こんばんは、タイ衆食堂の時間です。
駐在されている日本人の方が多いプロームポンという駅の眼の前にある大衆食堂「イムちゃん」です。眼の前には姉妹店の「アロイちゃん」があります。その隣にキャラクターグッズショップ「アクビちゃん」などがあるとなかなかいいなと思いますが、それはありませんでした。
昨年NHKBSで放送されていた、コウケンテツさんがタイの食を巡る番組で紹介されていた「チャオムの卵焼きの酸味スープ」をいただきたかったのです。
チャオムというのは草です。日本では「臭菜」と呼ばれるらしく、独特な香りがあるのだとか。独特な香りなどというマイルドな日本語で誤魔化されるもんかよと思いませんか。「臭」と書くくらいですから、手強い相手なのだと思います。
タイではこれを入れた卵焼きをつくり、そこにトムヤムクン風の酸っぱ辛いスープをかけていただくのだと、テレビでは言っていました。家庭料理です。
今年もタイ通の師匠に同行いただいているのですが、曰く、家庭料理なのでなかなかお店で見かけないとか。駅前の便利なところでレア料理がいただけるのは嬉しいものです。
これが、そのスープです。150バーツ、日本円にして約450円。
スープのパンチ力が強すぎて、チャオムがいい匂いなんだか臭いんだかはわかりませんでした。でも、こうしてカモフラージュするくらいですから「臭い」んでしょうね。
とにかく何でも安いので、いろいろお願いしました。
これはアヒルのあんかけと書かれていました。ごりごりと軟骨が多く、食感は好みなのですが、いかんせん辛くてアヒルの味についての感想が書けません。
豚肉の喉肉、油分軽めな豚トロといった感じでおいしかった。白菜と食べるというのがなかなかよいです。一緒についているソースは漢方茶を煮詰めたような味で、賛否両論でした。私は割と好きです。
とにかくやっぱり、なんでも安くてうまいのです。
私の好物のひとつが、牡蠣の卵焼き。80バーツだから240円くらいです。片栗粉が入っているのでもちもちしていています。
でも、おいしくなかったです。牡蠣の鮮度の問題でしょうか。他のものが全部おいしかったので、たまたまだと信じたい。
気を取り直して、「タイ風卵焼き」を頼みました。メニューにそう、日本語で書かれていたのです。何がどうタイ風なのかわかりません。
中に酢豚のような味のあんが入っていました!ひき肉、野菜、いろいろ。これに限らず、なにかとヤングコーンが入っている印象を受けました。おいしかった。
うっかり「タイ料理は本当になんでもおいしい!」などと言ってしまいますが、まずいもんはまずいということがわかっておもしろかったです。
お店情報
タイ旅行に初めて行かれる際、押さえておいて間違いないお店です。
とにかくメニュー数が多く、「ザ・タイの食堂」といった雰囲気なので、絶対に満足できます。安いし、駅前というロケーションもすばらしい。
朝7時から夜10時まで、毎日営業しています。朝ごはんを食べに行くのも魅力的だな!
▼食べログページだってある!
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560114/56000129/
私のクソ記事なぞと比べ物にならない、グルメな方の食レポ記事がたくさん見つけられますので、「イムちゃん」ググってみてください。