こんばんは、食物繊維の時間です。
便秘解消の鍵は「不溶性食物繊維」
以前「便秘解決!気がつくと炒り大豆ばかり食べている」という記事を書き、
- イージーファイバーやビフィズス菌や発酵食品摂ってるけど出ない
- オリーブオイル飲んだり大根断食したりしてもだめ
- うさぎ系が出る(俗にいうコロコロ便)
- どうもこれは「弛緩性便秘」というやつっぽい
- 腸のぜん動運動が足りないのが原因らしい
- 腸のぜん動に効果があるのは「不溶性食物繊維」(イージーファイバーは水溶性)
- きのこや大豆に含まれているので毎日食べている
……という近況をご報告いたしました。
不溶性食物繊維は水溶性と異なり、サプリでサクッと摂取できないのです。
きのこ大豆活動が効いている
きのこと大豆の効果でしょうか、いまのところなかなか快腸です。
便秘対策にはずいぶんお金をかけてきました。
断食ホテルで「バウエル腸セラピー」なるものも受けたことがあります。これをずっと「パウエル」だと思っていました。国務長官級の整腸効果を期待しましたが、我が腸国は乱れたままでありました。
そりゃあそうです、パウエルじゃなくてバウエルなのだもの。ついでに「こどものバイエル」で私のピアノセンスのなさが刺激された幼少期のことまで思い出されてきました。アーッ!私を苦しめた赤と黄色よ!
それが、肉のハナマサでたかだか78円程度のえのき、エリンギ、ぶなしめじが助けてくれるだなんて。煎り大豆はAmazonで購入していますが1kgで1,300円でした(商品情報は後述)。
これまでの私の出費とはなんだったのか。資本主義社会を回すエネルギーとしてご査収いただいたのだと思います。そう思わなければ浮かばれません。
不溶性食物繊維説が正しいのなら「切り干し大根」だ
大豆ときのこの効果により、私の不溶性食物繊維に対する信仰心は高まっています。
大塚製薬さんの「食品に含まれる食物繊維量一覧」というサイトをあらためてチェックいたしました。
これによれば、可食部100gに含まれる不溶性食物繊維量のダントツトップは「きくらげ(57.4g)」です。しかしきくらげは安いとはいえません。毎日食べたいのです。貧民にはムリ。
そんな私にぴったりなもの、それが「切り干し大根(17.1g)」でした。近所の「まいばすけっと」で100円です。たいがいのところで100円です(たぶん)。これだ!でも使い方がわからない!
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実は地味に料理教室に通っており、なんと今月、偶然にも切り干し大根のサラダのレシピを教わることになっていたのです。オリーブなどと炒める温サラダ。大変オシャレかつおいしい一品でした。でもたぶん家でつくらない……気がする。
「先生、切り干し大根ってほかにどうやって使えばいいですか。ちなみに、煮るのは面倒くさいです」
「適当に炒めてもおいしいですし、お味噌汁に入れるのはどうでしょう。戻し汁は出汁としても使えますよ」
先生はとても優しいのです。味噌汁に入れるだけなら簡単!
しかし私がとった行動は「水で戻してしょうゆをかけて食べる」でした。
戻し汁は出汁になるとおっしゃっていたなあ……と思ってすすってみれば、まあなんとおいしいのでしょう。甘い。旨い。写真撮影して記録をとっておくのも忘れて、もりもり食べてしまいました。
しかしなんでも食べ過ぎはいけませんね。ゲップが止まらず、胸焼けしたような感覚に。
とりあえず今日は快腸です。せっかく安いので、食べ過ぎに注意しつつ切り干しライフを送りたいと思います。
ところで私があれだけ信じていたきのこ群、しいたけは3g、しめじは2.6gという不溶性食物繊維量でした。切り干し大根が17.1gですから、それほどでもなかったのですね。ちなみに乾燥大豆は15.3gです。
参考リンク
▼愛用している煎り大豆です
▼きのこと大豆への熱い想いを話しました
▼大豆は少し湿けているのが好きです(炒めものに入れるとよい)