言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

子育て経験値を貯めながら、育児の自信を失っていく日々。だから「ノン怒チャレンジ」やってやる

東京は今日を境に「本格的に秋」になったのではないでしょうか。

気温が下がり、雨が降り、おそらく気圧もよろしくないことになっているはずです。

午前中は児童館のイベントに参加して調子良く過ごしていたのですが、午後から子どもが一気に不機嫌に。

とにかく泣く。昼寝直後にもかかわらず、そばにいても、抱っこしても泣く。

ノイズキャンセリングイヤホンでポッドキャストなどを聴いてしのごうにも、赤ちゃんの泣き声はそこそこ聴こえてしまうものです(そうでないと、万が一のときに危ないからいいんだけど)。

私に限らず世の中の多くの人がそうなのでしょうが、とにかく、子どもの泣き声が苦手で嫌いです。聴いているだけで体力と精神力が奪われている気がします。

特に赤ちゃんはまだ話せないのですし、泣くのがあたりまえ、泣くのが仕事。それでも脊髄反射でイラッとしてしまうし、疲れてしまう……。

 

育児本にもWeb記事にも、泣き声にイラッとしたときの対処法はたくさん紹介されています。

少し離れてみましょう、成長の証だと前向きに捉えましょう、子どもの気持ちに共感する声かけをしてみましょう、抱っこして外に少し出てみましょう、などなど。

情けないことに、実際にイラッとすると負の感情に飲み込まれてしまって、「少し離れる」程度のこともできなくなってしまいます。

舌打ちしたり、うるさいッ! いいかげんにしてよ! と伝わりもしないのに怒号を発してしまったり、夫に当たったり。私は37歳児です。

 

たとえば今日は、もともとベビーシッターさんが来るはずの日だったのです(自治体で助成してくれる!ありがたい!)。

しかし本来であれば前日に来るはずの確認メールが来ず、嫌な予感がして連絡してみたら、事務局の手違いで予約が入っていなかったとのことで……。

プロとしてどうなんだ! みたいな話はあるかもしれませんが、スケジュールミスは私自身もやらかしがちなので、なんだか先方を責められませんでした。「全然いいんですよ!」みたいな優しい言葉をかける気にもなりませんでしたが。

「すみませんでした」「わかりました」、これで一件落着したのです。

しかしながら今日、ずっと不機嫌で泣いている子どもの声を聞きながら、済んだ話だというのに「ベビーシッターさんのせいで!」とイライラしっぱなしになってしまいました。我ながら不毛だなあと思うのに、怒りは止まらなかった。

日々、こんな調子です。

 

とはいえ先週から気持ちが特にやられ気味で、私のイライラ体質にも拍車がかかっているように感じています。

子ども家庭支援センターで相談員さんに話を聞いてもらうなどして、なんとかどうにかできないかと対処に動いているつもりです。

ただし、もともと数年にわたってカウンセリングに通っているし、心療内科にも通っているしで、できることはやっているわけで……。

それでも情緒不安定が治らないというのは、なんというかもう、結局は私の「努力不足」「本気不足」でしかないのですよね。

心療内科ではホルモンバランスが原因で~と診断されていますが、つまるところ病気ではないんです。改善しないのはひとえにヤル気不足ゆえ。

 

変わりたいと思っているのに変わらないのは、怒ること、イライラすることにメリットがあるからです。

「成人病予防で病院に通っている肥満体の人が、食習慣を変えないから痩せない」のと同じこと(たぶん)。

イライラすると、感情がジェットコースターに乗っかるのでしょう。怒っている瞬間、あとから後悔するひととき、気持ちのアップダウンがたまらない! と、私のなかのどこかが楽しんでしまっているんです。

ほかにも、怒りの声を出したり、周囲にも伝わるようにイライラしてしまう現象は、「私は忙しいんだ、大変なんだ」というアピール、すなわち「相手に気にかけてもらえる」という勘違いにつながっている可能性もあります。

 

……我ながらゾッとするし、書きながら罪悪感が増していくなァ……。

「なら、イライラするのをやめればいいじゃん」と自分にツッコミたい。でもできないのは、イライラすることでなんらかの麻薬的な快楽を得ているからです。成人病をおそれる肥満体の人が菓子パンのドカ食いをやめられないのと同じ(たぶん)。

 

私はこんな母に育てられたくない。母として尊敬できない。というか、仲良くなるのだって嫌だ。自己肯定感が低いのは勝手だけれど、イライラをぶつけてくるのは勘弁してほしい。

子どもはどんどん「手がかかる」ようになっていくのです。たった8か月の子どもにイライラして心をかき乱されるようでは、「イヤイヤ期」などどう立ち向かうのか?

私はやはり親になっては駄目だったのではないか?

もともと子どもが嫌いだったのだから、こんな日々が来ることだって想像できたじゃないか。

産んでみたら子どもはたしかにかわいかった。かわいすぎた。いとおしすぎた。でも「言いなりになってくれるお人形」ではなく、ひとりの独立した人間なのだということを、「頭の中で理解」するだけでなく、もっと深いレベルで理解しないといけない。それなのに……

という具合で、毎日、この先育てていけるのだろうかという不安に駆られます。

 

先日、相談に行かせてもらっている子ども家庭支援センターで『家事なんて適当でいい!』という本を見つけて手に取りました。

3人のお子さんを育てているインスタグラマーさんの著書とのことですが、「子育てに悩むすべてのママへ! 最重要ミッションは『死なせない』!」というコピーに心動かされてしまったのです。

読んでみると、前半はタイトルの通り、肩の力を抜いて、世の「子育てはこうあるべし」に縛られずにやっていこうよという話。

手づかみ食べで汚れるのが嫌だから、汚れにくいものしかつかませなかったけれど、いま上手に食べてるから大丈夫! なんてエピソードには励まされました。

 

しかし後半、なんと、わりと精神論が語られていたのです。

「自分の機嫌は自分でとる」

「人に甘える練習をする」

「言わなくてもわかってほしいをやめる」

それができたら苦労しないんじゃ……というかんじですが、その最たるものは「今日だけは絶対に怒らないと決める」、その名も「ノン怒チャレンジ」というエピソードでした。

 

そんなんできるかい!!! と、読んだそばから早速怒ったことをここに報告します。

さらっと書いてんじゃねえよ! 大変なことだ、根気がいることだって書くんならプロセスを丁寧に書きやがれコノヤロー!!!

 

……と、けっこう、マジで、ムカつきました。

きっと若くてカワイくて聡明でがんばりやさんな著者さんに対し、私はあまりにも「存在価値なし婆」。

その対比図が! あまりにも! 悲しくてムカつくではありませんか!

 

なので、絶対できないんだけど、それでも「ノン怒チャレンジ」を私もやってやろうじゃないかと思い至りました。皮肉にも「ムカついたから」というのが動機です。

私はちゃんと、「ノン怒」プロセスも記していくぞコノヤローーーーーー!

(きっと著者さんはインスタやTwitterでプロセスを丁寧に発信されているものと思います)

 

そこでお願いが! 私は優しくされたいかまってちゃんなので、ノン怒チャレンジがんばってるんだね! 本当は辛いこといっぱいあるよね! でも怒らずよくがんばってるね! と励ましの声を随時いただけると、大変励みになります! 0円でできる寄付活動ということで、どうかご協力いただけましたら幸いです!

 

さあ、まずは明日がんばろう。駄目なら明後日がんばろう。それでも駄目なら以下略だ。

やらない後悔より、やった後悔。

FP2級も……ちゃんと勉強し直したいが、時間を確保しようとするとイライラが噴出するので、いったんFP試験のことはフタをしておきます。

今週のお題「最近おもしろかった本」