではありますが、実はクリームソーダも名物。

純喫茶のクリームソーダといえば、美しくも親しみやすい曲線のグラスに鮮やかな緑色のシュワシュワ、キナリ色のアイスクリームの半球の上にはちょこんと赤いサクランボ……というイメージを誰しも思い描くのではないでしょうか。

そこでひと味、個性を加えるのがドレッドノートさんです。

夕張メロンを思わせる「オレンジ色のメロンクリームソーダ」

正しくは「ルピアレッド」という種類のメロンシロップを使われているそうです。本当にメロンの味がするメロンクリームソーダ。

いつもの緑色のクリームソーダは「メロンの味」ではなくて「メロン味の味」ですから、別物です。武藤敬司本人と、武藤敬司のマネをする神無月くらいの違いがあります(ちなみにどっちも好き)。

クリームソーダにもこだわるドレッドノートさんのメニューに、期間限定の「ピーチクリームソーダ」が加わりました。

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のピーチクリームソーダ

日本唯一の製菓向け洋酒専門メーカー、ドーバー酒造の国産白桃シロップを使うこだわりっぷり(メロンクリームソーダも、同社のシロップが使われています)。

アイスクリームの上には白桃のスライスが添えられ、スプーンでグラスをかき混ぜればダイスカットされた白桃がごろごろ!

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のピーチクリームソーダ俯瞰図
清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のピーチクリームソーダの中身

ドリンクの中にオレンジスライスが入っているのも特長で、やわらかい甘さのピーチソーダがオレンジで引き締められています。

980円というお値段にも納得の食べごたえで、私が伺った5月中旬、店内を見回すとピーチクリームソーダをご注文されているお客さまが数名いらっしゃいました。

夏の限定クリームソーダは現在考案中とのことでしたので、入れ替わる前にぜひ、桃まみれになってみてください。夏のクリームソーダもいまから楽しみです。

クリームソーダはちょっとヘビーだなあという方には、こちらも季節限定の「エルダーフラワースプリッツァー」(780円)、「ラズベリーレモネードソーダ」(700円)がおすすめです。

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のラズベリーレモネードソーダ
清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のラズベリーレモネードソーダ俯瞰

上の写真はラズベリーレモネードソーダです。果肉たっぷりのラズベリーソースとレモンシロップはお店の自家製! つぶつぶの食感が楽しく贅沢な味わいでした。

レモンは敢えて海外のものを使用しているとのこと。国産のものだと甘みが強く出てしまうそうで、こんなところからも、おとなの味覚に合わせたドリンクが揃っていることがうかがえます。

ブックカフェとしても東京で唯一無二のお店

今回はカフェとしての魅力を食レポ中心にお届けしましたが、個性満点の書店としての側面もぜひ楽しんでいただきたいと思います。

オーナーの鈴木さんはOA機器を販売する会社の社長さんで、大の読書家。

店名の「ドレッドノート」はイギリス海軍の戦艦の名前に由来していて、ご趣味の軍事史やSF関連の書籍がこれでもかというほどラインナップされています。

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」オーナーの鈴木さん

ネス湖のモンスターに関する珍しいペーパーバックを手にする鈴木さん

かと思うと渡邉店長もイチオシのコーヒー関連書籍も充実していますし、ビジネス書などもちらほら。思わぬ出会いがあるかもしれません。

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のカフェ関連書籍
清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」にあった「復活の日」

カウンター席でオーナーや店長とおしゃべりしながら過ごすもよし、電源付きの席で作業に集中するもよし、ソファ席やテーブル席で読書やティータイムを楽しむもよしの素敵なブックカフェです。

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」の蔵書の一部
清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」のカウンター席

会社でも家でもない「サードプレイス」という概念を提案してくれたスターバックスコーヒーは、新型コロナウイルスのまん延に伴うリモートワーク人口増の影響もあり、「コワーキングスペース」化してしまった印象を受けます。

ドレッドノートのようなお店こそが、自らの肩書きをおろし、ひとりの人としてくつろげる「おとなのサードプレイス」なのではないかなと思います。

コーヒー通や軍事史、SFファンはもちろん、清澄白河エリアにお住まいの方の憩いの場としても魅力的な場所です。

未訪問の深川民に強くおすすめしたいお店です!

清澄白河のブックカフェ「ドレッドノート」の住所やSNSアカウント

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