5日間のタイ旅行中、ホテルの浴室で洗濯をした。使ったのはこの「どこでも洗たくパック」。洗濯袋の大きさは約44×27cmと大きくはないが、靴下類やTシャツ1枚程度ならいけるだろうと思い、Amazonで700円強で購入した。
本当は前から携帯洗濯袋「スクラバウォッシュ」が欲しかったのだが、これひとつで6,000円以上かかる。
ここぞとばかりにメルカリパトロールもしてみたが安価なものは見つけられず、結局購入を断念。そんなタイミングでAmazonのサジェスト機能により眼前に現れたのが「どこでも洗たくパック」だった。いま思えば700円強というのも高いのだけれど、スクラバウォッシュのことを思い続けた私にとっては破格であった。即買い。
特殊なジップロックのような袋に洗剤と水を入れたのち、洗濯物を袋のなかへ。揉んだり振ったりしてから15分以上放置し、水を排出してすすいで絞る、という流れで使うらしい。
たくさん歩いた足汗まみれの靴下を洗ってみよう。
パッケージ内容はいたってシンプル。
洗剤と水を入れて、
足汗靴下を入れて、袋を揉んだり振ったりして15分以上放置。
特殊ジップロックの下の口を開け、内部の水を排出。また上から注いで、下から出す。その繰り返しで洗濯物をすすいでいく。
ある程度のところで、袋をくるくるっと巻いてギュウギュウ押して脱水すれば洗濯完了だ。
感想
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めんどくせえええええええええ!!!
この商品の主役であるはずの袋の利便性をひとつも感じられない。いや、冷静になればそんなことは購入前からわかっていたはずなのだ。
だが「スクラバウォッシュ」を追い続けていた私は、700円そこそこの「洗たくパック」の存在が目からうろこというか、逸材発見の感動が大きすぎて、いろんなことに気付けていなかった。
もう一度記事冒頭に戻ってみよう。
特殊なジップロックのような袋に洗剤と水を入れたのち、洗濯物を袋のなかへ。揉んだり振ったりしてから15分以上放置し、水を排出してすすいで絞る、という流れで使うらしい。
と書いた。
うっかり購入してしまったことは仕方ないにしても、この「使い方」の時点で冷静になっておきたかった……
なにひとつ画期的ではないと!
「特殊なジップロック」ではなく、「ジップロック」で事足りると!
最大の見せ場と思われる「くるくる絞りフェーズ」においても、中身が靴下じゃあ、くるくる巻こうにもいまいち長さが足りない。いや、それよりなにより手で絞るのがいちばん早い。伸びるのが気になるようなら、バスタオルで水分を吸えばいい。
700円でおもしろ体験ができたと思えば、安いもんか。
だけど困ったことに、もう1パック買っちゃってあるんだよなあ……。