昨日は朝から児童館に行き、午後は自宅保育。
我が家はやや西向きのため午後あたたかく過ごせるのです。
それは夏場に地獄となることの証でもあり、8月前後は午前と午後で別の児童館に行くなどして、とにかく家を空けるようにしていました。
寒いぶんには厚着すればいいけれど、暑いぶんには裸の先がありませんのでね。
あのころは子どもがせいぜい寝返りするくらいだったから、体力がなんとか保てたのだろうなあ……。
今週はすっかり料理を放棄しており、夫には自分でクックドゥ的なものを使って調理してもらうか、名店のレトルトカレーを召し上がっていただくか。
私はというとプロテインバーとミックスナッツです。
どちらも好きなのでなんの苦も感じていませんでしたが、昨日は児童館帰りにふらりとスーパーに立ち寄ったら、牛もつが、なんと半額! 豚ではなく牛!
これはもうもつ煮をつくるしかないと、冷蔵庫のありもの食材をぶちこんでホットクックで煮ました。とてもおいしかった。
プロテインバーによって失われていたなにかを取り戻した気がしました。
ただし調理中は録画しておいたEテレ番組のストックにお守りをしてもらうことになり、それなりに罪悪感も覚えたのでした。
いまだに「テレビは見せるな」論は根強いし、「見せてもいい」としながらも「一緒にコミュニケーションを取りながら」とか「20分まで」とか、条件をつきつけてくる育児アドバイスも多いのでね……といいつつこの日も1日トータルだと1時間以上魅せてしまったのではないでしょうか。
しかし朝は下記記事の状況でした。
とにかく身体が動かなくて、でもやらなければならないことはたくさんあって、辛くてたまりませんでした。
助けてほしいけれど、誰に、どうやって助けを求めればいいのか?
夫だって仕事があります。実家はそれなりに遠い。シッターさんは今日明日で予約できるはずもなく。
嫌がる娘には申し訳なかったけれど、コンセントやら掃除機やらのほうにどんどん進んでいってしまうのを静止するパワーがなかったので、ベビーサークルに入ってもらいました。
1年も経ったんだから慣れろよと思いますが、いまだに娘の泣き声が不快でならないのです。
近くにいれば涙はこらえてくれるので、洗濯物を干したり、生協の注文をしたり、できることをやる。
家事のお供としてラジオをつけても、いまいち気分が乗りません。たぶん聴覚だけで情報を処理する気力が切れていたのでしょう。
それならばと、久々に自分のためにテレビをつけました。何も考えたくなかったので「ラヴィット!」を選択。
男性ブランコの浦井さんがニューヨークとともにIKEAで家具をもりもり買っていました。
毒にも薬にもならない。でも男性ブランコはかわいい。ニューヨークはやっぱり痩せてかっこよくなった。そしてIKEAの家具に惹かれることはない。
それなのに、しばらく観ていたらいつの間にか元気が出てきていたのです。
朝は会話する元気もなかったのに、夫に声をかけることができるくらいまで、大復活を遂げていました。
もしかして、毒にも薬にもならないラヴィット!だからこそ成し得た、新たな形のマインドフルネスな時間だったのではないか……?
明るい、エンタメ要素のある番組だったからよかった、ということではないと思うんです。
明るくてエンタメ情報満載だけれど、これがめざましテレビやスッキリではダメだったに違いない。
番宣やら告知の類は「グイグイ性」が強すぎて、疲れ果てていた私をさらに疲弊させていたことでしょう。
いま振り返ると、ラヴィット!の「毒にも薬にもならない」感じが本当にちょうどよかったのではないかと。
おかげさまで午前のうちに出かけることができました。
よし、児童館行ってこよ!
— やまま(子が12か月) (@yamama48) 2023年3月2日
ラヴィット!の制作に携わっているみなさまに感謝申し上げます。
これからも(語弊がありますが)有益性をそれほど追求していない、明るく楽しい、ただそれだけの番組をお願いします。私は本当に本当に癒やされました。