かれこれ5年以上は、朝に「日次レビュー(日記)」を書く習慣が続いています。前日のことや、いま考えていることなどを10~15分くらい書きだす作業です。
Evernote上でフォーマットを使って書いたり、紙のノートを使って手書きをしたり、方法はいろいろ変えてきましたが、いまは「muute」というジャーナリングアプリを使っています。
日記の醍醐味は「振り返り」だと思います。
この習慣を始めた当初は、土日に「週次レビュー」を、月末に「月次レビュー」を、年末に「年次レビュー」をしていました。
振り返りはたしかに大事だと思います。
毎日のまっただなかにいるときには気づかなかったことも、週単位や月単位で見つめ直すことで、自分の思考、行動のくせが見えてくることが多々ありました。
ただ、興味深さよりも「めんどうくささ」が大きく、週末や月末がくると「ああ、またレビューしなきゃ」という気持ちになっていました。
たとえ1週間分であっても、過去の自分と向き合うのがしんどかったのかもしれません。
そこで出会ったのが「muute」です。
このアプリ、入力した文章をAIが分析してくれて、1週間ごと、および1か月ごとに勝手に振り返りレポートを送ってくれます。
まだ1年使っていないからわからないけれど、1年経ったらそのタイミングでまたレポートを送ってくれるのかもしれないな。
自分で手間をかけずにレポートしてもらえるなんて、すばらしい!
muuteの詳しい機能は下記のプレスリリースをご覧ください。iOS、Android両方いけます。
振り返りレポートを見ていたら、muuteのAIさんに意外なことを指摘されました。
キャプチャを貼ったのでご覧ください。
「やままさんは【暮らし】に【感謝】を感じているみたいです」
自分のなかでこんなシンプルに言語化したことはありませんでした。
でも確かに毎日しみじみと感じていることです。
先月末に引っ越してから、ますますその想いは強くなっています。
夫が清水の舞台から飛び降りる気持ちでローンを組んでくれた家。
FPさんも交えて、3人で何度もキャッシュフロー表を確認して買った家。
想定していた予算よりも高かったから節約生活必至だけど、それでも諦められなくて、何日も悩んで、値切り交渉をして、買ったのです。
人生で初めての重要事項説明、分厚い頭金の束を持って行ったなあ……。
夫がどれだけがんばってくれたかを目の当たりにしているので、毎日、いまの家で暮らせていることが本当にありがたい。
ありがとうの言葉では表現しきれないくらいです。
muuteのレポートのおかげで改めて意識できました。
ありがとうとかうれしいといった気持ちって、どうしてすぐ無意識下に置かれてしまうんだろう。
怒りや悲しみなんかよりも感じていたいのに、ゲンキンなものです。
私はいま専業主婦をさせてもらっているぶん、おそらく日本国内の世帯のなかでは「夫にありがとうを伝えている妻」上位だと自負しているのですが(笑)、今朝は前掲のキャプチャを夫に見せつつ、いつもがんばってくれてありがとうという旨を伝えました。
感謝しているんだったら、もっと健康に気遣った料理をがんばらないとなあ。
そしてなにより、卑屈にならず、めそめそせず、感謝の気持ちフルスロットルで、出産に向けてゆとりある生活を罪悪感なく送ります。
出産だけは、私にしかできないことですからね! 自信もっていこう。