言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

latte chano-mama(ラッテチャノママ)に行ってみた!要予約の人気親子カフェ

産後3か月を迎えました。

ベビーカーで移動できるようになり、行動範囲が拡大! 都内で「母ちゃん」らしいことをやってみましたよ。

人生初の「親子カフェ」訪問です。ざっくりレポートします!

 

 

新宿伊勢丹内「latte chano-mama(ラッテチャノママ)」へ

新宿伊勢丹の親子カフェ「latte chano-mama」エントランス

伺った親子カフェは、新宿伊勢丹のベビー・子ども用品売場にある「latte chano-mama」です。

まだ首が座っていない赤ちゃんから寝返りを打てるようになった子、はいはいする子、もう座れる子までみんなまとめてドンとこい!な「小上がり席」が特長。

入り口にはずらりとベビーカーが並んでおり、これだけでも入店に際しての心理的ハードルが下がります。

 

新宿伊勢丹の親子カフェ「latte chano-mama」の小上がり席

↑の小上がり席はとても人気があるようで、平日の昼でも予約必須状態。

今回は友人が予約しておいてくれました。

 

新宿伊勢丹の親子カフェ「latte chano-mama」のメニュー

メニューは全体的にお高めです。

お料理はいずれも2,000円前後でドリンクをつけると+400円。ドリンクのみでの利用もできますが、691円から。

伊勢丹価格と思えば妥当かなあ。自分だけだったら、この値段にひるんで入店しないままだったやも……。

とはいえお食事はそれなりにボリュームがあり、おいしかったですよ!

おいしいけれど食べにくい!「latte chano-mama」メニューたち

新宿伊勢丹の親子カフェ「latte chano-mama」のチキンオーバーライス

私はチキンオーバーライス(1,751円)をお願いしました。

添えられているキッシュもおいしかったです。キッシュが食べたかったからうれしかったなあ!(出産して以来、小麦粉とか卵とかのガツンとしたものが大好きになってしまった)

 

新宿伊勢丹の親子カフェ「latte chano-mama」のサラダプレート

こちらは友人がオーダーしていた「野菜や素材の個性を楽しむプレート 燻製ベーコン」(1,851円)

ピンボケしてしまいましたが、奥に盛られていたベーコンが分厚くておいしそうでした。

 

ただね。

 

新宿伊勢丹の親子カフェ「latte chano-mama」の小上がり席

小上がり席の「テーブル」って、上記写真のとおりの「ボード」なんです。

プレートランチだろうとなんだろうと、お皿を持ち上げて食べざるをえません。

ちなみにお皿は分厚く重い! 母ちゃんたちの抱っこ筋トレを狙っているのか?

ちなみに最難関メニューは「うどん」だと思います。どうしてメニューラインナップに加えようと思ったのか、企画部に突撃インタビューしたい。

 

友人も私も口を揃えて、「おにぎりやサンドイッチなど、片手で食べられるメニューを用意してほしい」という感想です。

おにぎりなんて、ねえ……原価を安く抑えやすいんじゃないかなって、素人的には思うんですよ……(企画部の方の脳に直接語りかけています)。

「latte chano-mama」はママたちが堂々と飲食できるオアシスだった

新宿伊勢丹の親子カフェ「latte chano-mama」

ネガティブな感想を書いてしまいましたが、利用した感想は「大満足」です!

値段や食べにくさというネックはあれど、食事はおいしかったし、なにより「母ちゃんたちがコソコソ、肩身狭そうに外食しなくていい環境」が整っているのがすばらしい。

高いと思っていたフード代も、このサービス代が含まれていると思えばむしろ納得の価格でした。

 

たとえば……

  • 席での授乳OK(授乳ケープも貸してもらえる)
  • 粉ミルクを渡して作ってもらうこともできる
  • 離乳食メニューあり(持ち込みもOK)

ほかにも、絵本が用意されていることやスタッフさんたちのホスピタリティの高さなど、母ちゃんたちにとって居心地のよい空間がそこにある!

子どもが泣き始めても慌てて席を立たなくていい、というだけで助かるのに!

 

離乳食前の子どもを連れている身にとって、「席での授乳OK」を明言してくれているのは本当にありがたかったです。

ヤフー知恵袋などを見ていると、「人前での授乳」はケープなどで隠していてもすごく悪しき行為というか、気持ち悪い行為というか、とにかく、あまり印象のよいことではないようで……。

そりゃおっぱいをポロリンと出しながら授乳していたらセクハラ甚だしいけれど、隠していてもNGと知ったときは、なかなか生きづらいなあと思ったものです。

人によっては「男性が入室できない授乳室内でもケープをつけるべし」と思っているようで、さすがにそこまでくると私は受け入れられません……って、話が逸れちゃいました。

「席での授乳OK」を明言してくれているのは、それだけありがたいことなのだとお伝えしたかったんです!

 

新宿伊勢丹の親子カフェ「latte chano-mama」の店内

母ちゃん同士、子どもが泣いても全然問題なし!のリラックス環境でゆっくり食事させてもらえてうれしかったな。

みんなで記念撮影もしました。スタッフさんが快く、かつ丁寧にスマホで撮影してくださったのが印象に残っています。

母ちゃん族って気が利く人が多いから、彼女たちを相手にした接客業って、けっこう地獄じゃないかなと思うんですよ……。

うかうかしていると母ちゃんたちから注意されそうで、私だったら務まらない……みなさまご立派でした!

子どもと暮らして初めて見える世界がある

独身時代も、結婚してからも、親子カフェなんて生涯縁のないものだろうと思っていました。

それに私は「安く、美味く、飲み食いする」ことがなにより好きです。地元のオヤジたちが通う町の居酒屋こそが至高!

だからちょっと割高で、きれいで、プレートランチ(キラッ★)みたいなイメージがある「親子カフェ」には近寄りがたいオーラを感じていました。

 

ところがコロナ禍のなかで出産してわかったのは、「赤子を連れて遠慮なくゆっくりできる外食処なんてない」ということ。

リモートワーク全盛となったいま、街中の「ファミリーレストラン」なんていうのは名ばかりで、「リモートワークの作業場所」になりつつあります。

外出中の休憩に、「子どもをよく見かけるから大丈夫では?」とマクドナルドに入ったことがありますが、都内だとロードサイド店でない限り、トイレにおむつ替えスペースもないのが基本でした。

 

ファミレスもファストフードショップも、妊娠中にちょくちょく通っていたのに、こういうことにまったく気づかなかったなあ! 意識もしなかった。生活の中心に「子ども」を置くことなんてなかった!

読書中に隣の席にわんぱくボーイたちが来て、席を移動してしまったことがあるくらいで……(もともとキッズがとても苦手)。

 

産後、見える世界がこんなにも変わるとは。

想像以上に、です。

 

いま初めて、育児中の女性を雇用することは本当に大切だと、心の底から感じています。

「お上が男女平等にしろっつーからさー」みたいなウワベの話ではなく、商品開発やサービスの提供方法など、彼女たちの視界があってこそ生まれる「儲けのタネ」はたくさんあるんだろうなと思うんです。

 

そんな気持ちまで抱かせてくれたリッチな親子カフェ「latte chano-mama」。

大人のみでの利用もOKです! 私が訪問した日は男性2人組の姿がありましたよ。

ファミリー向け商品やサービスに携わっている方にも、いろんなヒントが得られる場だと思います。気になる方はぜひ。

latte chano-mama お店情報

  • 住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 本館 6F
  • 電話番号:03-5341-4417(予約可、というかむしろして!)
  • 営業時間:伊勢丹新宿本店の営業時間に準ずる
  • 食べログページ:https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13176057/