言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

妊娠を機に肌断食(宇津木式スキンケア)をやってみる

妊娠中に肌断食こと宇津木式スキンケアを始めました

妊娠24週半ばです。

家のなかでダラダラ過ごすときのお供のひとつは、Amazonの「Prime Reading」サービス。

プライム会員はもれなく使えるもので、電子書籍の一部作品が無料で読めるありがたいサービスです(対象作品は時期によって異なります)。

詳しくは下記の記事でご紹介しているので、よかったらご参照ください。

www.yamama48.com

 

スキンケアをしないスキンケア「肌断食」を知る

Prime Reading作品のなかに『美容常識の9割はウソ』という興味深いタイトルを発見し、すぐさまダウンロードしました。

(2021年10月19日現在、対象作品になっています!)

 

この本で学んだのが、こちら。

 

  • 洗いすぎ、ケアしすぎが肌のサイクルを乱している
  • 二度洗顔や化粧水はなくてOK
  • 保湿はワセリンがあればよし

 

著者の落合博子さんは国立病院機構東京医療センター形成外科医長、再生医療研究室室長、日本抗加齢医学会専門医です。

そんな権威が説く「なにもしなければしないほど肌にはよい」というシンプルな結論が腑に落ちました。

 

この本を機に「なにもしない美容」に興味を持ち、図書館で借りたのがこちら。

翻訳家の平野卿子さんが書かれた『肌断食』です。

 

執筆当時、すでに60代だった平野さん。

スパッとスキンケアをやめ、北里病院のアドバイスを仰ぎながら「肌断食」をした結果どうなっていくのかをまとめた、エッセイ仕立ての作品です。

いわゆる「指南書」ではないので、60年超続けてきたスキンケアを突然やめたことにともなう弊害(乾燥で粉が吹いたような顔になるなど)や、そんな自分に対峙したときの戸惑いも記されていて、「スキンケアをやめると肌によいというが、実際どうなっていくのか」をシミュレーションできます。

 

結論は「1年かかったけれど、たしかに肌の調子はよくなった」でした。

これまで長年にわたり肌に「過剰なエサ」を与えてきたぶん、リカバリーにも時間がかかったものの、肌が白くなり、毛穴が目立たず、顎などのモタつきがなくなって史上最高に調子がいい状態になったとか。

「これを付けたら、たちまち美肌に~!」という化粧品広告よりもよっぽど心動かされてしまいました。

 

Amazon等で「肌断食」などと検索すれば関連書籍は数多リストアップされます。

これほど極端な話なのに、それを「よい」と説いている人がこんなにたくさんいたのか! とびっくりしました。

信じるか信じないかはあなた次第な世界ではありますが、関連書籍のいずれも、レビューで高評価なのも心惹かれるポイントでした。

本のレビューというか実践者の体験談がたくさん語られているので、参考にもなります。

 

「合わなくて、やめた」というご意見もあるのですが、手法自体を否定する内容はほぼ投稿されておらず、「スキンケアはしなければしないほどよい」説は、私のなかでどんどん「真理感」を高めていきました。

肌断食(宇津木式スキンケア)のやり方

妊娠中の身、コロナ禍のいま、そうそう人と会う機会もありません。

会ったところで顔半分はマスクです。

産後は自分にかまける時間なんてなくなるんでしょう。美顔器はきっと無用の長物に……。

そんないまこそ、「なにもしないスキンケア」の始めどきでは!?

 

決意を固めたところで、この道の祖として知られる宇津木龍一先生の『「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法 ~美肌には化粧水もクリームも必要ありません~』を購入しました。

「なにもしないスキンケア」は「宇津木式スキンケア」とも呼ばれており、このキーワードでGoogle検索すると実践者の体験レポートがごまんと出てくるのです。

 

『肌断食』でイメージトレーニング済だったので、やること(というか、やらないこと)はすぐ覚えられました。

要点をピックアップすると

 

  • クレンジングは絶対NG
  • 純石鹸はOKだけど、基本は水(ぬるま湯)洗顔推奨
  • 保湿したいときは白色ワセリンで
  • 洗顔時を含め、顔をこする行為はNG
  • 日焼け止めクリームNG
  • 基礎化粧品、下地クリーム、コンシーラー、リキッドファンデーションNG
  • ポイントメイク、ルースパウダーOK
  • どうしてものときはパウダーファンデーションならOK

 

とにかく大事なのは「肌に悪い成分を浸透させない」「こすらない」ことです。

心配なのは「日焼け止めNG」のルール

悩ましいのは「日焼け止め」についてのルール。

冒頭でご紹介した『美容常識の9割はウソ』の落合先生は「唯一やるべきスキンケアは通年での日焼け止めのみ」とまでおっしゃっていますが、宇津木先生は絶対NGとのこと。

 

その理由は

 

  • 日焼け止めクリームに含まれている紫外線をブロックする成分は、肌本来の保湿バリアを壊して乾燥させる副作用がある
  • 日焼け止めを落とすときに肌を擦ってしまい、紫外線を浴びるよりもダメージが大きくなる可能性がある
  • そもそも日本人は10~15分くらい紫外線を浴びても、シミになるほどのメラニンはつくられない
  • 日陰の活用や日傘や帽子の利用で十分対策できる

 

と書かれていました。

とはいえ、通勤くらいしか外に出ていなくても毎年「腕時計焼け」してしまうので、にわかには信じられない……。

ちなみに『肌断食』の平野さんは日焼け止めなしでラオス旅行に行かれてもノーダメージだったそう!

私は日傘や帽子の努力が足りないのかもしれないなあ。

でもツバの広いマダム帽子って、髪の毛ぺっちゃんこになるから嫌なんだよな~~。

 

どうしても日焼け止めを使わなければならないなら、ワセリンベースのものを使うようにとのことでしたが、おすすめの商品は通販などに対応しておらず、購入方法が面倒なのだそう。

手に入らない場合は紫外線吸収剤が使われていないものを選ぶようにとのことでした。

宇津木先生のお弟子さん(女性)は下記の日焼け止めをおすすめされているようです。30mlで5,300円……高!

 

宇津木式でも「使ってOK」扱いのルースパウダーにも紫外線カット効果はあるので、不安はあれど、最初は「郷に入っては郷に従え」で日焼け止めナシで過ごしてみます。

肌断食(宇津木式スキンケア)開始から1週間!大きなトラブルなし!

2021年10月11日(月)から肌断食をはじめて1週間が経ちました。

それまでのわたしのスキンケアやメイクはこんなラインナップです。

 

【朝】

ビオレ泡洗顔→ビタミンC美容液→マナラのオールインワンクリーム

※顔を洗うのも面倒くさいときは拭き取りパックを使用

※週1~2回、美顔器を使用

 

【夜】

オイルクレンジング→ビオレ泡洗顔→dプログラム化粧水→マナラのオールインワンクリーム

※週3回くらい安いパックを使用

※週1~2回くらいスクラブ洗顔

 

【メイク】

コロナ禍以降ほぼしていませんが…

  • 日焼け止め→コンシーラー→ルースパウダー
  • アイシャドウ→アイライナー
  • アイブロウマスカラ

 

宇津木式で使ってよしとされているのはポイントメイクとルースパウダーしかありません。

とはいえビオレ泡洗顔は詰め替えたばかりでもったいないので、しばらくは使い続けることに。使い終わったら純石鹸にします。

ほかのクレンジングや基礎化粧品、日焼け止めは一切やめてみました。

化粧をしていない日にいたっては、洗顔料も使わずに水洗顔のみです。

 

『肌断食』で、乾燥のために思いきり粉がふく様子なども拝読していたのでビビっていたものの、もともと強烈な乾燥肌ではなかったことや、それほど肌をいじくっていなかったことが功を奏してか、水洗顔後はほんのりとしたツッパリ感がある程度でした。

 

少し吹き出物ができてしまったのと、小鼻を中心に角栓がめいっぱい立ち上がっているくらいで、とくにトラブルはありません。

お化粧が好きな方はストレスでしょうが、ズボラな私にはぴったり。

ひたすらに、手入れがラクすぎます。これで肌がきれいになるなら最高だな!

 

肌のターンオーバーは4~6週間くらいかかるようなので、まずはひと月継続してみます。

余ってしまったiHerb化粧品、メルカリ出品は薬機法違反です

手入れがラクになったとはいえ、iHerbで買いだめしていた美容液等が使えなくなるのはなかなか惜しい話です。

「メルカリで売れば?」というご意見もあるでしょうが、それはダメ!!!

 

個人で輸入した化粧品やサプリを転売するのは薬機法違反になります。

 

メルカリで「iHerb」と検索するともりもり化粧品が出てきますが、取り締まりが追いついていないだけでどれも薬機法違反です。

そりゃ私だって売りたいよ……。

でも遊戯王が「ルールを守って楽しくデュエルしよう!」と教えてくれたので、ルールを守ります。

みなさまもご協力よろしくお願いします。

肌断食、いっしょに挑戦してくれる仲間も募集中! とにかくラクですよ~。