出産してからも自分の時間はほしい! ブログも書きたい!
ということで編み出した「超朝活」。
朝4時ごろ、オールナイトニッポンをすべて放送し終えたニッポン放送で上柳昌彦さんの声を聴きながらコーヒーを飲み、5時になればTBSラジオに移行して(生島)ヒロシの適当トークに活力をもらう……すばらしいひとときでした。
しかしそれも、もはや過去の出来事。
成長著しい乳幼児との生活を「ルーチンワーク」化するのは至難の業です。
母親歴1年1ヶ月強で、やっとやっとわかりかけてきました。
超朝活を楽しんでいたのはつい3ヶ月前だというのに、いまとなっては私がもぞもぞとベッドから出ようとすると、つられて娘が目覚める事態となっています。
「だるまさんがころんだ」ならぬ「おかあさんがおきあがった」ゲームのつもりで挑んでみたこともありますが、先生にはうしろにも目がついているんですよとでも言わんばかりの反応で、惨敗……。
しばらくは「くそっ、本当は朝活したいのに!」と被害者モードになってしまいましたが、さすがに諦めました。
「超朝活ができる時期からの卒業を迎えた」ということなのですよね。
いやだ! 留年したい! と言っても(私立校はどうか知りませんが)進級してしまうのと同じで、受け入れる以外の道はない。抗うとしんどいだけ。
そういうことがやっと、わかってきた気がします。
だから朝時間を諦めました。
やりたいこといろいろあるけど、諦めました。
抗えばストレスがかかるので、残念だけど「そういう時期」と割り切ることに。
叶わないものを追いかけているときほど不毛で辛い時間はありません。
やってみたら、もちろん後ろ髪ひかれる想いはあるけれど、ラクになりました。
娘はハイハイとつかまり立ちで、狭い家を動き回っています。
「キッチンには入らないで」「リビングルームから出ないで」などと警備員のように見張って、ちょっとでも違反すればホイッスルを鳴らす。そんな生活をしていました。
これがもう、疲れるのなんの!
- 見張っているのが単純にしんどい
- だめだと言って、10kg近い子どもを引き戻すのがしんどい
- 泣かれるのがしんどい
- だめだと言っても懲りずに挑み続けてくるのでしんどい
- だめだと言うこと自体がしんどい
というわけで、本当にだめ! なところを絞り込んで、あとはキッチンでもなんでも動き回ってもらうことにしました。
ペダル式のゴミ箱なんて、格好の餌食です。
以前は「汚いからだめ!」でしたが、ならば汚くなければいいよねということで、拭き掃除。
本人が満足するまで遊んでもらうことにしました。
ゴミがそれなりに溜まって、漁れる高さになっていたら蓋に養生テープを貼って開けられないように。
手の届く位置にある引き出しも、ぽいぽい出されても辛くないものだけ入れることに。
結局「だめ」の原因はこちらが作っているだけで、「自分が理想とする空間」を諦めさえすれば、いくらでも工夫のしようはあるのですよね。
子どもが好き勝手動けるようにしたら、こちらも怒る機会が減って少しラクになりました。
なにより、泣かれる機会が激減したのが大きかった!
いまだに、自分の子どもであっても、泣き声は本当に苦手です。すごくイライラしてしまう。