こんばんは、クセがすごいの時間です。
月島の大衆酒場「泥亀」さんに行ってきました。焼酎「泥亀」といただくホッピー、そしてシロコロホルモンにレバー、堪能しました。
ふわふわでトロっとしたレバーをいただきながら、ふと思ったこと。
とかくこいつを褒めるときに「クセがなくておいしい」「食べやすい」という言葉が頻出するという点です。
同様のことを、先日吉祥寺の焼き鳥屋さんでラム串を(焼き鳥屋なのに!)いただいたときにも思いました。羊肉も「全然臭くない」などという評価が「おいしい」という言葉を装飾しがちだと思います。
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私が恵まれた食環境に身を置いているだけかもしれませんが、今日び、クセがすごいレバーや羊肉を出すお店ってそうそう見つからない気がします。食べられないほどのパンチ力を備えた味わいに遭遇したことがありません。
(某所でいただいた”羊の腎臓”だけは、まさに「クセがすごい」でした。完食できず…)
「クセがなくておいしい」とか「食べやすい」という評価、私もうっかり口をついて出てしまうことがあるのですが、極力言いたくない。
なんでこんなにモヤっとした気持ちになるのかなあと考えていたのですが、これらの言葉から、「わかっている感を装っているムード」を(私が勝手に)受け取ってしまうからだと思いました。
「(僕はグルメだからレバーという素材はさんざん食べてきたが、多くのものはクセがあるのだよ。しかし)このレバーはクセがなくておいしい(から、ビギナーの君にもピッタリだね)」
というふうに解釈してしまうのです。
こんなひねくれた受け止め方をする方はそうそういらっしゃらないはずなので、「クセがなくておいしい」と思ったならば素直にそう言ってよいのです。
でも私は、個人的な趣味の問題にすぎませんが、なるべくストレートに「このレバー最高」とか「この羊うまい」とか、少年漫画の主人公のような元気な感想を述べていこうと思いました。
ちなみに昨年の6月は「甘すぎない」という感想に対してブーブー言っていました……
来年はきっと、お酒に対する「飲みやすい」という感想についてブーたれるのだと思います。
月島で「もんじゃ以外」も楽しもう
ところで、月島はもんじゃ焼きだけの街ではありません。
これからは「あんこう鍋」がおいしい季節になっていきますね。
涼しくなれば、テイクアウトでお家まで刺身を持って帰れます。
今回伺った「泥亀」さんの情報は下記の通り。
安くて美味しくて雰囲気が好きです。
住所:東京都中央区月島3-10-3 ウィスタリアミューズ 1F
電話:03-6225-0269
営業時間:16:00~24:00(L.O.23:30)
情報参照元:https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13169964/