言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

赤坂で昼スナックはじめます!開店直前の不安を振り払う

スナック言いたいことやまやま

2020年11月13日(金)から、昼スナック「言いたいことやまやま」のママをはじめます。

毎週金曜日の14時~18時という限られた時間ですが、赤坂見附駅の目の前にある「スナックひきだし」さんをお借りして、本当にやります。

スナックの詳細については、下記のページにアクセスしていただけますと幸いです。

昼スナック「言いたいことやまやま」詳細ページ

 

「どうせうまくいきっこない」が顔を出す

この記事を書いているのはその前々日です。

現金決済は厳しいからPayPayだけでも導入だ!とか、
釣り銭用意しなきゃ!とか、
おいしいハイボールの入れ方を研究だ!とか、
会員限定Facebookページをつくるのだ!とか、

いろいろ、タスクを書き出しております。

わくわくでいっぱいのはずなのに、油断をするとすぐにハートに木枯らしが吹きすさぶのです。

「きっとお客さんなんて来ないよ」
「ほかのママと違って、私はなんにも提供できないもんな」
「凡人ママの店で、1杯1,000円のアルコールを頼むやつがどこにいるんだ」

前職も、前々職も2か月で辞めてしまった汚点を持っています。「2度あることは3度ある」ということわざが頭のなかで響いています。

今回もまた、だめになるんじゃないか?
私はやっぱり、なにもできないんじゃないか?

わざわざ卑屈になろうとしている

2019年末、私はブログ上で「替え歌」ならぬ「替えポエム」を披露しました。

「ひくつでしょうか」
1日のPV数が2000だ!と言うと、「たった2,000」と言う。
月間10万PVだ!と言うと、「まだ10万」と言う。
本を出した!と言うと、「電子書籍だけだから」と言う。
これだけでしょうか。いいえ、いつでも。

金子みすゞの「こだまでしょうか」になぞらえてみましたが、うまいこといきませんでした。

解説を要するようではよいポエムとは言えませんが、書いてしまったので説明をいたします。

書いたのは、私の思考癖のことです。

2019年3月に電子書籍「凡人の星になる」を発売し、ありがたいことにこんなコメントをいただくことがあります。

「ブログで月間10万PVもとれたなら凡人ではない」
「本を出したなんてすごい」

等々。

そのお声がけに「ありがたいなあ」と感じる一方で、評価を鵜呑みにできない自分がいます。いや、「鵜呑みにしてはいけないと、頑なに拒んでいる自分」が正しいでしょう。

ブログに関しては「閲覧数だって上には上がいるのだ! 1日あたり2,000PVだなんて、月間10万PVだなんて、全然たいしたことではない!」と思ってしまうのです。

ブログ開設当時の私がいまの自分を見たら、「1日のPV数が2ケタの私を、殺したいのか?」なんて言いながら、イラつくに違いありません。
(※2020年11月現在、1日あたり700PVくらいですが……)

電子書籍に関しては、「自分から企画せずとも、紙の書籍の出版依頼がバンバン来るような人もいるなかで、私ごときが自分を誇りに思ってもいいのだろうか?」と考えてしまいます。

書籍を出すというのは、私にとって「小さいころから夢見ていたこと」でした。

しかし夢達成を喜ぶどころか「短編だし、紙じゃなくて電子書籍だけでの発売だし……」と、変な理由で謙遜し、まわりまわって卑屈になっていました。

自分自身がいろいろな電子書籍を愛読しているというのに、なぜ突然「紙でも出せる人がすごいのであって、私はまだまだ」などという考えに至ってしまうのでしょう。

これは今回はじまったことではありません。私には昔から、何かを達成するとすぐ「自分を貶めるタネ」を探す習性があるのです。

目の前にある事実を発信するだけで、魅力になる

私は人に序列をつけがちで、自分はけっして上位の人間ではないという思い込みがあります。そうすることで自分を「悲劇のヒロイン」にして、人の目を惹こうとしているのかもしれません。

www.yamama48.com

だとしたら、2つの見当違いがあります。

ひとつは人の価値に優劣なんてないということ。

測る装置なんて存在しません。数値化もできません。比べることなんて、そもそもできないのです。

つまり「あの人はすごい、この人はえらい、私はうんこ」というのはすべて自分の思い込み。「意味のない”意味づけ”」です。意味のないものに振り回されるなんて、なんと愚かしいのでしょう!

もうひとつは、悲劇のヒロインがモテているのは、悲劇にみまわれているからではなく、その人自身に魅力があるからだということ。

魅力ある人が苦労しているから、「それなら力になりたい」ということで人が集まってくるのです。

ただ悲劇を気取っているだけでは、人はむしろ離れていくでしょう。たとえ絶世の美人であっても、見た目以外に魅力がなく、いつも辛気臭い顔をしているようではきっと煙たがられます。

魅力がある人とはどんな人でしょう。

「この人と一緒にいると、おもしろいことに出会えそうだ」
「見ているだけで楽しくなる」

そう感じさせる人ではないかと思うのです。

それであれば、「電子書籍を出しました!」「昼スナックやります!」という事実を、卑屈フィルタを通さずに発信すればいい。

自分を「盛る」ことはしなくていいのです。さも、価値がある人間のように振る舞う必要なんてありません。変に脚色しようとするから、空回る。

来店者数を演出要素に使うもんか!

さあ、金曜日からスナックのママです。

お客さんは本当に来ないかもしれません。赤字かもしれません。

でもそれは「その日の事実」でしかないということを忘れずにいたいと思います。

「やままはスナックのママも務まらないダメ人間」という、私の演出要素にはしないということです。

1,2回やってイマイチだったからって、シケた顔をするんじゃねえ!と、未来の自分に言いたい!長渕でも聴け!

昼スナックという、これまでまったくやったことのない企画を新たにはじめること。その事実が大事なんだ!

最後はひたすらに自分への言い聞かせになってしまいましたが、変なフィルタをかけずに、目の前のチャレンジを楽しもうと思います。

もちろんご来店は心からお待ちしていますよ! お酒高い(1杯1,000円)けど!

スナックやりたい!と思ってから実施が決まるまで1ヶ月!その経緯は下記記事にて!

よろしくお願いします!!!

www.yamama48.com