言いたいことやまやまです

2022年2月に出産した1985年生まれの主婦です。資料作成が好き。

育児日誌ブログ「母になっても言いたいことやまやまです」を毎週月曜日に更新中!

病院と同じことを調剤薬局でも聞かれる理由と、モヤモヤ解決案

調剤薬局で薬剤師に質問されるのが嫌な方へ

妊娠してからというもの、病院に通う機会が増えました。

薬を処方されることも多々あり、病院と並行してお世話になるのが「調剤薬局」です。

 

意識して街を歩いていると、美容院には及ばないまでもかなりの数の薬局があることに気づきます。

ドラッグストアやコンビニに併設されているタイプの店舗が増えたからというのもあるでしょう。

 

会社員時代に愛用していた銀座の調剤薬局なんて、雑誌読み放題、ドリンク飲み放題(コーンスープがあるのが高ポイント)でした。

コインランドリーのハイテク&オシャレ化が取り沙汰されるようになって久しいですが、調剤薬局も然りなのです。

 

双方、年季が入りまくった店舗があるのもまた共通点。

産婦人科の近くにあり1度だけ伺った調剤薬局はまさに「ここに歴史あり」タイプで、おじいちゃん薬剤師と近所のおじいちゃんのおしゃべりが弾みまくっていたこと、ミストシャワーのなかにいるんじゃないかと思うくらい加湿器が焚かれていたことが忘れられません。

 

みなさんのお住まいのエリアにある新&珍・調剤薬局情報もぜひうかがいたいところです。

調剤薬局でイライラしてしまったことはありませんか?

ところでそんな調剤薬局でイラッとしたことはないでしょうか。

短気で損気な私は、恥ずかしながら、薬剤師さんたちの苦労をよそに次の2点でイライラしたことがあります。

  1. 待ち時間がとにかく長いのがイヤ
  2. 症状等、すでに医師と話したことを再度尋ねられるのがイヤ

薬局で待ちながら「急いでいるんだけど!」などの声が聞こえてきたことがあるので、この記事をお読みくださっている方のなかにも、罪のない薬剤師さんたちを傷つけた、私と同罪の短気マンがいらっしゃるのではないかと思います。

 

銀行でも病院でもそうですが、スタッフさんたちに当たってもなにも解決しません。

 

そこで、過去の自分を反省し、薬剤師さんたちに平謝りの心でつくりだした

「誰にも八つ当たりしないどころか、まったくイライラせず穏やかなまま調剤薬局を利用する方法」

を共有いたします!

調剤薬局の待ち時間の煩わしさから解放される方法

まずは待ち時間問題から。

あたりまえすぎて、読んでがっかりするでしょうが、

「処方箋をあずけたら、薬局を出て数時間後に受け取りに行く」

という方法がベストです。

 

これまでお世話になった調剤薬局のいずれでも、「当日中であれば受け取りはいつでもOK」と言ってくれました。

店舗を出てしまえば、「待機時間」はただの「時間」になります。

近隣で昼食やお茶をするもよし、買い物するもよし、会社の近くなら仕事をしに戻るもよし、時間の使い方は無限大です。

何度も症状のことを尋ねられる煩わしさから解放される方法

薬剤師さんから薬を渡される際、

  • どういった症状が出ているのですか?
  • いつから具合が悪いのですか?
  • 前回服用して体調に変わりはありませんでしたか?

等々、ちょっとした問診があります。

 

薬剤師さんたちの立場も考えず、自分の都合ばかりで生きてきた私は

「それさっきお医者さんとじゅうぶん話したんだけど……」
「ずっと同じ薬なんだからどういう効果や副作用があるかはわかってるよ……」
「早くしてほしいんだけど……」

とつい思ってしまうことが多々ありました。

心療内科に通い始めて抗うつ薬を処方されてからは、薬のことについて大きな声で話してほしくないなという嫌な気持ちも。

 

みんなこの問診タイムをどう感じているのだろうと疑問に思い、「薬剤師 聞かれる」などとGoogle検索したところ、私と同じような短気損気マンの投稿がもりもり出てきました。

そしてそれに応じるように、薬剤師さんサイドからのお話が書かれている記事も出てきたのです。

それらを拝読し、「調剤薬局での問診タイムのモヤモヤ解決策」を思いつきました。

 

薬剤師さんが問診する理由がシンプルにまとまっている、日本調剤さんのページから引用します。

 

患者さまに適正にお薬をご使用いただくために、必要なことをお聞きする場合があります。
「病院でさんざん症状のことを話したのに、なぜ薬局でもう一度同じ話をしないといけないの?」と、疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。お薬をお渡しするにあたり、合わないお薬や飲み合わせの悪いお薬が処方されていないか、薬剤師が確認をさせていただいています。

 

「薬剤師さんはなぜお医者さんと似たような質問をするのか?」の理由がわかると、「何度も答えるのめんどうくさいなあ」「前回と同じ薬なのに!」などとイライラしてしまったことが申し訳なくなります……。

 

とはいえやっぱり、同じことを何度も伝えるのは地味にストレス。

この問題を解決するには、「こちらは同じことを話さなくてよい状態」かつ、「薬剤師さんがこちらの状況を把握しやすい状態」を達成しなければなりません。

 

そこで思いついたのが「お薬手帳の”れんらくちょう”化」

小学校低学年の時分、親と先生の連絡手段として活用されるあの「れんらくちょう」です。

処方箋とともに渡す「お薬手帳」に、先方が必要としている情報を記入するのはどうだろうか!?

 

前述の日本調剤のページには、薬剤師さんが必要としている情報(=薬提供時に確認するポイント)について次のように記載されています。

 

お伺いする内容の一例


◎お薬の飲み忘れはないか
◎お薬を使用していての体調の変化(副作用の確認)

◎ほかに使用しているお薬があるか(ほかに持病はあるか)

◎血液検査や血圧などの変化があるか(検査値など)

◎病状や病名

◎<女性の場合>妊娠中・授乳中であるか(その可能性があるかどうか)  など

 

これを踏まえて、病院の会計待ち時間などを使ってお薬手帳に現状を記入すれば万事解決!

たとえばこんな感じです。

 

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あまりにもあっさりした書き方ですが、これだけでも問診時間はずいぶん短くなったように感じます。

すでに何回か、この方法で薬剤師さんのお世話になっています。

(必ず尋ねられる質問のひとつに「薬を飲んでいて体調に変化はなかったか」があります。その点を書き添えそこねたことが、このときの反省ポイントでした)

 

「れんらくちょう化」させてみて我ながらいいなと思ったのは、こちらの疑問や不安も気軽に投げ込みやすくなる点です。

 

薬についてお医者さんに聞きそびれてしまったことや、わかりにくかったこと、他の薬との飲み合わせで不安に感じていることなど、いざ薬剤師さんと対面すると聞き忘れてしまうことも、お薬手帳にメモしておく。

他人に聞かれたくない病名や薬名なのであれば、そうした自分の気持ちも正直に書き添えておく!

(「以心伝心」なんて嘘っぱちです。ちゃんと言語化して渡さなければ気持ちは伝わりません。

「察しろ」「想像すればわかるだろ」なんていうのは暴力言語!!)

 

このやり方だと、薬剤師さんのお仕事上、都合がよくなるのかそうでもないのか……まだご本人に意見を伺ったことがないのでちょっと不安もあったりして。

でも、ひとりよがりな感想にはなりますが、伝えるべきことをしっかり伝えられるし、理解してもらえれば問診タイムはぐっとコンパクトになるのでおすすめです。

 

それから、メモを添えていてもなお尋ねられることがあれば、「薬剤師さんはそういうことも知りたいのか!」と勉強にもなります。

調剤薬局での薬受け渡し時にモヤモヤしてしまう方は、もしよければお試しください。

 

最後に……薬剤師のみなさん、いつも限られた情報のなかで処方薬を準備してくださりありがとうございます!m(_ _)m