言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

妊娠後期の眠れない辛さは「罪悪感なく昼寝する練習」と捉えて乗り越える

妊娠後期は眠れない!積極的に昼寝することに罪悪感を持つべからず

これを書いているのは妊娠34週と6日目の日です。

妊娠後期(28週~)、夕方以降のダルさがひどくなってしまい、これまでやっていた夜家事ルーチン(夕飯片付け、洗濯、風呂軽く掃除、台所シンク掃除)のいくつかを朝に回すことにしました。

朝イチはいちばん動ける時間なので、この作戦は軍師官兵衛も舌を巻くほどに効果あり! 我ながら大満足でした。

 

数分の睡眠はレッドブルより効果があった!

しかし最近はというと、朝の家事一式が終わるとグッタリしてしまいます。

そのうえ、なにもかもにイライラしてきます。

ソファに投げ出されっぱなしの夫のパジャマが視界に入ってこようものなら、頭の中が文句でパンパンになる。

イライラするとさらに疲れる。

誰とも喋りたくなくなるけれど、昼食の支度をせねば……。

さらに増すイライラ! 

八つ当たりされる家族の哀れ!

 

解消法もわかりません。

言うなれば、花粉症真っ最中の

「耳の奥が痒くてたまらないんだけど、耳かきで掻いたところで治るもんじゃなく、身体の内側が痒くて、どうしようもなくイライラするとき」

に似ているなあと思います。

 

そんな状態で迎えたのが「脚がむずむずして一睡もできない夜」でした。

翌日昼寝でも……と思ったのに、身体はギンギンに冴えていて眠れない!

12月23日あたりのことです。

とんでもないクリスマスギフトだなサンタの爺め…… と悪態をつきながら泥のように1日を過ごしました。

 

「寝ていない」のダメージがこれほどまでに大きいとは。

やりたいこと、たのしいことといった「プラスの方向」に流し込むメンタルが残されておらず、不安と憂鬱に包まれるばかりで、頭のなかに湧いてくるものがなにもない! 

すべてが煩わしく感じられました。

寝てない自慢するやつはバカやろうです。

強がっていられるのも若いうちだけだからな! ババアに徹夜は堪えたよ!

 

偉大なる気づきを得たのは、あまりのダルさに負けてとりあえず1時間くらいゴロゴロしてみたときです。

そのうちの数分~10分くらいは夢も見ずに眠りました。

そんなちょっとした居眠りから目覚めて気づいたこと、それは「いつもの自分に戻れている」でした。

え、あんなにしんどかったのに!?

 

それがレッドブルも向精神薬も使わずして、1時間ゴロゴロしていただけで、気持ちが落ち着くって……

すごい! 安い! 簡単! 生命の神秘ではありませんか!

ずっと「睡眠時間=もったいない時間」と思っていた

サンタの爺がくれたプレゼントとは「不眠症状」ではなく、「気づき」だったのです。

 

  1. 妊娠後期の自分は、実は想像のはるか上をいく疲労困憊状態であること
  2. ほんの少しの時間であっても、寝ると心身がいくらか回復すること

 

これまでずっと、「しっかり寝る」ということによい印象を持っていませんでした。

寝ているあいだは何もできない、もったいない!

会社員時代はとくにその想いが強く、趣味にうちこむ時間を増やしたいからと、ショートスリーパーを目指してがんばって(?)いたくらい。

▼こんなの読んでましたよ…

 

個人事業主になってからも、夫よりはるかに早起き。

妊娠してから日中に眠くなることが増え、耐えきれずに昼寝をしてしまう時期がありました。

そんなときもどこか罪悪感というか、もったいないくやしいという感覚を持っていたのです。

 

妊娠後期に突入してからの眠れぬ夜と日中のだるさは、おそらく「おまえいいかげんにしろよ!」というメッセージがこもったプレゼントだったのだ、と思うことにしました。

罪悪感とかもったいない気持ちとか言っている場合じゃないんです。

自分の心身がギリギリなんとかなるならオッケーでしょ、という一人暮らし期は遠い昔の話なんです。

家族というチームの大事なメンバー、それも、人間ひとりの命を預かっている超重要メンバーだという自覚を持て、という天からの平手打ちだったのだ! 

スピなのかスポ根なのかわからなくなってきたぞ!(笑)

 

思い返せば、積極的に休息をとること、ダラダラすることは、知人からも各種メディアからも推奨されてきました。

 

「無理しないで」
「罪悪感なんて持たなくていいんだよ」
「産後は大変だから、いまのうちにたくさんダラダラしてね」

 

といった具合に。

それでも、たっぷり眠ったり昼寝したりすることをポジティブに受け入れられなかったのは、「産後は大変だから」「いまのうちに」といった言葉に引っかかりを覚えたからではないか、と推測しています。

 

たぶん脳内で

 

「そうか、”産後”という地獄の期間があるから”いまだけ特別に”許されているだけであって、本来ならダラダラ過ごすのは好ましいことではないのだよな」

 

とか

 

「働かざる者食うべからずってやつだよな! 寝る暇あったら家事に励まなきゃまずいよね! はいすいませんでした! 私が悪うございました!」

 

といったネガティブ変換&連想ゲームをしてしまったんだと思います。

 

でももう、そんな謎の、妄想上の「世間様」には……私、負けへん! へこたれへん!

サンタ爺の愛のムチで目が覚めたんですからね!

(やることは「寝る」なのに「目が覚める」とは、これいかに)

妊娠中も、産後も、主婦でも、「自分の体調第一」でやっていこう!

昼と言わず、朝でも夕方でも、疲れたら積極的に昼寝をすればいいんです。

いっそ昼寝のことを、「ひとやすみ」と呼ぼう!

 

徹夜明けの心身でさえ回復させる力を持つのが「ひとやすみ」です。

コーヒーもレッドブルにもできないことを、無償かつ無カロリー(なんならカロリー消費もしてくれるはず)で達成してくれるなんて、たいしたやつだよ「ひとやすみ」!

 

「寝たら時間がもったいない」っていうのも、まやかし~!

サクッとダラダラしてしまえば、思考力も行動力も回復するのだからかえって効率的です。

 

そんなわけで、疲労感を察知したら積極的に「細切れひとやすみ」を実践していこうと決めました。

 

せっかくの新年です。

このタイミングで「堂々と悪びれずダラダラして、元気になったらがんばって、疲れたらまたダラダラする」を身に付けます!

産後だろうと専業主婦だろうと、罪悪感なく、己の体力第一でいくぞ! すべてはそこからなのだから。

 

【油断したとき遭遇しそうな「妄想上の世間様」シミュレーション】

「いいわねェ、昼寝なんて、主婦だからできることよねェ~。
私もそうしたいけれど、仕事があるんだもの。稼がなきゃ食っていけないんだもの。

稼がなくても食っていけるなんて、ほんといいご身分よねェ~」

 

【自分よ、こう返事して聞き流せ!シミュレーション】

「前世が公爵クラスだったので、仕方ないんです。文句は現世では対応しかねます。

あと、たぶん貴方様がいらっしゃらずともその仕事はまわります。そういうもんです。

主婦を馬鹿にする風潮が強いからそうおっしゃっているだけでは?

あんたそれ親世代に言えますか? 多様性の時代に恥ずかしいと思いませんか?

がんばっている自分を認めてほしいなら、素直にそう言ってくれたほうがわかりやすいです。

あなたはあなた、私は私です」

 

\ 私、へこたれへん!/

youtu.be

 

産後必要なものリストの「ベビーレジストリ」をつくってみました!

こんなものもあるといいよ、などありましたらぜひ教えてください😊

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